1. 結婚・出産を経て新たに“愛”のカタチを知ったTiaraの復帰作『あいすること』がリリース!【インタビュー】

結婚・出産を経て新たに“愛”のカタチを知ったTiaraの復帰作『あいすること』がリリース!【インタビュー】 (2/3)


切なさが止まらない。許されない恋を歌った『Innocence 〜許されない恋〜』



──YADAKOさんが曲を書かれていますが、Tiaraさんの方から曲のテーマなどのリクエストをされたんですか?

Tiara:そうですね、私は今までにこういうテーマの曲を歌ったことがないのですが、これも1つの愛の形だと思うので、色々な要素の曲があってもいいんじゃないかなという事をスタッフさんと話しまして、“許されない恋”をテーマにした曲を今井大介さんにお願いして、歌詞をYADAKOさんに書いて頂きました。



──YADAKOさんに具体的にリクエストした部分は?

Tiara:どの曲も、歌詞をお願いする時は事前に私の方から世界観やイメージをお伝えしているのですが、この曲に関しても同様で、歌詞には表現されていませんが、主人公の年齢や職業、二人の出会い、状況など、細かな設定もお伝えしたり、あとは、相手を感じる様な具体的な情景描写も欲しいなとという事とか、色々とリクエストをお伝えしました。


──この曲からもお好きなフレーズをピックアップしていただけますか?

Tiara:最初の「ずっと信じ込んでた これが幸せなんだと」っていうところかな。
ここは、イメージでお伝えしていた私の言葉がそのまま採用された部分なんです。


──なぜここを?

Tiara:結婚をしていると、お互い我慢を抱えながら過ごしていかなきゃいけないところってあると思うんですけれど、違和感を感じながらも、“自分は幸せなんだ、きっとこれでいいんだ”っていう風に思い込んで生きている人って多いんじゃないかなと思うんです。せっかく好きな人と一緒になれたのに、それが日常になってしまうと、変わってしまう部分って沢山ありますよね。この曲は、ドラマを見ている様に、聴いて頂けたら嬉しいです。


人生の半分を過ごした『東京の空』



──この曲を書かれたきっかけは?

Tiara:私は18歳で東京に出て来たのですが、そういえば、今まで東京をテーマにした曲を書いた事がないなと思って、そんな事を色々と考えていたら、あの日から今年で丁度18年が経った事に気が付いたんです。故郷で過ごした年月と同じだけ東京で暮らしているんだなって思ったら、それってなんかすごいなって思ったんですね。その事を母親に言ったらすごく淋しがられて、何だか切ない気持になってしまいました。18年経っても、私の気持ちは今も生まれ育った街に強く残っているし、そこでの思い出が本当に大切なんですけれど、母親からしたら子供が遠くに行ってしまった様な、すっかり東京の人になってしまった感覚らしくて。それでも私は、自分で覚悟を決めて東京に来たので、これからもこの街で生きていくという強い決意を、改めて込めながら書いた曲です。


──作曲で意識されたところは?

Tiara:私が生まれ育った田舎では、知らない人がいるとすぐに分かるくらい、誰とでもすれ違った時に話せるような環境ですが、東京はマンションの隣の部屋に住んでいる人を知らない事も多いですし、歩くスピードもすごく速くて、上京したばかりの頃は色々とカルチャーショックを受けました。田舎と比べると少し寂しく、無機質なイメージがあるので、そういった雰囲気をサウンドで表せる様に、あまり抑揚の無いメロディーにして、あえて淡々と歌うように意識しました。


──ご出身浜松でしたよね?

Tiara:はい。でも、浜松の賑やかな中心部から車で40分くらい離れた、田んぼと山しかないようなところです(笑)


──お子さんを東京で育てていく上で、ご自身が育った地でお子さんも育てたいっていう思いは?

