それでも世界が続くならが、実験音響による異例のレコーディングや栗原の片手でのドラムプレイが話題となった5枚目となる最新アルバム、「僕は透明になりたかった」より、5月13日のリリースに向け、先日公開された「響かない部屋」の続編MV、「晴れた日の教室」をYouTubeにて公開した。
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前作「響かない部屋」は、“いじめ”による“復讐”をテーマに、主人公の妄想編として描かれた痛烈な映像作品だったが、今作「晴れた日の教室」は真逆とも言える、誰にも知られることのない“現実”と“無力さ”をテーマに、行動する事ができずに流されていく主人公の現実の姿を、スローモーションを利用した無気力感のある映像で描かれている。前作のMVを、敢えてまるまる1本「想像上の自分」としての布石にすることで、知られることのない本心と現実を、描かないことで表現した本作のもうひとつのエンディングは、重々しいほどの無力さに溢れている。
また、アルバム発売日である5月13日には、既に発表されているワンマンツアー「半透明な帰宅」のニコニコ公式生放送公演(http://live.nicovideo.jp/watch/lv220010083)として、スタジオライブを生配信する事が、webラジオ番組「深夜学級」内にて発表された。改造アンプの美しい轟音とライブハウスの空間を利用した音響空間で、近代最高峰のライブバンドとして各方面で評価されているそれでも世界が続くならだが、規模の大きな全国ツアーなどをあまり行わない彼らだけに、今回のスタジオライブの生配信も大きな話題になりそうだ。
◇それでも世界が続くなら「晴れた日の教室」
●ニコニコ生放送公式番組 情報
『それでも世界が続くならワンマンツアー「半透明な帰宅」ニコニコ生放送公演』
2015年5月13日(水)
20:00-21:00 ミュージックビデオ
21:00-22:00 スタジオライブ
22:00-22:15 プレミアムコーナー
http://live.nicovideo.jp/watch/lv220010083
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