雨の日だって元気になれる!
もう梅雨も真っ只中ですね。じめじめと余り朗らかになりきれない梅雨ですが、雨に纏わる素敵な歌を知っていれば、鬱陶しい梅雨もロマンティックな雨に見えてくるかも知れません!
そこで、雨に降られてもワクワク出来る歌をご紹介します。今や世界の歌姫と言っても過言ではないリアーナの『アンブレラ』です!
この曲は世界的にも大ヒットし、アメリカのミュージカルドラマ「グリー」のシーズン2の第7話で、映画「雨に唄えば」の主題歌と、マッシュアップされた形で披露されたりもしました。
この回ではグウィネス・パルトローがゲスト出演していて、キャストと共に見事な歌声とダンスを披露しています。
アンブレラ
▲Singing In The Rain(映画「雨に唄えば」より) & Umbrella(リアーナ)
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When the sun shines, we'll shine together
Told you I'll be here forever
Said I'll always be a friend
Took an oath, I'm a stick it out till the end
Now that it's raining more than ever
Know that we'll still have each other
You can stand under my umbrella
You can stand under my umbrella
(Ella ella, eh eh eh)
Under my umbrella
(Ella ella, eh eh eh)
Under my umbrella
(Ella ella, eh eh eh)
Under my umbrella
(Ella ella, eh eh eh, eh eh eh)
[日本語訳]
太陽が輝く時は、私達も共に輝くの
私はずっとここにいるって言ったでしょ
私はいつでもあなたの友達でいるわ
首を突っ込んだのなら、最後まで貫き通すわ
今、かつてない位降り続く雨だけど
私達にはお互いがついているわ
私の傘に入れば良いの
私の傘に入れば良いのよ
私の傘の下に
私の傘に入るの
私の傘に
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この場合の「雨」は、ただの雨ではなく、「途方もない困難」だったり、「行く手を遮る巨大な壁」だったりすると思います。
この曲の「私」は、共に「雨」と戦い、時には「雨」から身を守る「傘」をさしだし、常に「あなた」と共にいる。意思が強く、いつか「あなた」と二人で日の光を浴びる事を信じて止まない人物なのです。
実は、思慮深くて慈悲深い、それでいて大胆な、大人のラブソングなんですよね。
例えば、友達へのラブ(友愛)もその対象になるでしょう。失恋した友達の側に駆け付けて話を聴いてみたり、仕事が上手くいかない友達の相談に乗ってみたり。
ささやかかも知れないけれど、「傘」を差し出すチャンスは意外とあるものです。
勿論、恋人同士のラブも然りです。相手が仕事で大変な時や病気や怪我をしてしまった時、最後まで相手の側で支え続ける。こういう解釈なら、ウエディングソングとしても活用できそうですよね。
大切な人に傘を差し出せる強さや優しさ、最後まで相手の側で支え続けられる愛情深さは、誰もが欲する能力であり、誰もが大切な人から貰いたい力なのかも知れません。
曲とマッチした彼女の強い歌声
この曲、実はリアーナの他にも複数の歌手にオファーが来ていたそうなのですが、この曲の魅力にいち早く気付いたリアーナが、「私に歌わせないと怒るわよ!」と言った事でリアーナの曲になった…という噂があったりします。(笑)
結果的に、これ程かっこよく『アンブレラ』を歌いこなせるアーティストは、リアーナだけだったんじゃないかと思わせられるほど、彼女とこの曲はベストマッチしている気がしますね。
そんなリアーナですが、ファンに対してはいわゆる「神対応」であることでも有名。ファンをとっても大切にする彼女だからこそ、大勢のファンを魅了して止まないのでしょうね。
この梅雨は、『アンブレラ』を聴きながら水溜まりの中を歩くのも良いかも知れません。
勿論、大切な人が傘を持って無かったら、「私の傘に入れば良いわ」と言ってあげたいですね♪
TEXT:rie-tong
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