カヴァーセッション映像「調律」公開
2018年10月に発表した『平成』が「第11回CDショップ大賞」を受賞するほか、月9ドラマ「監察医 朝顔」の主題歌を担当したことでも話題を呼んだシンガーソングライター折坂悠太。今回、日本でも人気を集める韓国のシンガーソングライター、イ・ランと共に韓国で撮影したカヴァーセッション映像「調律」を公開した。
対談をきっかけに実現
折坂は8月にライブで訪れた韓国に10日ほど滞在し、韓国のミュージシャンたちと交友。中でも、2018年末に行った対談をきっかけに親交を温めていたイ・ランとは何か形にできればと話し合い、今回カヴァーセッション映像作品を制作した。
「調律」は、韓国の歌手、ハン・ヨンエによる楽曲。映像制作は韓国の撮影チームThe Docentによるもので、ソウル漢河で撮影された。
弾き語りツーマンツアー開催
折坂は、10月3日の京都公演を皮切りに全国12か所を巡る、弾き語りツーマンツアー“折坂悠太のツーと言えばカー2019”を行う。宮城公演、北海道公演ではイ・ランとも共演する。一部チケットは現在も発売中。
イ・ラン(이랑)
韓国ソウル生まれのマルチ・アーティスト。
2012年にファースト・アルバム『ヨンヨンスン』を、2016年に第14回韓国大衆音楽賞最優秀フォーク楽曲賞を受賞したセカンド・アルバム『神様ごっこ』をリリースして大きな注目を浴びる。
2019年には柴田聡子との共作盤『ランナウェイ』を発表。さらに、2018年にはエッセイ集『悲しくてかっこいい人』を、2019年にはコミック『私が30代になった』を本邦でも上梓。その真摯で嘘のない発言やフレンドリーな姿勢、思考、行動が韓日両国でセンセーションとシンパシーを生んでいる。