仲間と努力し続けてきた日々
2017年12月30日から2018年1月8日まで開催された、第96回全国高校サッカー選手権大会応援歌として書き下ろされた、Little Glee Monsterの『いつかこの涙が』。温かみのあるメロディに、豊かなコーラスワークと心のこもったハーモニーが乗り、優しく心を包み込んでくれるようなミディアムバラードです。
楽曲終盤にはアカペラパートもあり、リトグリならではの圧倒的な歌唱力や個性が重なり合う一体感のある響きに、胸が熱くなるでしょう。
応援ソングとしてどのようなメッセージが込められているのか、さっそく歌詞の意味を考察していきましょう。
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誰にも負けないと誓ったあの日から
きっと戦っていた敵は自分で
限界まで努力できる才能だけ
ずっと胸の奥で信じてた
≪いつかこの涙が 歌詞より抜粋≫
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どのような夢を持っている人でも、頂点に立つために「誰にも負けないと誓った」日があるでしょう。
しかしここでは単に他者との競争ではなく、自分自身との戦いが重要であることを伝えています。
夢を叶えるために努力する過程で、失敗を繰り返す自分の限界と戦い、心が折れそうになる自分の弱さとも戦う必要があったはずです。
そうした自分自身との戦いに勝てなければ他者との競争を勝ち抜くことはできないから、これまでずっと頑張り続けてきました。
そして見つけたのは「限界まで努力できる才能」です。
特にスポーツは、身体能力における才能の有無で差がつくと見られやすいため、自分には才能がないと挫折する人も少なくありません。
ところが、この歌詞では努力そのものも才能だと歌われています。
努力の才能を「ずっと胸の奥で信じて」きたので、諦めずに努力を続けることができました。
努力しきれず夢に破れていく人がいるなかで、それは確かに立派な才能といえるのではないでしょうか。
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いつも一人じゃないから
そう何度も何度も立ち上がって
同じ夢を 追いかけた
≪いつかこの涙が 歌詞より抜粋≫
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とはいえ、自分の努力だけではどうにもならないこともあります。
同じ夢に向かって共に支え合い、戦ってくれる仲間がいて「いつも一人じゃないから」倒れても「何度も何度も立ち上がって」走り続けられます。
重ねる努力と仲間の存在が、自分を強くしてくれるということが伝わってくるでしょう。
流した涙が勲章に変わる

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いつか この涙が この仲間と 過ごして
ぶつかり合った日々が 勲章に変わる 今は
この涙に 似合う言葉は ないから
何も 言わないで肩を 抱きしめていよう
≪いつかこの涙が 歌詞より抜粋≫
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サビに出てくる「涙」は、悔し涙も嬉し涙も全てが含まれていると考えられます。
負けたことも勝ったことも、仲間とぶつかり合った苦しい日も、どれも大切な軌跡です。
その時間はいつかかけがえのない「勲章」に変わります。
泣いている間はまだそういう気持ちになれなくても、やがてその経験が自分を成長させてくれたと気づくときが来るはずです。
だからそれまでは「何も 言わないで肩を 抱きしめていよう」と、温かく呼びかけています。
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高い場所からしか見えない景色は
いつも壁を登った先にあった
想像できる未来には興味などなくて
ずっと熱い目で夢を見てた
やがて不可能が可能に
ほんの少しずつ変わっていく
青すぎる時の中で
≪いつかこの涙が 歌詞より抜粋≫
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「高い場所からしか見えない景色」を自分の目で見るには、目の前に立ちはだかる壁を上るという努力と挑戦が不可欠です。
大会で頂点に立つためにも、常に努力と挑戦が求められます。
もっとほかに楽をして楽しめる景色もあるはずですが、「想像できる未来には興味など」ないという熱い心で夢を追いかけてきました。
そしてその結果、「不可能が可能に ほんの少しずつ変わっていく」のを実感します。
「青すぎる時」のフレーズには、若さや未熟さを意味する青さと青春がかかっているのでしょう。
青さゆえに不可能に思えても引けず、戦い続けた青春の日々が自分を変えたのだという確信が垣間見えます。
決して諦めない気持ちの大切さも学べますね。
悔し涙を流す君は世界で一番輝いている

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世界で一番 悔しがることが出来たら
世界で(そう誰より君が)
一番(努力していたから)
君は 輝いている Wow wow
≪いつかこの涙が 歌詞より抜粋≫
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一度も悔しい思いをせずに頂点に立てる人はいません。
だからこそ、悔しい思いをしたときにどう反応するかが重要です。
「世界で一番 悔しがることが出来たら」、それはこれまで誰よりも真剣に夢と向き合い努力を重ねてきた証拠です。
そして努力の末に悔し涙を流しているなら、その姿は誰の目にも輝いて見えるでしょう。
「世界で 一番 君は 輝いている」という真っ直ぐな言葉が、これまでの経験が何一つ無駄ではなかったと肯定してくれているように感じます。
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ああ この笑顔が この仲間と 出会って
信じ合えた日々が 勲章に変わる 今は
この終わりのない 自分への挑戦の
先に 眩しい未来が 待っているから
≪いつかこの涙が 歌詞より抜粋≫
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ここで出てくる「笑顔」は、勝利したときの笑顔だけでなく、日常でふと表れる笑顔のことでもあるのかもしれません。
仲間と共に笑い合った全ての瞬間と、仲間と信じ合い戦ってきた日々は素晴らしい勲章です。
それらがあれば、これからもきっと強く前へと進んでいけるでしょう。
いくつになっても、夢を持っている限り「終わりのない 自分への挑戦」は続いていきます。
時には、努力を続けることすらつらく苦しくて、諦めそうになる瞬間もあります。
そのような時、これまでの涙や笑顔、仲間とぶつかりながらも築いてきた友情と信頼が進み続ける力をくれるでしょう。
そして進み続けていれば、きっとその先に待つ「眩しい未来」を目にすることができるはずです。
だから、いま得ているもの全てを胸に、仲間と寄り添い頑張っていこうと背中を押す言葉に勇気づけられますね。
夢を追い続ける力をくれる応援ソング!
Little Glee Monsterの『いつかこの涙が』は、これまで重ねてきた一つひとつの努力を肯定してくれる応援ソングです。夢に全力で向き合ってきたからこそ流れる涙は、その先の人生でもきっと無駄にはなりません。
立ち止まりそうになるときや一歩踏み出す勇気が欲しいとき、ぜひこの曲から力をもらってください。
研ぎ澄ました歌声で人々の心に爪痕を残すことをテーマに結成された女性ボーカルグループ。 力強い歌声と高度なアカペラをも歌いこなす透き通ったハーモニーを武器に、2014年に『放課後ハイファイブ』でメジャーデビュー。 2017年に初の武道館単独公演のほか、Earth, Wind & FireやAriana Gran···