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HighChe's!!のライブに「夢中」になりたい魅力【インタビュー】

駆け抜ける2017年にしたいのは、もちろん。まだまだメンバーの知らないこともいっぱいあるように、今年はもっともっとほじくっていきたいと思います。


駆け抜ける2017年にしたいのは、もちろん。まだまだメンバーの知らないこともいっぱいあるように、今年はもっともっとほじくっていきたいと思います。

HighChe's!!が10月9日に初ステージを踏んでから、まだ2ヶ月強。ライブ本数も2桁に達してない。にも関わらず、最近はイベントに出るとトリを飾ることが増えてきた。それだけHighChe's!!のライブに「夢中」になりたい魅力があるからだ。

パワフルな歌声と演奏を、直球ど真ん中な勢いでHighChe's!!は毎回舞台上からぶつけてくる。演奏レベルも少しは上達したとはいえ、まだまだ成長過程。でも彼女たちのライブには、それさえもマイナスには感じさせない、気持ちをグッと惹きつけ夢中にさせる「興奮と共感」があふれている。

ただ騒ぐのではない。彼女たちの放つ本気の情熱に触発され…本気で夢が叶うと信じ真っ直ぐに想いを届ける4人に触れていると、「俺もー!!」と叫びたいくらい「明日」へ向かう勇気をもらえる。そのエナジーを感じるたびに自分の身体や心へ元気を充填していけるからこそ、「次回もライブに足を運ぼう」という人たちが本数を重ねるごとに増えている。

HighChe's!!は、12月29日のライブより会場限定CD『HighChe's!!』の発売を開始した。収録した3曲は、ライブで熱い盛り上がりを描き続けている熱狂の定番曲たち。今回メンバーらが、収録曲の魅力について語ってくれた。

ハズい(恥ずかしい)です。。。



――HighChe's!!のライブに於けるお客さんたちの盛り上がり、めっちゃ凄くないですか??

Ami:お客さんたち、めっちゃ騒いでくれてますよね。

Hikaru:みんな、笑顔で見てくれます。

Ami:みんなが盛り上がってくれてると、こっちの気持ちまで上がっていくんです。

yuri:HighChe's!!って掛け合いや掛け声を上げてく歌も多いしタオルを振りまわす曲もあるんだけど、そこへみんなも一緒に参加してくれるからすっごく嬉しいです!!。見てくれる人たちも、ライブの回数を重ねるごとに盛り上がり方も成長してるのがわかるよね。
Miku:成長してるのは、うちらも一緒だけどね(笑)。

――ライブ中、お客さんたちのノリもしっかり観察してるんですね。

yuri:観察してるっていうよりも、ライブ中にメンバーみんなお客さんたちの顔や目を見て演奏してるから気づくんだと思います。そうすることで、お客さんたちと気持ちが通じてたら嬉しいなと思ってて。でも私はドラムなので、まずメンバーのお尻ばかり見えてきますけどね(笑)。

Miku:私、たまに「もっと来い!!」とお客さんをにらんでます!!

yuri:えっ、にらんでるの??

Miku:にらんでるっていうか、「もっとイケるでしょ!!」って強気な表情で煽ってる(笑)。

Hikaru:私、みんなとすっごく目を合わせたくて、けっこうガン見しちゃいます。そのせいか、物販のときに「めっちゃ目が合いましたよね」と言ってもらえるんですね。その言葉が嬉しくって。

Ami:私も目を見るようにはしてるんですけど、でもハズい(恥ずかしい)です。。。だから、誰もいないちょっと遠くを見てたりもする(笑)。

Miku:シャイ だね(笑)。

Ami:でもソロを弾くためステージの前に出たときにめっちゃ手を上げて騒いでくれると、すっごく嬉しい!!。なのに、マジマジと見られると、やっぱり恥ずかしい…。
Miku:可愛いね(笑)。

yuri:Mikuはテンションが上がってくると、演奏中でも突然「めぇ!!」とか変な叫び声を上げるんですよ。そのときは、「あっ、テンション上がってんな」ってわかる!!。サビ前とかにも叫ぶことあるもんね。

