森山直太朗 音楽と演劇を融合させた5年ぶりの劇場公演「あの城」が映像作品化、発売決定!
15周年アニバーサリーの締め括りに、2017年9月14日から10月1日まで、下北沢・本多劇場にて上演された劇場公演「あの城」。9月26日の公演を映像作品化、3月21日に発売されることが決定した。劇場公演とは、森山直太朗の音楽と演劇を有機的に融合させた舞台で、今作品『あの城』は、『森の人』(2005年)、『とある物語』(2012年)に続き5年振り3作目となっている。主演は森山直太朗、作・演出は楽曲の共同制作者であり詩人の御徒町凧が手がけている。
『あの城』で描かれているのは、敵国に侵略されて“あの城”から逃げてきた、幼い王子とその取り巻きたちの物語。国境近くの森の奥で野営を続けているが、食料も底をつき進退を迫られている。微妙に変化していく彼らを取り巻く状況。城に戻るべきなのか、このまま逃亡を続けるべきなのか、それぞれの価値観に未来は翻弄されていく。
劇中では「雨だけど雨だから」「声」「生きる(って言い切る)」といった森山直太朗の楽曲が歌われるが、物語の世界と絡み合い、その歌は通常のコンサートとはまた違った響きを帯びて聞こえてくる。また、「糧」「茜」「自分が自分でないみたい」など、この公演のために制作された新曲も披露。マイクを通さない生声での歌唱や客席の中で歌うシーンなどもあり、劇場公演ならではの歌声を楽しむことができる。
完全生産限定ファンクラブ盤には、新たにスタジオレコーディングした「糧」の音源や本編より厳選された劇場公演音源を収録したCDも同梱。また、「あの城」メイキングドキュメンタリーも特典映像として収録されている。さらに、縮刷版台本、「あの城」ステッカーが特典としてついてくる豪華な内容になっている。完全生産限定ファンクラブ盤はBlu-ray+CD、DVD(2枚組)+CDの2形態、通常盤はDVD(2枚組)のみの1形態となっている。
2018年、16年目に入った森山直太朗の活動からも目が離せない。
劇場公演「あの城」概要
開催日程:2017年9月14日(木)~10月1日(日)場所:東京都 本多劇場
作・演出:御徒町凧
詞曲:森山直太朗、御徒町凧
音楽監督:河野圭
出演:森山直太朗、皆本麻帆、富岡晃一郎、町田マリー、黒田大輔
河野圭(Piano)、西海孝(Guitar)、朝倉真司(Percussion)、須原杏(Violin)、林田順平(Cello)