女子の反感食らう!?『Shape of love』
——『Shape of love』は今までと違った作り方をされたとか?
Shuki:この曲は実は去年『FASHION』をリリースする時からデモができていて、今とはアレンジが全然違ったんですよ。
Yu:ブチ上げ系だったよね(笑)。
Shuki:ブチ上げ系で壮大な感じに作っていたのを、今の僕らが出すならこれじゃないってことで5パターンくらい別のアレンジで作ってみて今のものに落ち着きました。
——いつかそのブチ上げバージョンもカップリングとかに入ってこないですかね?
Yu:出したくない(笑)!
Shuki:聴かせられないです(笑)。
Yu:今回のは高い音をファルセットで歌ってるんですけど、前のバージョンは地声を張って歌っていたんですよ(笑)。しかも全員で歌ってたんだよね?
Shuki:ワッショイワッショイしてた(笑)。
全員:(笑)!
Yu:なのでガラッと変えました!
——歌詞の内容としては、英語がよくわからない私でもヤバいこと言ってるなっていうのがわかります(笑)
全員:(笑)!
Yu:これ結構、僕はお気に入りの作品なんですよ(笑)!日本のバンドのボーカルじゃ言えないだろうなっていうことを言えたっていうか(笑)。まぁ英語だから言えたんですけど!
やりたかったのは、前のブチ上げ系のアレンジでは絶対歌えなかったような歌詞で、ラブソングではあるけど純愛ソングじゃつまんないなってことで、こういう雰囲気なのに「90’s hip hop」ってワードが出てきたりだとか、「instagram」とかブランド名が出てきたりとか、僕らしか歌えないだろうっていうようなところを突き詰めました。
——歌詞に固有名詞が出てくるのって珍しいですよね。ブランド名出しちゃうんだ!って思いました。
Yu:そうですね(笑)。あとは僕の私生活を反映しているところもあって、「with my cooper」っていうフレーズは僕がミニクーパー乗っているから出てきた僕しか歌えないワードなんですよ。
——Yuさんはこの歌詞のようなことを恋愛されると思うタイプですか?
Yu:思います!
——めちゃカッコイイじゃないですか!言える人いないですからね!
全員:(笑)!
Yu:恥ずかしいけど(笑)!
——「So many many pretty girls are around me」からのフレーズとかは女子の反感買うんじゃないかとも思いました!自分で言っちゃうんだ!みたいな(笑)。
全員:(笑)!
Yu:反感買って生きてます(笑)!
——うわ、カッコイイです(笑)。
Yu:でも言いたいのは、って自分で書いたこの歌詞を説明するのめっちゃ恥ずかしいんだけどさ(笑)、「nasty play boy」にはなりたくないよって、毎晩声かけてくる女の子はいるけどそんなのはどうでもイイよっていう話です(照)!
——この歌詞が来た時みなさんが受けた印象は?
Choji:まぁでも、Yuらしいなって思いましたし、単純にYuらしいっていうより、このバンドに居るYuらしいって思いましたね。この曲調なんで、このくらい軽やかで天真爛漫な感じっていうのは良いなって思います。
——確かに、ところどころ拾える英単語と曲だけでMVをイメージできますもんね。
Yu:僕も、書き終わった段階でI Don’t Like Mondays.像っていうのを上手く反映できたなって思いましたね。逆に言うと、今までの積み重ねがなかったらこういう言葉は選べなかったと思うし、とにかく僕ららしい曲ができたなって思います。
女々しさを隠さない『PRINCE』
——この曲にも女子の反感喰らいそうなポイントがありまして。サビの最初の「Maybe I can’t be your prince」からの部分とかは“そんなこと言わないでよ!”“できないってことを最初に言うなよ!”って思っちゃう…(笑)
全員:(笑)!
Yu:なるほどね!
——でもそのあとに日本語で「泣きたい夜も笑えるように この声で唄うから」ってヒーローじゃん!って(笑)
全員:(笑)!!
Yu:この歌詞って結構僕の中でもターニングポイントで、ありのままを上手く言葉にできたなって。僕以外が唄うと微妙になるっていうところまで書けたかなって思いますね!
実際僕は王子様キャラではないんで、そういう風になるつもりはないよ?ってことを素直に言ったところです(笑)!
——なるほど!そうでしたか!!
Yu:そうそうそう(笑)。
月曜日の憂鬱を吹き飛ばすスタイリッシュ・ロックバンド。 SOUL、R&B、FUNKなどブラックミュージックを含む様々なテイストを取り入れた洗練されたスタイリッシュ・ロック。 キャッチーなメロディラインに英語を巧みに織り交ぜた歌詞と、それを最大限に生かすボーカル。 そこにスタイリッシ···