「マリアロード」が主題歌に!
11月にデビュー・アルバム『STORY TELEER』をリリースした Sano ibuki。発売となるや、早くも全国各地で絶賛の反響、気鋭のニューカマーの登場に注目が集まる中、12月11日(水)には、アニメ映画『ぼくらの7日間戦争』(2019年12月13日公開)主題歌となる 1stシングル「決戦前夜/おまじない/スピリット」をリリース。
そしてこの度新たに、2020年1月24日公開の映画『his』の主題歌を担当することが決定した。
監督からの依頼で書き下ろした楽曲
映画『his』は、『愛がなんだ』のヒットが記憶に新しい、恋愛映画の旗手・今泉力哉監督によって、男性ふたりの恋愛を描いた話題の最新作。主演は宮沢氷魚、相手役に藤原季節ほか、今注目の俳優陣が顔を並べる。
Sanoの主題歌起用について、2017年にデビューへのきっけにもなった自主製作音源「魔法」が映画製作陣の耳に留まり、この新進気鋭のシンガーソングライターへの主題歌を依頼、抜擢することとなった。
映画主題歌となる「マリアロード」は、今泉監督の依頼を受け、Sano が『his』のために書きおろした新曲。
曲を作る上で、監督と Sano は数時間にわたって話し合いながら楽曲の世界観を作り上げた。
映画世界に寄り添い完成した「マリアロード」は、映画公開に先駆け、11月にリリースしたアルバム「STORY TELLER」に収録された。
『his』新予告篇公開!
12月17日より、主題歌「マリアロード」を起用した映画『his』新予告篇を公開。新予告篇映像では、迅が渚に伝えた“ある決意”をきっかけに楽曲がスタート。
彼らを包む切なさをさらに盛り上げ、それでいて優しく寄り添うような予告映像となっている。
Sano ibuki コメント
今回「his」の主題歌を担当させて頂きました。"マリアロード"という曲です。
主人公達含め、登場人物それぞれが普通という表層的な言葉の中で、本物を探す姿を音楽で表現するために模索していった末に完成した楽曲です。
今泉監督が作る世界は他人事ではないのに、近すぎない。
そんな距離感に僭越ながら近しいものを感じたこともあり、この素晴らしい作品の一部になれたことを素直に嬉しく、誇りに思います。
今泉力哉監督 コメント
主題歌をつくってもらうにあたり、Sano さんとお話しする時間をいただいた。どんな曲にするかという話より、世の中と自分たちの音楽や映画との距離の話や、主張があるとしてもそれを強い言葉やわかりやすい言葉で届けないことの温度などについてたくさん話した。
安易な言葉での表現をお互いに苦手としていることなどを話した。
言葉って今は「刺さる」とかで修飾されるけど、「届ける」とか「寄り添う」とかそういう方がいいとか。
そしてつくっていただいた楽曲「マリアロード」は、さまざまな視点と色を持った暖かくも孤独を纏った曲でとても美しかった。
これからも Sano さんの曲を聞いていきたいと思う。
宮沢氷魚 コメント
初めて聴いた時、とても感動したのを覚えています。優しいメロディ。そして、それに乗った暖かい歌詞。『his』のストーリーに寄り添うような内容にグッと来ました。迅と渚が共に想い合う絵が浮かんできます。
映画概要
映画『his』2020年1月24日(金)より、新宿武蔵野館ほか、全国ロードショー【ストーリー】
井川迅は周囲にゲイだと知られることを恐れ、ひっそりと一人で田舎暮らしを送っていた。そこに、6 歳の娘・空を連れて、元恋人の日比野渚が突然現れる。「しばらくの間、居候させて欲しい」と言う渚に戸惑いを隠せない迅だったが、いつしか空も懐き、周囲の人々も三人を受け入れていく。
そんな中、渚は妻・玲奈との間で離婚と親権の協議をしていることを迅に打ち明ける。ある日、玲奈が空を東京に連れて戻してしまう。落ち込む渚に対して、迅は「渚と空ちゃんと三人で一緒に生きていたい」と気持ちを伝える。
しかし、離婚調停が進んでいく中で、迅たちは、玲奈の弁護士や裁判官から心ない言葉を浴びせられ、自分たちを取り巻く環境に改めて向き合うことになっていく――。
出演
宮沢氷魚 / 藤原季節 / 松本若菜 / 松本穂香 / 外村紗玖良 / 中村久美 / 鈴木慶一 / 根岸季衣 / 堀部圭亮 / 戸田恵子
監督:今泉力哉
企画・脚本:アサダアツシ
音楽:渡邊 崇
製作プロダクション:ダブ 企画製作:メ~テレ
製作:映画「his」製作委員会
配給・宣伝:ファントム・フィルム
©2020 映画「his」製作委員会 (日本/5.1ch/カラー/127 分)
▷公式サイト
[問]ファントム・フィルム(向井・福田・岡部・森田・鶴田)
TEL:03-6276-4035 FAX:03-6276-4036