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TK from 凛として時雨、新木場STUDIO COASTでの公演のオフィシャルレポートが到着!

Photo 岡田貴之

東名阪ツアーがスタート!

TK from 凛として時雨の東名阪ワンマンツアー「Bi-Phase Brain“L side”」の新木場STUDIO COASTでの公演のオフィシャルレポートが到着!

名阪公演では、ゲストアクトとしてCö shu Nieが出演するが、特別なコラボレーションが見られるのか期待が高まる。

新木場STUDIO COASTでの公演のオフィシャルレポート

TK from 凛として時雨「Bi-Phase Brain“L side”」
2019.10.3 新木場STUDIO COAST

10月3日、TK from 凛として時雨がツアー「Bi-Phase Brain“L side”」の東京公演を新木場STUDIO COASTで開催した。

この日はともにTVアニメ『東京喰種』の主題歌を担当した縁のあるösterreich(読み:オストライヒ)がゲストアクトとして出演。

ゲストアクトösterreichの初ライブ!

Photo Kana Tarumi

2013年に解散したthe cabsの高橋國光のソロプロジェクトであるösterreichにとっては、記念すべき初ライブとなった。

österreichのサポートには、ボーカルに 飯田瑞規(cinema staff)と鎌野愛、ピアノに Gecko&Tokage Paradeの佐藤航、ベースに三島想平 (cinema staff/peelingwards)、ドラムにDALLJUB STEP CLUBのGOTO、 ヴァイオリンに須原杏という豪華な顔触れが集結。

まず飯田を除くメンバーが立ち位置に着くと、ステージ前方上手の高橋が一人でギターをかき鳴らし、“贅沢な骨”でライブがスタート。

複雑な拍子・展開の楽曲をメンバーが高い演奏能力で再現していく中、誰よりもエモーショナルに、体全体を揺らしながら演奏する高橋の姿が何とも印象的だ。

感謝の言葉を繰り返す

Photo Kana Tarumi

アニメ『東京喰種』第2期のオープニングテーマとして、2015年に発表されたösterreichのはじまりの曲“無能”、さらには“映画”と、前半は鎌野ボーカルの曲が続き、高橋は一曲が終わるごとに「ありがとう」と感謝を伝える。

場内から「おかえり!」という声も飛び交う中、「今日のために新曲を作ってきました」と言って始まったライブ後半戦からは飯田も加わり、アッパーな新曲、鎌野とのツインボーカルを生かした新曲と続く。

複雑な構成の曲であることに変わりはないが、それでも前半の曲に比べればリズムがストレートで、メロディーが立ち、この数年での高橋の変化を感じさせる。

「誘ってくれたTKさん、どうもありがとう。すべてのきっかけを作ってくれた、石田くんにもありがとう」と、『東京喰種』の原作者である石田スイに感謝を伝えると、最後にアニメ『東京喰種』最終章のエンディングを飾った“楽園の君”を披露。強烈なインパクトを残して、österreichとしての初ライブを終えた。

TKのステージは「kalei de scope」でスタート!

Photo 岡田貴之

TK from 凛として時雨のステージは“kalei de scope”からスタート。

ドラムのBOBO、ベースの吉田一郎不可触世界、ピアノの大古晴菜、ヴァイオリンの佐藤帆乃佳という強固なサポートメンバーとともに奏でられるアンサンブルはもはや鉄壁で、さらには映像演出も加わり、聴覚と視覚の両面で張りつめた世界観を展開していく。

中盤ではアコギを用いた“haze”や、バラードの“memento”などを挟みつつ、イントロから大歓声の起きた“Fantastic Magic”や、印象的なピアノのループとカオティックな展開が折り重なる“Shandy”ではアグレッシヴに攻めたりと、緩急を生かしたステージ構成もさすがだ。

「初めてやる曲を。僕一人ではできないので、助けを借ります」と言って、österreichに続いての参加となる鎌野愛が迎えられ、披露されたのは“moving on”。

音源ではsalyuが参加していたパートを鎌野が担当し、TKらしいトランシーな楽曲の高揚感をサビのハイトーンが加速させていく。

新曲「melt」も初披露!

さらには、前日に配信リリースされたばかりの最新曲“melt”でも、ヨルシカのsuisに代わって、鎌野がボーカルを担当。

音源はギター以外打ち込みだったが、ライブでは同期も用いつつ生演奏に置き換えられ、実写とCGを織り交ぜたミュージックビデオとともにドラマチックなサウンドスケープを広げて行く。

“moving on”といい“melt”といい、女性ボーカリストからの刺激を受けつつ、最近のTKはメロディーメーカーとしての才能も際立っているように感じられる。

ラストは“melt”から一転、最初期曲であるプログレッシヴな大作“film a moment”で締め括られた。

アンコールでさらなる盛り上がり

Photo 岡田貴之

アンコールでは「國光くんが来てくれるか心配だったけど、安心しました」と笑いながら感謝を伝え、アニメ『東京喰種』第1期のオープニングテーマだった“unravel”が始まると、フロアの盛り上がりは一気に沸点へ。

さらに、“P.S. RED I”を畳み掛けると、クライマックスが何度も押し寄せるような怒涛の展開でピークタイムを更新し、ライブが終了。異才同士が正面からぶつかり合った、貴重な一夜が幕を閉じた。

なお、「Bi-Phase Brain “L side”」は10月8日に名古屋DIAMOND HALL、10月9日になんばHatchで開催され、この2日間にはゲストアクトとしてCö shu Nieが出演する。

Text: 金子厚武

▲TK from 凛として時雨 Digital Single「melt (with suis from ヨルシカ)」 Music Video

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