Miku:テンション上がってくると、自然に変な声が出ちゃうんですよ。でも、yuriも叩きながら「ワン!!」とか声を出してるけどね(笑)。

yuri:そう(笑)。この縦ライン(Mikuとyuri)は気がついたらテンション上がって叫んでる系の人たちだからね(笑)。


「君となら」の君を、ファンのみんなだと解釈して演奏している



――初ライブこそカバーも混ぜていましたが、オリジナル曲もどんどん増え続けてない!?

yuri:徐々にですが増えてますし、まだまだ増え続けています。

――今回、その中から3曲をピックアップ。ライブ会場限定CD『HighChe's!!』として会場販売をスタートさせました。

Miku:どれもライブでよく演奏している、今のHighChe's!!の定番曲です。

――ここでは、収録した3曲の魅力を探りたいなと思います。1曲目を飾ったのが、バンドのテーマ曲『HighChe's!!』になります。

yuri:この歌は、AmiとMikuが別々に作ってきた楽曲を合体させたものなんです。お互い、サビで「HighChe's!!」と掛け合う言葉を入れたいと言ってたように、二人の意志も活かしながら形にしました。

Ami:「HighChe's!!」って覚えてもらいやすい掛け合いの言葉だし、頭にも残るようで、みんなもライブですぐに覚えて掛け合いをしてくれます。

――ライブでは、みんなが「HighChe's!!」と笑顔で絶叫してますからね。

Ami:そうなんです。最近では「HighChe's!!」と叫びながら飛び跳ねたり、歌の途中でピースサインをしたり、みんな自由に楽しんでくれてるのも嬉しくって。

Miku:この曲を演ってるときって、お客さんみんな笑顔だもんね。

Hikaru:私、『HighChe's!!』の最後のパートが好きなんです。「君とならいける 最高の笑顔で」とMikuが歌うたびに、「うん、そうだよね」って気持ちになる。

yuri:Mikuの歌声にも、すっごい気持ちが籠もってるからね。

Hikaru:私たちみんな、「君となら」の君をファンのみんなだと解釈して演奏しているからね。

Ami:もともとは親友に向けて書いた歌だったんですけど、何時しか君がメンバーやファンの人たちへ変わったように、この歌は、聴く人によっていろんな風に捉えていけるのもポイントだと思います。

自販機にダイブするくらいの勢いで楽しんでください



――2曲目には、シュワシュワと弾ける『Soda』を収録しました。

yuri:最初に、サビに書いた「シュワシュワはじけるheart」という言葉が浮かんだんですね。そこから「こんなストーリーがあったら面白いな」と想像を膨らませて歌詞を書きました。

――「ひと夏の恋なんて言わせたくない」、とても青春模様の見えてくる歌詞じゃない??

yuri:「ひと夏の恋では終わらせたくない」と叫びたい、そんな願望も入ってます。この曲はぜひ、夏を感じさせる歌にしていきたいです。曲調面でもサビに向かってジワジワと気持ちを上げながら、サビでMikuが♪シュワシュワ弾ける♪と歌ったとたんドカーンと弾けてゆく。その展開が好きなんです。

Ami:そんな願望があったんだね。

Miku:この歌詞を真面目に朗読したら恥ずかしいですけど、歌うときはパワフルなロックモードに気持ちを切り換えて歌っています。シュワシュワとか、すごくインパクトのある表現だよね。

yuri:なんかシュワシュワだったんだよね。

Miku:『Soda』は、とにかく歌詞がぶっ飛んでいるんです。私、歌いながら「自販機にダイブしてソーダ!」ってどういうこと??って思ってたし、今だに意味がわからへん!!。

yuri:『Soda』に出てくる女の子は、自販機にダイブしたいくらいに気持ちが弾けちゃってるんです。この曲では、各メンバーのパートごとに恰好いい部分も入れてるのでそこも聴いて欲しい。

Hikaru:Aメロに出てくる私のスラップベースも、苦手意識を克服しようと、この曲のために練習をして録りました。HighChe's!!の曲のサビでは私がほとんどハモってるんですけど。『Soda』のサビではMikuちゃんとユニゾンで入れてます。もうMikuちゃんの歌声がパワフルなんで、そこもけっこう頑張りました!!

