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【歌詞コラム】『Family Song』、溢れ出てくる星野源らしさがとまらない

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「僕は時代のものじゃなくて あなたのものになりたいんだ」 6年前のシングル、「くだらないの中に」でそう唄った星野源は、8月16日に発売されたニューシングル「Family Song」の中で、見事にその言葉を自分で証明した。

公開日:2017年9月24日 更新日:2017年10月3日


この記事の目次
  1. ・Family Song 星野源
  2. ・Family Songの聴きどころ
  3. ・星野源 最新情報
  4. ・リリース情報
  5. ・星野源 Profile
「SUN」「恋」と歌って踊れるダンスミュージックが続いていたが、自身のラジオ番組では「『恋』のカップリング曲『Continues』が次の曲に続いていく曲になる」と言っていた。その言葉通り、「Family Song」「Continues」のスローでどこか日本らしい雰囲気を引き継ぎ、次に続いていくような温かいソウルミュージックになった。それは前作までのヒットに縛られることなく音楽を生み出し続ける星野源の「やりたい音楽」の幅の広さを感じさせられる。

Family Song 星野源

「Family Song」の中身に注目して聴いてみよう。
イントロから温かく、主題歌に起用されている日本テレビ系ドラマ「過保護のカホコ」では、ハッとさせられるタイミングでかかる。ハッとさせられるけれど、そのあとに続く星野の声、そしてAメロに落ち着くと、ドラマがどんな展開になっていようとどこか安心させられるのである。




そして歌詞で注目したいのは、『出会いに意味などないけれど 血の色形も違うけれど』という部分。
出会いに意味などない。と歌うところは、「意味なんかないさ暮らしがあるだけ」と歌った前作「恋」と同じく、出会うことの運命ではなく、大切な人と一緒にいる日常そのものを大切にしようと語っているようだ。

星野源の楽曲は恋愛の歌であっても家族の歌であっても、なんで好きか、とか、いかに好きか、ということは多くは語らない。
それは、思っていても言わないというよりかはむしろ、好きであることに根拠や説明はいらない。という絶対的なものだから。だからこそ、前作も今作もその夫婦の形は、多様性を含められるのだ。

Family Songの聴きどころ

ソウルミュージックはそもそもアメリカでブルースとゴスペルの系譜を踏んで誕生した音楽ジャンル。ゴスペルはコーラスによって成り立っているが、この「Family Song」でも豪華なコーラス陣による歌声もまたこの曲の聴きどころのひとつ。いつも星野の楽曲でコーラスを担当している石橋英子に加え、これも近年の楽曲にギターで参加している長岡亮介とそのバンド、ペトロールズの3人をコーラスに迎えている。どんなに星野源が大衆的で、人気のある歌手になったとしても、「音楽好き」へのアプローチはかかさない。


「星野源らしさ」という言葉は嫌い、と本人は語っている。彼の作る音楽は多様で毎回いい意味で驚かされ、一概にくくるのは難しいのだが、実はそれこそが「星野源らしさ」であり、その可能性の幅は今後も広がっていくだろう。


「Family Song」は自分が家族を持つようになってから聴くときっと違う印象を受けるのだろう。

将来、この曲がどう自分に響くのか、そして星野源が次はどんな曲を生み出していくのか。安心して待とうと思う。

星野源は日本の音楽家、俳優、文筆家。歌手業での所属事務所はアミューズ。俳優業では大人計画に所属している。2003年に舞台「ニンゲン御破算」への参加をきっかけに俳優としてのキャリアを本格的にスタートさせる。2010年に細野晴臣の勧めでソロデビュー。レーベル「デイジーワールド」から1stアル···

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星野源 Profile

1981年、埼玉県生まれ。音楽家・俳優・文筆家。

2000年にバンドSAKEROCKを結成。2010年に1stアルバム『ばかのうた』にてソロデビュー。2015年5月にリリースしたシングル『SUN』が大ヒットを記録。

同年12月にリリースしたアルバム『YELLOW DANCER』は自身初となるオリコンウィークリーアルバムチャートで1位を獲得し、現在までに40万枚を超える大ヒットアルバムとなっている。

また、2016年10月にリリースしたシングル『恋』は、自身も出演したドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の主題歌として社会現象とも呼べる大ヒットを記録した。

2017年5月に発売した初のMUSIC VIDEO集『Music Video Tour 2010-2017』が、オリコンウィークリーDVDならびにBlu-rayランキングにて初登場1位を獲得。Blu-rayの初週売上は、ソロアーティストによる音楽Blu-ray作品の中で歴代1位を記録した。

また8月に発売した10作目のシングル『Family Song』がオリコンウィークリーシングルランキングにて、同年度のソロアーティストによるシングル作品として最高売上枚数も記録する快挙となり、初登場1位を獲得。同年3年連続となる「第68回NHK紅白歌合戦」出場を果たした。

2018年は国民的アニメ映画「映画ドラえもん のび太の宝島」の主題歌、挿入歌を担当。主題歌『ドラえもん』が収録されているシングル『ドラえもん』はオリコンウィークリーシングルランキングで2作連続となる1位を獲得。

さらに4月から放送のNHK連続テレビ小説「半分、青い。」の主題歌『アイデア』は初の配信リリースながら、オリコンデジタルランキングにおいて、デイリーチャートの史上最高記録を樹立するなど、こちらも大きな話題とともに大ヒット中。

俳優として、映画「箱入り息子の恋」(13/市井昌秀監督)、「地獄でなぜ悪い」(13/園子温監督)等に出演し、第37回日本アカデミー賞新人俳優賞等の映画賞を多数受賞。

ドラマ「コウノドリ」シリーズ(TBS)、大河ドラマ「真田丸」(16/NHK)、「逃げるは恥だが役に立つ」(16/TBS)、「プラージュ」(17/WOWOW)など出演作多数。

アニメ映画「夜は短し歩けよ乙女」(17/湯浅政明監督)では声優として初主演を務め、アニメ映画「未来のミライ」(18/細田守監督)にも出演。2019年8月30日には主演映画「引っ越し大名!」が公開を控える。

また、作家として著書「蘇える変態」、「働く男」、「そして生活はつづく」、「星野源雑談集1」「いのちの車窓から」を刊行。幅広い活動が評価され、2017年3月には第9回伊丹十三賞を受賞した。

2016年3月からはニッポン放送でレギュラー番組「星野源のオールナイトニッポン」がスタート。2017年には第54回ギャラクシー賞ラジオ部門 DJパーソナリティ賞を受賞した。

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