Tiara:先日、お盆休みに子供と一緒に田舎へ帰省したのですが、子供にしてみたら見るもの全てが新鮮で、カエルやバッタなど色々な生き物が庭にいるのを見せるとキラキラした目でびっくりしていたんですね。こういうことはやはり田舎じゃないと経験させてあげられないんだなって実感しました。私も東京で育っていないので、東京で子育てをしていくという事がどういうことなのか、正直まだ解ってないんですけれど、これからちょこちょこ田舎に連れて帰って、かつて自分も経験した様な田舎ならではの体験を沢山させてあげたいなと思いました。


──最後の「ここで生きていくと 誓ったの」というフレーズに込められた想いを聞かせてください。

Tiara:何か形にするまで絶対に帰らないって18歳で出てくる時点で決めていたんです。プライドもあるし自分の好き勝手で親元を離れているので絶対に親にも甘えたくないし、っていう覚悟が今でもあります。


子供へ歌った『あいすること』



──『あいすること』の前に入っている『New Love 〜Interlude〜』は、ここに入れるために作られたんですか?

Tiara:まず、インタールードを入れようという話になった時に、曲順的にどこの場所がいいかなって考えたんですね。アルバムの軸になるような『あいすること』という曲が出来て、この曲をアルバムの中盤に入れて後半ガラッと雰囲気を変えたいなっていうイメージがあったので、自分の子供の声を入れて『あいすること』へ繋がる様なインタールードを作りたいと思いました。


──Tiaraさんのお子さんの声だったんですね!

Tiara:はい!実は録るのにすごい苦労しました(笑)。
毎晩寝かしつける時に、ベッドで絵本を読んだり、お唄を歌ったりする時間が凄く好きで、その幸せな雰囲気を録音出来たら良いなと、スマホを片手に挑戦したのですが、スマホを取り上げられたりキャーキャーはしゃいでしまったりで、なかなか求めてるような可愛い声で笑ってくれなくて、、、。結局1週間くらいかかってしまいました(笑)


──大変でしたね…。

Tiara:大変な事も多いですが、でもやっぱり子育ては面白いです。子供を通して自分も成長させられるというか、また人生学び直している感覚で毎日が新鮮です。子供と同じ目線で、子供と一緒になって感動したり驚いたり出来る毎日に幸せを感じています。


──『あいすること』の歌詞を見て、自分の母親もこう思ってくれてたら嬉しいなって思いました。

Tiara:親ってこんな風に子供のこと想ってくれていたんだなって事に、自分も人の親になってみてやっと気が付けました。18歳で親元を離れて好きに生きてきた事が、親にとってはどれだけ心配だったんだろう、とか。だって、自分の子供が自分と同じことをしたら、辛すぎます。。。


──社会に出たりして大人になっていくと、やっと親の言っていたことの意味がわかるっていうこと、あります。

Tiara:そうですね。30代になってもまだまだ気づくことが沢山あります。日々反省ですね。これから子育てを通して、もっと様々なことに気が付いていくんでしょうね。


──では続いて、『あいすること』の歌詞が生まれたきっかけについて聞かせてください。

Tiara:産後2ヶ月の時、1、2時間の間隔で授乳をしていた時期で、眠れない日々が続いてたんです。体もまだしんどいし、眠れない事が本当に辛くて参っていたのですが、そんなある日、ふと夜中に久しぶりにパソコンを開いて色々な音楽を聴いていたら、ふわっと曲のイメージが浮かんできました。そのタイミングでちょうど夜泣きが始まったので寝室に戻って娘を抱いてたら、どんどん気持ちが溢れてきて。この気持ちを録っておかなきゃなってレコーダーを用意しながら作った曲です。


──母親ありアーティストであるって、そういうことなんですね。

Tiara:振り返ってみると、赤ちゃんの時期って本当に一瞬なんですよね。もちろん、その時期を大事に過ごしてはいましたが、それでも当時は慣れない育児にいっぱいいっぱいで、大変だなっていう想いばかりで弱音を吐いてしまう日も多々ありました。今思えば、もうちょっと赤ちゃんの時期を余裕を持って楽しめたら良かったなって思います。

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