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【コラム】夏の終わりに抱く儚い想い。ストレイテナーがシーグラスに映した男の切ない恋心

「シーグラス」砂浜で波に削られて磨かれていくガラスの事。波に当たるたびに年月をかけて角がとれてゆき。その様はまるで、恋人同士が月日を重ね。恋が愛に成長して行く姿のようにも見える。

2018年9月20日


この記事の目次
  1. ・心変わりを相手の女性から感じている
  2. ・シーグラス 歌詞
  3. ・愛情と比例して率直にはなれない事もある
  4. ・大事であればあるだけ臆病にな
  5. ・愛情から生まれる切なさに寄り添う
  6. ・ストレイテナー 最新情報
  7. ・リリース情報
  8. ・ライブ情報
  9. ・ストレイテナー Profile
男性4人組ロックバンドのストレイテナー。彼らはまさに、年月を経た恋の行き先を切ない音にしてシーグラスに映す。その歌詞は男性の恋心だ。ストレイテナーのシーグラスは本当に。本当によく男性の恋心を歌い、聴かせてくれる。ここでは、そんなシーグラスに潜む男性の切ない恋心を読み解いていきたい。

心変わりを相手の女性から感じている

シーグラス 歌詞



シーグラスの舞台は『今年最後の海』『夏の終わり』。この歌を聴くと、夏の恋の爽快感と同時に憂いで胸が一杯になる。何故って、夏や海というまぶしさが嬉しくなる言葉と一緒に『最後』だとか『終わり』なんて悲しい言葉が同時についてくるから。

この言葉達から想像出来る様に。この男性は“心変わり”を相手の女性から感じているのだ。

――――

君の目で世界を見てみたい
僕には見えないものが見えるはずだから
今はまだ答えを知りたくない
喜びと悲しみに出会うべき時に

――――
今まで、好きという気持ちを明らかに見て取れていたのだ。しかし、今の彼女からは気持ちを見て取る事が難しい。好きなのに勘ぐって不安になる。そんな暗い気持ちを払拭したい。それならばもう、君の目で世界を見ればいい。その目に僕が映っているのか。そうでないのか判るから。

視覚で単純明快さを好む男性らしい考え方だ。しかし、その考え方とはうらはらに明快な答えを知るにはまだ彼女を愛しすぎている。そんな心情が、これもまた明快に『今はまだ答えを知りたくない』と歌われる。

彼女が見ている『世界』に“誰”がいるのか。見てしまえば、それは間違いなく、彼女の心変わりの先なのだ。
一層の事、見てしまえば、不安から解放されるという『喜び』が訪れ。そして瞬時に“さよなら”の『悲しみ』が少し先の未来をノックしにやってくる。

その未来で想定されるであろう、感情と結果との出会いを受け入れるには。まだ、『見えない』ふりをして、『答え』と未来を先延ばしにしてしまわずにはいられないのだ。

愛情と比例して率直にはなれない事もある

――――

波に洗われた ガラスの欠片を
集めて蝋燭に火を灯した
君が笑ったら 空気が震えるから
儚い思いが少しこぼれた

――――
終わりを急ぐ夏とは真逆に、ゆっくりと波打ち際を二人で歩きながら角の取れた。幸せを象る指輪のような、まあるく優しい「シーグラス」を探して歩いたのだろう。シーグラスを重ね合わせて作るキャンドルホルダーに灯された火。それは疑う物のなどない、自然そのものを通した純粋な灯りだ。

そんな、灯りが目の前に灯されて。笑顔が溢れた彼女を見てしまえば。“終わらない未来”という儚い未来を願う気持ちも、思わず溢れてしまう。

男性というのは、女性を守るためには驚く程の感情を露にする事がある。逆に、女性の体裁を守る為には、自分の感情にフタをし本音とは逆の建前で強く立っていられる。全ては女性を守るために。男性の恋心というのは愛情と比例して“率直”にはなれない事もあるのだ。

――――

破り捨てられた ノートの欠片を
集めて青空に撒き散らした
君が泣くまでは 僕は泣かないから
儚い願いが届く時がきっと

――――
最もその事を感じるのがこの一節。ノートの欠片を大空に撒き散らす、なんて大胆なのだろうか。しかし、この行為は後に続く『君が泣くまでは、僕は泣かないから』という、彼女が自分へ出す『答え』。そして自分が抱く『儚い願い』が叶わないかもしれない不安を押し殺して、辛抱く待つフラストレーションを強く表しているのだ。

