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May J.、客席で観ていたらデイヴィッド・フォスターから指名されステージへ!


Dフォスターとサブライズステージ!

グラミー賞、ジュノー賞、エミー賞、ゴールデングローブ賞など数々の栄誉に輝く"ヒットマン"、デイヴィッド・フォスターが来日。2018年11月30日~12月3日の4日間、世界的にも非常にレアなクラブ公演がブルーノート東京30周年を記念して行われた。

70年代から本格的な活動を開始し、アース・ウィンド&ファイアー、マドンナ、マイケル・ジャクソン、シカゴ、ホイットニー・ヒューストン、ナタリー・コール等、名だたるアーティストのビッグ・ヒットを制作。セリーヌ・ディオンやダーティ・ループスにいち早く注目し、世界的な存在へと押し上げたのもフォスターの功績だ。

そんな彼の演奏を一目見たいとMay J.は「観客」としてブルーノート東京で観覧していた時、その奇跡は起こった。

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4日間連続の最終公演ということもあってか、すっかり気さくなMCと数々の名曲を披露するフォスター。彼がスタッフから耳にした情報で、May J.が客席にいることは聞いて覚えていたらしい。

大好きな「To Love You More」

「今夜、日本でとても有名で美しくて、素晴らしいシンガーが観に来てくれているらしい、会ったことないんだけど、May J.という女性。どこにいるかな?」
という突然の呼びかけに本人もびっくり。まさかの憧れの人にからの呼びかけに思いも掛けない彼女はドギマギしながらもステージへ。フォスターと初の挨拶で緊張する中、
「急だけど僕の曲、歌えたりするのかな?」
とフォスターからセッションの提案。May J.は大好きなセリーヌ・ディオンの「To Love You More」と答え、その場でリハ無しのサブライズステージとなった。

奇跡のセッション!

May J.の歌唱に1コーラスだったと思われる演奏も2コーラスやリフレインがセッションで足され、会場中がその「音楽的なコミュニケーション」を目の当たりに。まさに奇跡のセッションが行われた瞬間だった。

その後、May J.は観客席に戻るも、本編ラストの「September/ EW&F」でもフォスターが「May J.もステージに上がれ!」と呼びかけ、再びステージに。
ジョーダン・ジョン(ヴォーカル)、ソヒャン(ヴォーカル)、デイビッド・ネグレテ(サックス)、トロイ・ローレタ(キーボード)、チャールズ・ローゼン(ベース)、ジョン・ロビンソン(ドラムス)、デイヴィッド・フォスター(ピアノ)という豪華すぎる面々とハッピーなエンディングを過ごした。

May J.は幼少の時よりフォスターの音楽に深く触れてきており、まさに彼はレジェンドで憧れの存在。最新作「Cinema Song Covers」でも、プロデュース作、『オールウェイズ・ラヴ・ユー/ホイットニー・ヒューストン』(映画「ボディガード」テーマ)をカバー収録していた。

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