映画『タコピーの原罪』の主題歌はTeleが担当!「がらすの線」に続く2度目のタッグ
『タコピーの原罪』は、タイザン5さんが「少年ジャンプ+」で連載した漫画が原作です。地球にハッピーを広めにやって来たハッピー星人・タコピーが、家でも学校でも孤独を抱える少女・しずかと出会うところから物語が始まります。
2025年6月にアニメ全6話が配信され、国内外で大きな反響を集めました。
今回の映画は、そのアニメ全6話を劇場向けに再編集し、新しいシーンを加えた劇場総集編です。
大きなスクリーンと音響で、タコピーとしずか、まりな、東の物語をあらためて体感できる作品となっています。
主題歌を手がけるのは、谷口喜多朗さんによるソロプロジェクト・Tele。
作詞・作曲・編曲をすべて自身で行い、日本武道館や横浜アリーナでの単独公演も成功させてきたアーティストです。
アニメ版ではエンディングテーマ「がらすの線」を担当しており、今回が2度目のタッグとなります。
楽曲について、Teleは「今の地獄だっていつか笑い飛ばせるよ」という想いを込めて書いたとコメントしています。
(出典:https://www.tbs.co.jp/anime/takopi_project/news/news20261023.html)
「らびゅー」は、映画公開に先がけて11月25日に配信リリース。
ジャケットは、Tele本人の希望により原作者のタイザン5さんが描き下ろしています。
Teleが手がける主題歌「らびゅー」の歌詞が明らかに
Teleが手がける主題歌「らびゅー」の一部が、YouTubeチャンネルTBSアニメにて公開された予告映像で明らかになりました。Tele「らびゅー」の歌詞の意味を考察します。
まず目を引くのが、「らびゅー」というタイトル。
「I love you」を、子どもがたどたどしく口にしたような響きがあります。
<<歌詞>>
あいらびゅ一を今ねじ込んで、
才能などないけど全力で、
綺麗事に今日と明日を賭けて、手を振る。
ほらっこれが愛かも!って。
歌い出しでも、愛の言葉を無理やりにでも押し込もうとする姿が描かれています。
うまく言えなくても、才能がなくても、とにかく全力で伝えたい。
その不器用さは、ハッピーを届けようと必死に空回りするタコピーの姿と重なります。
続いて歌われるのは、きれいごとに今日と明日を賭けて、手を振るという場面。
「手を振る」という仕草からは、映画のサブタイトル「ありがとう、また明日」が思い浮かびます。
現実の厳しさを知ったうえで、それでもきれいごとを信じて明日へ向かう。
そんな決意が込められているのではないでしょうか。
<<歌詞>>
僕ら指を立てて、
「むかしむかし …… 」
童話に変えてゆけ。
君が大人になった時、
気安く涙が溢せますように。
印象的なのが、つらい日々を「むかしむかし」で始まる童話に変えていこうという一節です。
今は逃げ場のない地獄でも、いつか昔話のように振り返れる日が来る。
Teleがコメントで語った「いつか笑い飛ばせる」という想いが、最も表れている部分だといえるでしょう。
さらに、大人になったとき、気軽に涙をこぼせるようにと願う言葉が続きます。
物語に登場する子どもたちは、頼れる大人がいないなかで、泣くことさえ許されずに生きてきました。
泣きたいときに泣ける大人になってほしいという願いは、作品を見届けた人の胸にも深く響くはずです。
<<歌詞>>
「ただそこにいる。」
その価値を今、君に譲るよ。
最後は、ただそこにいることの価値を、君に譲るという言葉で締めくくられます。
何かを成し遂げなくても、そこに存在しているだけで価値がある。
タコピーが命をかけてしずかたちに残したものとは、まさにこの肯定だったのかもしれません。
Tele「らびゅー」は、地獄を生きる子どもたちに贈る不器用なラブレター
不器用でも全力で「らびゅー」を伝えようとする、Teleの新曲。今の苦しみがいつか昔話になる日を信じ、そっと手を振るような優しさに満ちています。
タコピーたちの物語を見届けたあと、この曲はどのように響くのでしょうか。
11月27日の公開とあわせて、ぜひ劇場で受け取ってください。