命がけで叫び続ける、平和の大切さ
最近日本でもデモなどをテレビで観る機会がありますね。もう8月になりますし、戦争に関する番組なども増えて来ました。
話は少し変わって、9.11を未だに鮮明に覚えている方も多いでしょう。この痛ましい事件が起きた後、アメリカ内外を問わず、様々なアーティストが平和についての曲を発表しました。
中には、戦争を始めようとする政府に対する批判をした海外セレブや、曲を書いたアーティストもいました。その人達はいずれも命懸けで反戦や、政府への批判を叫び続け、実際に殺人予告の脅迫状を送り付けられたりした人もいました。
その中には、日本でも爆発的な人気を誇るGREEN DAYの姿もあったのです。
American Idiot
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Don't wanna be an American idiot.
Don't want a nation under the new mania.
And can you hear the sound of hysteria?
The subliminal mindfuck America.
Welcome to a new kind of tension.
All across the alienation.
Everything isn't meant to be okay.
Television dreams of tomorrow.
We're not the ones who're meant to follow.
For that's enough to argue.
Well maybe I'm the faggot America.
I'm not a part of a redneck agenda.
Now everybody do the propaganda.
And sing along in the age of paranoia.
【日本語訳】
バカなアメリカ人にはなりたくない
新たな狂気に支配された国なんていらない
君達にはあのヒステリックな騒音が聞こえるか?
アメリカを犯した潜在意識だ
新たな緊張へようこそ
見渡す限り孤立した状態
肯定を意味する所なんて何処にもない
テレビは明日を夢見ているけど
そんなものに従うなんてどうかしてる
それって充分議論の余地があるだろ
ひょっとしたら俺って女々しいアメリカ人なのかも
俺はレッドネックの予定表の一部じゃないし
今やみんながプロパガンダをしている
そして被害妄想に支配された時代と一緒に歌ってる
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因みに「redneck」はアメリカ人が保守的で無学な白人を軽蔑する時に使う言葉で、「propaganda」は政治的な意味を持つ宣伝の事だそうです。
この曲を聴きながら今の日本の姿を見ると、考えさせられませんか?当時のアメリカと今の日本では状況が全然違いますが、反戦の為に立ち上がったGREEN DAYは勇敢で、筋が通っていて、カッコいいと思います。
戦争はしない、その決意の表明が力になる
私達は「戦争には参加しない」と、それだけは声を大にして叫ばなきゃいけないと思います。
GREEN DAYみたいに命懸けで反戦を示した人達に対して恥ずかしいし、何より前の戦争での教訓が無駄になってしまいますから。
もしどうしても戦争がしたいのなら、涼しい部屋で国民の税金でふんぞり返っている「Japanese Idiot」だけが参加すれば良いと思うのだけれど、皆さんはどう思いますか?
TEXT:rie-tong