春はるはやって来くる
耳みみを澄すませば 足音あしおとが ほら聞きこえる
ハルニレの森もりを抜ぬける風かぜに包つつまれながら
夕方ゆうがたの北きた大通おおどおりをふわりと歩あるいて行いく
例たとえ一いち秒後びょうごだって先さきの事ことは知しらないから
誰だれもが不安ふあんと期待きたいとを抱かかえてすれ違ちがう
ヘマをやらかして 落おち込こんで
逃にげ出だしたい日ひもあるけど
良よい事ことも転ころがっているさ
そう遠とおくない未来みらいで
春はるはやって来くる
誰だれにも告つげずに
何なに食くわぬ顔かおをして
宝物たからものを隠かくして焦じらしながら
花はなが咲さくまで歩あゆみは止とめずに
果はてしなき道みちを行いこう
それぞれのペースで自分じぶんなりの景色けしきを描えがいて
黄昏たそがれを胸むねに集あつめ
深呼吸しんこきゅうをしてみたら
家路いえじを急いそぐ人波ひとなみも
スローモーションに見みえる
愚痴ぐちを転ころがして 管くだ巻まいて
癒いやされているようじゃダサい
そんな自分じぶんはヤメにして
さぁ 前まえを向むけ
春はるはやって来くる
選えりすぐりはせずに
同おなじだけ手てを広ひろげ
笑わらい声ごえの源もとをちらつかせながら
花はなが咲さくまで歩あゆみは止とめずに
広ひろい大地だいちを踏ふみしめよう
それぞれのセンスで
自分じぶんなりの大志たいしを抱だいて
悲かなしみに暮くれても
消きえ去さりはしないから
胸むねの奥おくへと押おしやって
ほんの少すこし 忘わすれた振ふりするのかな
春はるはやって来くる
誰だれにも告つげずに
何なに食くわぬ顔かおをして
宝物たからものを隠かくして焦じらしながら
花はなが咲さくまで歩あゆみは止とめずに
果はてしなき道みちを行いこう
それぞれのペースで自分じぶんなりの景色けしきを描えがいて
春はるはやって来くる
顔かおを上あげれば 目めの前まえに
春haruはやってhayatte来kuるru
耳mimiをwo澄suませばmaseba 足音ashiotoがga ほらhora聞kiこえるkoeru
ハルニレharunireのno森moriをwo抜nuけるkeru風kazeにni包tsutsuまれながらmarenagara
夕方yuugataのno北kita大通oodooりをふわりとriwofuwarito歩aruいてite行iくku
例tatoえe一ichi秒後byougoだってdatte先sakiのno事kotoはha知shiらないからranaikara
誰dareもがmoga不安fuanとto期待kitaiとをtowo抱kakaえてすれetesure違chigaうu
ヘマhemaをやらかしてwoyarakashite 落oちchi込koんでnde
逃niげge出daしたいshitai日hiもあるけどmoarukedo
良yoいi事kotoもmo転koroがっているさgatteirusa
そうsou遠tooくないkunai未来miraiでde
春haruはやってhayatte来kuるru
誰dareにもnimo告tsuげずにgezuni
何nani食kuわぬwanu顔kaoをしてwoshite
宝物takaramonoをwo隠kakuしてshite焦jiらしながらrashinagara
花hanaがga咲saくまでkumade歩ayuみはmiha止toめずにmezuni
果haてしなきteshinaki道michiをwo行iこうkou
それぞれのsorezorenoペpeースsuでde自分jibunなりのnarino景色keshikiをwo描egaいてite
黄昏tasogareをwo胸muneにni集atsuめme
深呼吸shinkokyuuをしてみたらwoshitemitara
家路iejiをwo急isoぐgu人波hitonamiもmo
スロsuroーモmoーションsyonにni見miえるeru
愚痴guchiをwo転koroがしてgashite 管kuda巻maいてite
癒iyaされているようじゃsareteiruyoujaダサdasaいi
そんなsonna自分jibunはhaヤメyameにしてnishite
さぁsaa 前maeをwo向muけke
春haruはやってhayatte来kuるru
選eりすぐりはせずにrisugurihasezuni
同onaじだけjidake手teをwo広hiroげge
笑waraいi声goeのno源motoをちらつかせながらwochiratsukasenagara
花hanaがga咲saくまでkumade歩ayuみはmiha止toめずにmezuni
広hiroいi大地daichiをwo踏fuみしめようmishimeyou
それぞれのsorezorenoセンスsensuでde
自分jibunなりのnarino大志taishiをwo抱daいてite
悲kanaしみにshimini暮kuれてもretemo
消kiえe去saりはしないからrihashinaikara
胸muneのno奥okuへとheto押oしやってshiyatte
ほんのhonno少sukoしshi 忘wasuれたreta振fuりするのかなrisurunokana
春haruはやってhayatte来kuるru
誰dareにもnimo告tsuげずにgezuni
何nani食kuわぬwanu顔kaoをしてwoshite
宝物takaramonoをwo隠kakuしてshite焦jiらしながらrashinagara
花hanaがga咲saくまでkumade歩ayuみはmiha止toめずにmezuni
果haてしなきteshinaki道michiをwo行iこうkou
それぞれのsorezorenoペpeースsuでde自分jibunなりのnarino景色keshikiをwo描egaいてite
春haruはやってhayatte来kuるru
顔kaoをwo上aげればgereba 目meのno前maeにni