Miku:かなり頑張って歌ってくれましたよ。

Hikaru:負けないよう歌うのにもう必死で、そこは頑張りました。

Ami:『Soda』は聴いてても、演奏をしていても、気持ちがお祭り状態になるくらい楽しい曲なんです。

yuri:サビでは何度も♪シュワシュワ♪と歌っているように、とても覚えやすい曲になっています。一緒に口づさんで欲しいのは、もちろん。ライブで『Soda』を聞きながら暴れて欲しいんです。自販機にダイブするくらいの勢いで楽しんでください。


出音一発目でこの曲のテンションが決まってくるからね。

――3曲目は『STORY』になります。

yuri:これは、私がHighChe's!!として一番最初に作った楽曲です。歌詞には、これまでいろんなことがあったけど、けっして過去を振り返ることなく、気持ちに負けることなく前へ進もうという強い意志を込めました。

――「濡れた頬に乾いたあと」と歌い始めるように、泣き濡らした気持ちを吹っ切ったところから歌は始まります。

yuri:もう涙は乾いてるように気持ちは前向きです。悲しい気持ちさえ乗り越え私は前を向いて進むから、みんなも一緒に前へ進もうよという歌になりました。そういう内容になったのも、つらい経験を乗り越え、しっかり前を向いて進もうとしていた時期であり、HighChe's!!をこれから始めようという希望を持てた頃に、この歌を書いたからだと思います。

Ami:『STORY』は気持ちがストレートに伝わってく歌だと思う。何より飾らない歌詞と爽快な曲調なところに、私はHighChe's!!らしさも感じてる。

Hikaru:この歌、ライブの一発目にやる確率がすごく高いんですけど。この曲は頭から全員が一斉に音を鳴らせば、歌もコーラスもいきなり入るんですね。しかも、ベースはめちゃめちゃ低い音を弾いてくように演奏するときはいっつも緊張するんですけど。でも、その瞬間を迎えるときが自分でも鳥肌が立つくらいに楽しいんです。

Miku:あっ,それ私も!!。めっちゃ緊張もするけど、バンッとみんなとの音が合ったときはめちゃめちゃ楽しい!!

Hikaru:この楽曲は爆発力のある楽曲。だから、ライブでもよく一番最初に持ってくるんだと思います。

――全員の演奏と歌声が一体化したときは、ほんと気持ちいいんだよね。

yuri:Mikuの歌声も、頭からドーンと突き抜けてくからね。

Miku:出だしのキーがめっちゃ高いんですけど。そのギリギリな感じが私は好きです。何よりも歌詞が強気なように、そこは自分にもけっこう当てはまるっていうか。みんなへ向けてのメッセージでもあるけど、何より自分に言い聞かせてく歌詞なのがすごくいいなーと思ってる。

Ami:『STORY』って、ライブ経験を重ねるごとに力を増してくようにも感じる。

Miku:この曲のライブの出だしは、ほんとヤバい!。すっごい緊張感があるように、出音一発目でこの曲のテンションが決まってくるからね。

yuri:お客さんも最初から手を上げてくれると「この日のライブはいける!!」となって、余計に気合いも入っていくからね。


CD『HighChe's!!』はライブの臨場感をそのまま詰め込んだ



――今回のCDには一つの特徴もあるんでしょ。

yuri:収録した3曲とも、全部ライブ感を意識してレコーディングをしました。

――ライブ感、確かに出てるよね。

yuri:そうなんです。普通だったらギターも2-3本重ねるところを、今回は、みんな楽器1本、歌声とコーラスのみで録ったように、ライブの臨場感に近いノリを音源にも詰め込みました。

Miku:まさに、今のうちらの一番リアルな姿だよね。

yuri:そう。ライブで演奏している様をそのまま詰め込んだ形に仕上げたから、ライブで感じてるテンションをこの作品でも味わってもらえると思います。歌詞にも私たちの決意を書いたように、ライブでは歌詞を全部聞き取るのは難しいからこそ、そこも音源を通して感じてもらえたら嬉しいです。


気になる話題が聞こえてくると私もその輪に入りたいなと思う

――3月29日にはshibuya egg-manを舞台に、Amiさんの生誕祭の意味合いも込めつつ初の主催公演も行います。

yuri:HighChe's!!にとって今年最初の大きな節目となるのが主催ライブになります。この日は、いろんな知り合いのバンドさんにも参加していただこうと、今、いろいろ声をかけています。