本当は「行かないでくれ」と泣ければ楽。それはわかっている。でも彼女が答えを出す前に泣いてしまったら。優しさから答えを言えず苦しむだろうと。彼女の心を想っているのだ。だから、自分の感情に目一杯で堪える。

どうして、男性は我慢する事を選ぶのだろう。どうして、男性は言わないのだろう。我慢せずに言って欲しい事はたくさんあるのに。と、女性としては想う事も少なくない。

大事であればあるだけ臆病にな

――――

今年最後の海へ向かう
汐風が赤い髪を梳かす
丸いガラスを光に透かして
次の言葉を探してる

――――
汐風に撫でられた髪を、今の自分は撫でる事を躊躇する。どことなく感じてしまう愛しい人の心変わり。伝えたい言葉を上手に伝えようとすればする程。言葉に詰まるのだ。
そして、伝えなくてはならない言葉からはどんどんと離れて。別の言葉を探しはじめてしまう。

男性の恋はなんて不器用なのだろうか。そして、大事であればあるだけ臆病になるのだろう。

愛情から生まれる切なさに寄り添う

ストレイテナーの歌うシーグラスは、男性の恋心を歌っているが。女性もその恋心に共感する。それは、恋する相手を大事に想うが故に起こる様々な感情から生まれる“切なさ”が男女を越えて胸に沁みるからだ。

今年20周年を迎えたストレイテナー。10月にはファンが選んだ楽曲の投票ランキングを元にしたベストアルバムがリリースされる。このシーグラスが男女の心を揺さぶって、たくさんの愛情を受けながら投票されている事を密かに期待している。

今年の夏もすぐそこだ。このシーグラスが男女が分かち合える、愛情から生まれる切なさに寄り添って。短い夏が終わった後も、シーグラスとは真逆の“続いていく恋”がたくさん灯ると良いなと想う。

TEXT:後藤 かなこ

ストレイテナーの楽曲『シーグラス』に関する別のコラムを見る

ストレイテナー 最新情報

リリース情報

★2018.10.17 Release BEST ALBUM
◆『BEST of U –side DAY-』
・初回限定盤 [CD+DVD] TYCT-69130 \3,700(税抜)+税
・通常盤 [CD] TYCT-60121 \2,700(税抜)+税

1.DAY TO DAY from 20th single「DAY TO DAY」(2015.11.11 release)
2.DISCOGRAPHY from 4th single「THE REMAINS」(2005.6.15 release)
3.PLAY THE STAR GUITAR from 3rd single「KILLER TUNE / PLAY THE STAR GUITAR」(2004.12.1release)
4.From Noon Till Dawn (feat.Tabu Zombie&Kunikazu Tanaka) from 15th single「From Noon Till Dawn」(2012.10.17 release)
5.Ark from 5th album「NEXUS」(2009.2.11 release)
6.Toneless Twilight from 12th single「Man-like Creatures」(2010.1.13 release)
7.泳ぐ鳥 from 2nd album「TITLE」(2005.1.26 release)
8.TRAIN from 8th single「TRAIN」(2007.2.14 release)
9.シンクロ from acoustic album「SOFT」(2012.6.13 release)
10.SIX DAY WONDER from 7th single「SIX DAY WONDER」(2007.1.10 release)
11.WHITE ROOM BLACK STAR from 4th single「THE REMAINS」(2005.6.15 release)
12.羊の群れは丘を登る from 14th single「YOU and I / 羊の群れは丘を登る」(2011.7.13 release)
13.REMINDER from 1st mini album「ROCK END ROLL」(2004.6.23 release)
14.Farewell Dear Deadman from 3rd album「Dear Deadman」(2006.3.8 release)
15.彩雲 from 8th album「Behind The Scene」(2014.10.22 release)

◆『BEST of U -side NIGHT-』
・初回限定盤 [CD+DVD] TYCT-69131 \3,700(税抜)+税
・通常盤 [CD] TYCT-60122 \2,700(税抜)+税

1.Braver from 3rd digital single「Braver」(2018.7.12 release)
2.The World Record from 17th single「冬の太陽 / The World Record」(2014.9.17 release)
3.SAD AND BEAUTIFUL WORLD from 2nd album「TITLE」(2005.1.26 release)
4.Melodic Storm from 5th single「Melodic Storm」(2006.1.18 release)
5.Sunny Suicide from 6th album「CREATURES」(2010.3.3 release)
6.シーグラス from 21st single「シーグラス」(2016.4.20 release)
7.TENDER from 2nd single「TENDER」(2004.2.18 release)
8 .KILLER TUNE from 3rd single「KILLER TUNE / PLAY THE STAR GUITAR」(2004.12.1release)
9.Man-like Creatures from 12th single「Man-like Creatures」(2010.1.13release)
10.シンデレラソング from 3rd mini album「Resplendent」(2013.9.11 release)
11.Lightning from 10th single「Lightning」(2009.1.14 release)
12.AGAINST THE WALL from 2nd album「TITLE」(2005.1.26 release)
13.冬の太陽 from 17th single「冬の太陽 / The World Record」(2014.9.17 release)
14.ネクサス from 5th album「NEXUS」(2009.2.11 release)
15.ROCKSTEADY from 1st mini album「ROCK END ROLL」(2004.6.23 release)

