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Mrs.GREEN APPLE「エピソード」歌詞の意味を考察!悩みや不安も自分だけの「エピソード」になる~温かなメッセージソング

Mrs. GREEN APPLEのアルバム『POPS』収録の『エピソード』は、誰もが持つ不安や悩みに焦点を当てた楽曲。自分だけの「エピソード」を描く、という温かなメッセージが込められています。本記事で、歌詞の意味を深く紐解きます。

Mrs. GREEN APPLE「エピソード」は6thアルバム「POPS」収録曲

▲Mrs. GREEN APPLE-エピソード【OFFICIAL MUSIC VIDEO】
Mrs. GREEN APPLEの『エピソード』は、6thアルバム『POPS』に収録されています。

『エピソード』の全体のテーマは、誰もが持つ不安や悩みに対する肯定です。

負の感情を描き、それらを「大丈夫」と肯定してくれる優しさが感じられます。

不安を抱えながらも生きていくこと、それが積み重なって自分だけのエピソードを創る。

誰かと比べることなく、自分は自分でいいのだと気づかせてくれる歌詞は、聴く人を勇気づけてくれるでしょう。

ここからは『エピソード』の歌詞の意味を深く紐解いていきます。

ネガティブとポジティブが混在する歌詞だからこそ共感できる


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広がった正解
踞った嫌い
どちらも
大切で愛おしい
綺麗事の中に
非常にそう明快な
驚くべきイージーな答えと
この冒険心で未来を描くの
≪エピソード 歌詞より抜粋≫
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世間的な正しさが、必ずしも自分自身にとっての正解ではない、と訴えかけているのではないでしょうか。

世間が思う正解、自分自身が思う正解、そのどちらにも正しさがあると伝えています。

どちらかを批判するのではなく「どちらも大切で愛おしい」という歌詞に、自分も他者も認めるという優しさを感じます。

生きていくことを難しく考えすぎずに、もっと気楽に生きていけばいい。

それには心に冒険心を持つことが大切。

その気持ちがあれば、未来が広がるのだと気づかせてくれます。

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与えられた命題と
限られた私の才能
あなたと出会えた
この装置は最大の芸術
誰だって将来は
不安と寂しさで満ちるの
わかりはしないんだ
わかりたくも無いんだ
「自分に無い」を
欲しちゃって
行き場を失った献身に
君がくれた優しさが
今 妙に傷むんだ
≪エピソード 歌詞より抜粋≫
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自分に求められるものと、自分自身の力量の差を描きます。

もういっぱいいっぱいでキャパオーバーと感じることは誰しもあるでしょう。

日々の焦燥感や、将来に対する漠然とした不安を描いた、誰もが共感できる歌詞です。

自分のこの気持ちは誰もわかりはしないし、自分自身もわかりたくないと拒否します。

けれど、そんな中で出会えた「あなた」に感謝し、人間が紡ぎ出す出会いや人生の彩りを「芸術」と讃えます。

人は自分に無いものを追い求めてしまいがちです。

自分にあるものよりも、足りないものを数えてしまう。

だから、もっともっと、とがんばりすぎてしまうのかもしれません。

向上心を持つことと、自分の身を削ってまで行うこととは違います。

疲弊する自分に優しさをくれた「君」。

聴く人それぞれが、誰かを思い浮かべることができるでしょう。

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大丈夫?
世界はあんなに広いのに
私は今日もいつも
しょうもないんです
レッツゴー
見違えた!目が覚めた瞬間に
全ての悩みの全てが
消え去ればいいのに
≪エピソード 歌詞より抜粋≫
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疾走感あふれるサウンドに乗せたサビで、一気に感情を爆発させます。

世界の広さと自分の小ささを対比させて描くのは自分の未熟さです。

けれど、それでいいのだと「レッツゴー」と自分を奮い立たせます。

「見違えた!」という言葉には、自分の考え方次第で、物事はどんなふうにも変わる、ということに主人公は気づいたのではないでしょうか。

自分次第で、世界は変わる、広がるというメッセージと捉えることができそうです。

それでも「全ての悩みが消え去ればいいのに」と感情を吐露し、誰もが持つ不安に寄り添います。

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他人事は重罪
私は生きる
今日の自分と
雨に降られたって
びしょ濡れのそこはもうダンスフロア
傷つける人はバイバイ
寂しさはそりゃたっぷりあるけど
いつか向かうは同じとこ
エピソード増やすの
気づけば周りは大人になって
自分だけが足踏みなんかしちゃって
誰にも言えない未熟さを
また今日も恥じるの
≪エピソード 歌詞より抜粋≫
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このパートの冒頭では、自分自身に降りかかる出来事を、きちんと自分事として向き合い、自分自身を生きるという決意表明が描かれています。