――バンド仲間は増えました??

yuri:それが、楽屋でもすっごく仲良くなりたい気持ちはあるんですけど、割とみんな人見知りな性格なんですよ。

Ami:気になる話題が聞こえてくると「私もその輪に入りたいな」と思うんですけど、なかなか話しかける勇気が出なくって。

Hikaru:うちら楽屋では、いっつも端っこのほうで卯の花とか食べてるもんね。

Ami:今年は、もっともっといろんなバンドさんとの繋がりを作りたいです。

――『HighChe's!!』のMVに映し出されたオフショットを見てると、みんなめっちゃ笑顔で弾けてるじゃない。だから、かなり社交的な人たちかな!?と勝手に思ってました。

yuri:確かに『HighChe's!!』のMVには、普段のメンバーの姿がそのまんま映し出されてるから、私たちの素の姿を楽しんでもらえるんですけど…。今年は他のバンドさんから声をかけてもらえるだけじゃなく、私たちからもいろんなバンドさんに頑張って声をかけていきます!!

――『HighChe's!!』のMVの見どころも教えてください。

yuri:あの映像には、スタジオや楽屋にメンバーで一緒にいるときの、まんまのHighChe's!!の姿が映ってます。

Ami:じゃがりこでドラムを叩こうとしている姿とかね(笑)。

yuri:ライブ映像はもちろん、「おいおい、何やってんねん!?」という映像もいろいろ入ってるから、各メンバーのそこの行動にもいろいろ注目してください。

――今年はライブ本数もがっつり増えそうですね。

yuri:昨年は東京のみでしたが、今年は千葉への進出を皮切りに、徐々にですけど名古屋や大阪、Mikuの地元である京都など、地方にまで足を運べるようになりたいなと思っています。まだ具体的な日程は決まってないですが、そんな遠くない時期には実現させられるように頑張ります!!


いっつも興奮しているせいか、けっこう手振れしちゃう



――最後に、今年のHighChe's!!としての目標を教えてください。

Ami:まずは沢山ミュージシャンのお友達を作って、いろんな会場で一緒に共演していけるようになりたいです。もちろん、大きな会場でのライブをやるのも目標にしています。

Hikaru:今年も、止まることなくダッシュで駆け続けていきたいんです。私、走るのは遅いんですけど、バンドとしての活動に関してはダッシュで1年間駆け抜ける勢いで走り続けたいです。

yuri:個人的な目標になるんですけど。HighChe's!!って、ライブが終わったらメンバーとお客さんたち全員で「ハイチーズ!!」と言いながら記念写真を撮ってるんですね。それって私が自撮りしてるんですけど。ライブ後でいっつも興奮しているせいか、けっこう手ブレしちゃうんですよ。だから今年は、その手振れを無くし綺麗な記念写真を残し続けたいです。

Miku:私も駆け抜ける2017年にしたいのは、もちろん。まだまだメンバーの知らないこともいっぱいあるように、今年はもっともっとほじくっていきたいと思います。きっといろいろ喧嘩もすれば、仲も深まってくだろうし、今年も仲良く喧嘩しながら絆を深めましょう!!

TEXT:長澤智典

<HighChe’s!! twitter>
https://twitter.com/highche_s

MV
『HighChe’s!!』
https://www.youtube.com/channel/UCbAPocmLTrAF2W2FP1XDfEQ

★LIVE情報★
1月7日(土)@渋谷DESEO「ヒップ☆アタック☆パニック!!〜100回記念 3Days Day1〜」
1月11日(水)@千葉LOOK「共鳴レンサTOUR2017 関東サーキットvol.4」
(チケット情報:http://www.diskgarage.com/ticket/detail/no074611)
1月15日(日)@Shibuya eggman「mimic.レコ発パーティ!〜年明けも鳴かせてみましょ鳩ポップ〜」
3月29日(水)@Shibuya eggman「HighChe's!! Presents『HighすぎるTention!〜水曜日の夜に〜』supported by eggman」
(チケット情報:http://eplus.jp/sys/T1U14P0010843P006001P002212995P0030001)


★CD情報★
会場限定発売 CD「HighChe’s!!』
1.HighChe’s!!
2.Soda
3.STORY
3曲入¥1,000(税込)

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