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【歌詞コラム】岡崎体育の『Explain』でメジャーな曲の構成を「説明」してもらおう

岡崎体育は、自らの音楽を「盆地テクノ」と表現するソロアーティスト。数々の楽曲を出しており、ユニークな歌詞が多いのが特徴。

公開日:2017年6月10日 更新日:2017年6月10日


この記事の目次
  1. ・岡崎体育 最新情報
  2. ・番組情報
  3. ・岡崎体育 Profile
ミュージック・ビデオあるあるを詰め込んだ歌詞が面白い『MUSIC VIDEO』が人気ですね。

そんな岡崎体育の『Explain』は、タイトルどおり曲を「説明」している曲。ありそうで、なかなかない曲です。



“ゴリゴリのイケてるイントロ終わってここがAメロ
わりと気持ちよく歌い上げる感じで
この辺りからピアノが入ってきていい感じになる
メジャーで活躍するバンドがやりがちなアイデア”


「ゴリゴリのイケてるイントロ」が終わったら「ここがAメロ」と、冒頭から曲の構成を説明します。「わりと気持ちよく歌いあげる感じ」で、Aメロが歌われがちなことを示してますね。「このあたりからピアノが入ってきて」という展開は、歌詞にされて改めて気づく人もいるのではないでしょうか。

これらは「メジャーで活躍するバンドがやりがちなアイデア」だそうです。バンド以外でも、POPSだとこういうパターンはよくあるような気がしますね。曲の構成を説明しているだけですが、POPSをよく研究しているからこそ出てくる歌詞。

“突然の Rap こういう Rap の部分は2番のBメロ終わりにありがちだけど
まさかの序盤で Rap しちゃってる岡崎マジぱねぇ
そしてここから「ううぃーーーん」てシンセの音が上がっていってて
ドラムのビートが速くなってきて サビ始まりますか?”


「Bメロの終わりにありがち」だというラップが、ここで登場します。この指摘も歌詞にされることで気づきますね。Bメロの終わりにありがちなラップをあえて前半にもってくることで意外性を出しています。

サビ直前の盛り上げる仕掛けも「ううぃーーーん」というシンセ音、「ドラムのビートが速くなっ出てきて」という音の響きで説明してくれます。音楽に詳しくない人にも非常に分かりやすい説明。この曲は、かなり親切な歌詞なのです。

そして「ここからサビ」の歌詞と共に、サビに突入。この曲はメロディやアレンジもしっかりしていて、面白いだけでなく曲としてしっかりしているのがすごい点。岡崎体育は、笑いだけで終わらせずに、しっかり曲を作り込むのです。

“大事な1番のサビが終わって2番に入った瞬間に
実は口パクだったことをみんなにカミングアウト
だから歌ってる途中に 水分補給もできる 便利”


2番では、なんと自身の「口パク」「カミングアウト」します。岡崎体育は、口パクしていることまで、堂々と歌詞にしてきました。「歌ってる途中に水分補給できる」というギャグも忘れません。ライブでは、実際にここで水分補給をして笑いをとります。

1番の歌詞は、曲に関する説明でした。2番の歌詞は、岡崎体育自身の説明になっていきます。2番の歌詞で、よりパーソナルな部分に触れていくのも、POPSでよくあるアイデア。岡崎体育は笑いを挟みつつも、自身のパーソナリティをしっかり入れてきているんですね。

“最後のサビ 俺はまだ歌っているんだ
お前ら 覚えとけ俺が岡崎体育だ
胸の BASIN TECHNO の文字は消えることはない
俺はまだ歌ってるんだよって言ったもののやっぱ口パクだ
いつかはさいたまスーパーアリーナで口パクやってやるんだ 絶対”


最後のサビは、岡崎体育の目標の説明になります。「胸のBASIN TECHNOの文字は消えることはない」は、実は非常に強い意志のこもった歌詞。「BASIN TECHNO」は、盆地テクノのことです。自らが作りだす盆地テクノをずっと続けていく!と宣言しているんですね。さらに、極め付けは「いつかは さいたまスーパーアリーナで口パクやってやるんだ 絶対」の歌詞。「さいたまスーパーアリーナ」は、武道館よりも収容人数が多い、かなり広い会場です。そこで、口パクライブをするという宣言は、かなり無謀のようにも思えます。しかし、すでにミュージックステーションほか多数の番組に出演し、知名度を急速に上げている岡崎体育。さいたまスーパーアリーナまで行くのでは?と思わせる力を持っているんですね。

よくあるがゆえに、歌詞にしようとする人がいなかった「曲の構成を歌詞にする」というアイデア。岡崎体育の発想、法則を発見する力のすごさが分かります。メジャーな曲のパターンの勉強になり、さらに笑える。そして岡崎体育の壮大な目標を知ることができる。まさに端的に色々なことを「説明」している曲なんですね。

岡崎体育(おかざきたいいく)は1989年7月3日生まれ、兵庫県西宮市出身の男性シンガーソングライター。本名は・岡 亮聡(おか あきとし)事務所には所属しておらず、レーベルはソニー・ミュージックレーベルズ内のSME Recordsに所属。自身の音楽を”盆地テクノ(BASIN TECHNO)”と位置付け自身の着用するパ···

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岡崎体育 最新情報

●2019年6月9日 発売 
Major Debut Single 
てっくん『フェイクファー』
価格:1,000円(税込)
品番:SEC7-7
※会場限定盤




●3rd Album
『SAITAMA』
▷配信URL

★初回生産限定盤
価格:3,500円(税込)
品番:SECL-2370~71 
内容:CD+DVD

★通常盤
価格:2,800円(税込)
品番:SECL-2372
内容:CD

番組情報

岡崎体育ワンマンコンサート「BASIN TECHNO」がCS放送TBSチャンネル1にてテレビ初独占放送決定!
放送局:CS放送TBSチャンネル1
放送日時:2019年8月31日(土) 午後9時~午後10時30分

岡崎体育 Profile

京都在住の男性ソロプロジェクト。

2016年4月に公開した「ミュージックビデオあるある」を題材にした『MUSIC VIDEO』のミュージックビデオが大きな話題を呼び、同年5月発売のメジャーデビューアルバム『BASIN TECHNO』は、オリコンウィークリーチャート初登場9位、iTunesのJ-POPチャートで最高位1位を獲得。

2017年3月、『MUSIC VIDEO』は「第20回文化庁メディア芸術祭」エンターテインメント部門新人賞を受賞。同年6月にリリースした2ndアルバム『XXL』は、前作を上回るオリコンウィークリーチャート2位を記録した。

2018年4月にはタイアップ楽曲や提供楽曲をコンパイルした企画アルバム『OT WORKS』を発表。CMやドラマ、映画出演などマルチな活動を行いながら、2019年1月に3rdアルバム『SAITAMA』をリリース。

そして6月9日(日)に、自身がデビュー前より夢と語ってきた<さいたまスーパーアリーナ>でのワンマン公演を実施。SSA史上初となる、1人vs18000人のコンサートを大成功裡に収めた。

▷岡崎体育 Official HP

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