人生には晴れの日も雨の日もある。

悲しみや寂しさが訪れる日だって、それすら楽しいダンスフロアに変えて、強く生きるという想いです。

自分が嫌だと感じる人とは付き合わないと宣言し、人間界の呪縛から自分自身を解き放ちます。

いつかは、誰でも平等に命が終わる日が来る。

だから、その時までは自分自身のエピソードをたくさん増やしていこう、という前向きなメッセージです。

そんな前向きな言葉の後に紡ぎ出されるのは、自分と誰かを比べて起こる劣等感。

自分だけ取り残されたようで焦ってしまう。

日々揺らぐ感情を絶妙に描きます。

人は迷いながらも自分自身を奮い立たせ、心のバランスを取っているものなのかもしれません。

ポジティブなだけではなく、ネガティブな感情も描いているからこそ、聴く人が感情移入できるのではないでしょうか。

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大丈夫?
あの人はあんなに出来るのに
私は今日もいつも
出来たふりばっかなんです
…???
待って、それって、
実はスゴい事で
もしかしたら私だって
意外と捨てたもんじゃないかもしれないじゃない
≪エピソード 歌詞より抜粋≫
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『エピソード』は、自己嫌悪と自己肯定が入り混じった歌詞がポイントで、聴く人の心を揺さぶります。

「あの人はすごい」と認めつつも、出来たふりの自分に自己嫌悪。

でも、「私だって本当はすごいんじゃない?」「捨てたもんじゃないんじゃない?」と自分自身を肯定します。

このパートでは、自分自身を認めてあげることにフォーカスしています。

「私だって意外と捨てたもんじゃない」と断言するのではなく、「かもしれないじゃない」とソフトに自己暗示をかけることで、やわらかな自己肯定になっており、聴く人が「そうかも」と共感できるのではないでしょうか。

自分だけの「エピソード」を創ることの大切さ


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会いたい
ひとりになりたい
をあと何回
操り繰り返したら
本当の本物 同等な自分に
出会えるんだろうか
逃げたい
戦いたい
分かってもらいたいを
繰り返して
いつかは
気づいたら
乗り越えた自分になれるんだろうか
≪エピソード 歌詞より抜粋≫
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人生の中で起こりうるさまざまな感情、出来事を並べており、それらをいつ自分が乗り越えられるんだろう、という葛藤をあぶりだしています。

本当の自分に辿り着けるのはいったいいつなのだろう?という自問自答。

もしかしたら、永遠に答えは出ないものなのかもしれない。

けれど、主人公はさまざまなものを乗り越えた先にある、本当の自分に辿り着きたいと願っています。

その答えは、自分の人生が終わる時にしかわからないものなのかもしれません。

だから、それまでは自分自身の「エピソード」を、ひとつひとつ積み重ねることが大切だと問いかけているのではないでしょうか。

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大丈夫?
世界はこんなに広いのに
私は今日もいつも
素晴らしさを知らないんです
大丈夫
そう 大丈夫
ただ歩いたこの先に
全ての悩みの全てが
報われると信じてる
≪エピソード 歌詞より抜粋≫
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これまでサビの冒頭では「大丈夫?」と、クエスチョンマークで自分の不安を描いていました。

しかし、サビ後半では「大丈夫」と、自分自身に言い聞かせるように「?」が無くなっているのです。

悩みながら生きていくことを肯定し、それを解決するには、人生をただ生きていくしかないのだと教えてくれています。

「大丈夫」と信じ、一歩一歩進んだ先にこそ、人生の意味があるのだと改めて気づかされる歌詞です。

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大丈夫
そう大丈夫
ただ大丈夫だよ
大丈夫
君が光そのもの
≪エピソード 歌詞より抜粋≫
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「大丈夫」と繰り返し伝え、力強いメッセージで『エピソード』のラストを締めくくります。

「君」という言葉は、複数の捉え方が出来そうです。

最初に登場した主人公にとっての「君」、ミセスから見た聴き手である「君」、自分自身への呼びかけの「君」など、さまざまな形が想像できます。

「君が光そのもの」という歌詞は、たとえ不完全でも、自分だけの命、自分だけの人生を全肯定してくれていると感じられます。

『エピソード』は、自分だけの「エピソード」を創っていけばよいのだと、前に進む勇気を与えてくれる楽曲です。

Mrs. GREEN APPLE「エピソード」生きていく勇気を与えてくれるメッセージソング

Mrs. GREEN APPLEの『エピソード』は、自分自身の不安や弱さ、劣等感を否定せず、それらを抱えながら生きて行けばよいのだと、気づかせてくれる楽曲です。

誰もが抱える負の感情を優しく全肯定し、ポジティブ、ネガティブ、両方の感情を織り交ぜながら描いた歌詞だからこそ、聴く人が深く共感できるのではないでしょうか。

いつかこの世を去るその日まで、自分自身の「エピソード」をたくさん積み重ねていこう、という前向きなメッセージが、聴く人に勇気を与えてくれます。

自分だけのエピソードを創っていこう、という力強いメッセージが込められた『エピソード』。

あなただけの「エピソード」を描いていってください。

【Mrs. GREEN APPLE PROFILE】 大森元貴 (Vo/Gt) 若井滉斗 (Gt) 藤澤涼架 (Key) 2013年結成。2015年EMI Recordsからミニアルバム「Variety」でメジャーデビュー。 以来、毎年1枚のオリジナルアルバムリリースと着実なライブ活動を続け、2019年12月から行われた初の全国アリーナツアー「エデ···

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