●人気投票1〜25位の楽曲+メンバーセレクト4曲+TVアニメ「アンゴルモア-元寇合戦記-」の合計30曲をDAY と NIGHTにそれぞれ15曲ずつ別けて収録。
●初回限定盤には、CDに収録される楽曲それぞれのLIVE映像を収録!
 過去のどのLIVE映像が収録されるのか?!メンバー3人時代か?はたまた2人時代か?初収録の貴重な映像も収録予定!
●そして初回限定盤DAY と NIGHTを同時ご購入の方には、『スペシャル三方背スリーブケース』をCD SHOP / WEB SHOP特典としてお渡しします。(先着順となります。一部付かない店舗もありますので、詳しくは各店にお問い合わせください)

★ストレイテナー BEST ALBUM特設サイト
URL:http://smarturl.it/tener_20thbest


ライブ情報

★2019年1月19日(土)幕張イベントホール ワンマンライブ決定!
STRAIGHTENER 21st ANNIVERSARY ROCK BAND
2019年1月19日(土)幕張 イベントホール
[開場] 16:00 [開演] 17:00 [価格] 6,000円

[一般発売日] 2018年10月6日(土)
[お問合せ] ホットスタッフ・プロモーション TEL 03-5720-9999(平日 12:00-18:00)

【My Name is Straightener TOUR】
10月17日(水)神奈川 横浜 BAY HALL
10月20日(土)宮城 石巻 BLUE RESISTANCE
10月21日(日)岩手 盛岡 Club Change WAVE
10月23日(火)群馬 高崎 club FLEEZ
10月26日(金)北海道 旭川 CASINO DRIVE
10月28日(日)北海道 釧路 NABANA STUDIO

11月1日(木)静岡 浜松 窓枠
11月3日(土)岐阜 CLUB ROOTS
11月9日(金)富山 MAIRO
11月10日(土)長野 松本 Sound Hall a.C

11月17日(土)高知 X-pt.
11月18日(日)愛媛 松山 W STUDIO
11月22日(木)長崎 DRUM Be-7
11月24日(土)鹿児島 CAPARVO HALL
11月25日(日)大分 DRUM Be-0

12月1日(土)兵庫 神戸 VARIT.
12月2日(日)奈良 NEVERLAND
12月4日(火)京都 MUSE
12月6日(木)三重 松阪 M'AXA
12月12日(水)鳥取 米子 AZTiC laughs
12月14日(金)山口 周南 RISING HALL
12月15日(土)広島 CLUB QUATTRO
12月21日(金)石川 金沢 EIGHT HALL

4,500円(税込・ドリンク代別)
※小学生以上チケット必要 /18歳以下、当日、身分証提示で¥500キャッシュバック
オフィシャルモバイルファンクラブサイト「テナモバ」にて、チケット最速先行受付実施中!

ストレイテナー Profile

1998年ホリエアツシ(Gtr.、Key&Vo.)とナカヤマシンペイ(Dr.)の2人で始動。

2003年メジャーデビューとともに日向秀和(Ba.)加入、2008年には大山純(Gtr.)が加わり、鉄壁の4人編成に。過去2度の日本武道館公演や47都道府県ツアー敢行、さらに数々のビッグフェスでトリを務める等、日本屈指のライブバンドとして活躍。

2017年10月より、メジャーデビュー15周年、バンド結成20周年というアニバーサリーイヤーに突入。(アニバーサリーリリース第一弾として、10月18日にバンド初のトリビュートアルバム「PAUSE ~STRAIGHTENER Tribute Album~」を発売。)その勢いは止まることなく、ますます加速している。

★ストレイテナー20th特設サイト
URL:https://sp.universal-music.co.jp/straightener/20th/
★ストレイテナー BEST ALBUM特設サイト
URL:http://smarturl.it/tener_20thbest

【オフィシャルサイト】
http://www.straightener.net/
【オフィシャルTwitter】
https://twitter.com/straightenerjp
【オフィシャルFacebook】
https://www.facebook.com/straightener.official

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