『しゃくなげ色の空』リリース決定
長渕剛の新曲が発表となった。タイトルは、『しゃくなげ色の空』。1月下旬から徐々に世界を震撼させた新型コロナウイルスによる感染拡大の恐怖の中、アーティスト・長渕 剛は何を思い、日々を過ごしていたのか?!
3.11の東日本大震災で日本を一つにしようと立ち上がった長渕剛が、遂に日本人全ての人の心を代弁するかのような楽曲を完成させた。
複雑な思いを詩に
日本中が自粛要請に従い、賑わっていた街並みがゴーストタウンの如く変貌し、元気に息づいていた街からその息遣いが消えた。家族、恋人、大切な人同士も触れ合うことをためらうような日々が続く。誰もが「孤立を感じる状況が続く。そんな状況の中、長渕剛もまた恐怖と孤立感を感じていたという。
「会いたい」と思っても、会えないもどかしさ。言葉にはならない複雑な思い。その思いを詩に紡ぎ始める。
「君がいない。僕がいるのに。」
楽曲の前半で現実を突きつけられる。声や映像でつながっていてもそこにはリアルな人はいない。温もりを感じることのできない人だけがいる。
それでも
「勝つために君をおきざりにしない~
手を伸ばすから掴んでほしい、触ってほしい、抱きしめてほしい。
君と生きて、君と死んで、君と生まれて、そして僕はここにいるから。」
絶望の中でも誰かを思い、大切な人のために自分ができることはとてもシンプルなことだという小さな希望に満ちた詩が紡がれていく。
花言葉は「尊厳」そして「威厳」
そして、本楽曲のタイトルに使われてる「しゃくなげ(石楠花)」という花は、日本中が自粛モードになってから長渕剛が過ごしていた家の庭に咲いていた真っ赤な鮮やかな色の花だったという。この花の花言葉は「尊厳」そして「威厳」。
鮮やかな赤には「生きる活力」が象徴されているかのよう。日本人、全ての人が現実に真摯に向き合い、人を守るために自分にできることを考えることは、まさに「人」としての尊厳なのではないか?!
女性と初コラボ、feat. AI
更に、今回の楽曲を長渕剛のソロではなく、シンガーソングライター・AIと共に歌う。長渕剛の出身地である鹿児島県で育ったAIとは、以前から親交があったという。長渕剛が女性とのコラボによって楽曲を発表するのは、初めてのことだ。
人類には、男と女しかいない。長渕剛は、男女でこの楽曲を歌うことで、さらなる希望を創出したかったと、今回のコラボレーションについて語っている。
■長渕剛 コメント
俺たちは、とんでもない不安と恐怖をはっきりと感じた。
世界の全ての人々もみな平等の恐怖を。
やすやすと希望や優しさを打ち立てられない現実に直面している。
全てが止まった時に、俺は空を見た。
皮肉にも、今まで生きてきて見たことも無いほどに空がキラキラ輝いていた。
鳥たちも帰ってきた。
そして、歌を書いた。
日本の宝ともいうべき 歌姫 AI に電話した。
いっしょに「今」を歌おう!!って。
そして、歌った。
二人で歌った。
俺もAIも生きている喜びをしっかり感じた。
だから、みんなにもすぐ聴いてもらいたいと思った。
■AI コメント
日本に希望を撃ち込みたい。“AIちゃん力を貸してくれ”」と長渕さんから連絡がありまして、最初は私がまさか一緒に歌うなんてめっそうもございやせん!!!って感じでしたが、、
歌を聴けば聞くほどその歌詞の意味がどんどん伝わってきて本当に素晴らしい歌だなと、、
ただ歌ってみたらやっぱり長渕さん節が私にはなかなか難しく感じを掴むまで時間がかかりましたが心を込めて精一杯頑張りました!
とにかく一緒に歌えて光栄です!!
鹿児島県出身。 ソロアーティストとしてアルバム初登場1位獲得数12作品、トータル売上げ2000万枚を突破。 伝説となっている、2004年桜島オールナイトコンサートでは7万5千人、2015年富士山麓オールナイトライブでは10万人を動員し、数々の名曲を世に送り出した日本を代表するアーティストであ···
アメリカ合衆国ロサンゼルス生まれ。鹿児島県鹿児島市育ち。 ゴスペルクワイアーで鍛えた本格的な歌唱力、L.A名門アートスクールで学んだダンス・センス。 完璧な英語、バイリンガルでラップもこなせるストリート感覚。アンダーグランドからオーバーグラウンドまで支持を得る唯一無二の存在、···
リリース情報
長渕剛 feat.AI (ナガブチツヨシ フィーチャリング アイ)
『しゃくなげ色の空』 (intro:17” / total:5’40”)
作詞・作曲 長渕剛
(C)&(P)2020 OFFICEREN
配信先一覧リンク
(※6月9日(火)午前0時より)
<配信先>
Apple Music、Spotify、LINE MUSIC、
Amazon Music、YouTube Music、AWA、
RecMusic、dヒッツ、iTunes、レコチョク、mora ほか
Official Website
YouTube