山地まり歌手デビュー!
──今日も、今回コラボされている内藤ルネちゃんのTシャツを着ていらっしゃるんですね!山地まり(以下、山地):そうなんです!オフィシャルTシャツです!
──女優やタレントとして活躍されている山地さんですが、今回歌手デビューを迎える率直なお気持ちを聞かせてください!
山地:歌うっていうことは昔から大好きで、カラオケとか1人でフリータイム8時間も行ったりしていたんですけど(笑)まさか歌手デビューさせてもらえるとは去年の今頃自分も思っていなかったので本当に嬉しいです。イベントとかでお客さんと触れ合ったりするのもこれからなので、まだちょっと夢みたいだなっていう感覚ですね!毎日緊張してます!
──カラオケ1人で8時間すごいですね(笑)!どんな歌を歌われるんですか?
山地:結構いろんな歌を歌います、ONE OK ROCKさんとかB’zさんからきゃりーぱみゅぱみゅさんとかPerfumeさんまで、あと中島みゆきさんとか山口百恵さんも歌いますし、ボーカロイドの曲も歌ったり、本当に縛りがないというか。
──すごいですね!歌うのはずっとお好きだったということですけど、これまで特に好きで聞き込んできたアーティストさんとかいらっしゃいますか?
山地:兄と姉がいるので、エヴァンゲリオンの曲とか、椎名林檎さんとか、BUMP OF CHICKENさんはすごい聴いてました、最近よく聞くのは赤い公園さんと04 Limited Sazabysさんです!
──確かに94年生まれにしては大人っぽい選曲ですね!
山地:そうですね、母の実家が青森なので、帰る途中に玉置浩二さんの『田園』を流しながら歌ったりしていました(笑)
──これだけ幅広い曲を聴いていたら、ご自身で曲を作られる時も色々なジャンルに挑戦できそうですね!
山地:はい、今回2曲作詞をさせていただいてるんですが、日頃から思ったことをケータイのメモにまとめたりするのが好きでやっていました。でもそういうの書くときって大体落ち込んでる時なんですよね(笑)、なのでそういう歌詞が多いんです。
──メモを取る習慣っていうのは、歌手デビューのお話が出る前からやっていらっしゃったんですか?
山地:そうですね!
──デビューシングルの歌詞も、そのメモの中からピックアップしてきたフレーズがあったりするんですね!
山地:そうなんですよ!過去のケータイのメモ帳見直してきたんですけど、メモなんでありのまま書きすぎていてちょっと変えました(笑)
──元々はもうちょっと暗かったり?
山地:そうですね…頑張ってよかったね、今歌手デビューできてるよ!って当時の自分に対して言ってあげたいです。
──なるほど(笑)!歌手デビューということで、初めての経験も沢山されたんじゃないかと思いますが、楽曲制作で大変だったことや驚いたことはありましたか?
山地:今回ラッキーなことに、レッドブルスタジオでレコーディングさせていただいたですけど、やっぱり大物アーティストさんがレコーディングをされているスタジオだっていうことは聞いていたので、めちゃくちゃ緊張しました。夜から朝5時くらいまでの間に3曲レコーディングしたんですけど、レッドブル飲み放題だったんです!そのおかげか喉が全く枯れなくて、喉強いねっていうことも言っていただけたんですけど自分的には意外でした。
──でも、8時間カラオケできるんですもんね(笑)!
山地:そうですね(笑)カラオケだとヒールを履きながら歌うことが多いので、レコーディングにもいつもの感じでヒールで行ったんですけど、途中でヒールじゃないほうがいいなって気がついて裸足になりました。
──やっぱりカラオケの時より調子よく歌えた印象でした?
山地:そうですね、でもやっぱりカラオケとレコーディングは違うなって感じるような新しい体験ができました。
──これまでの活動が音楽を作ったり歌ったりすることに活かされているなぁと思うことはありました?
山地:レコーディングスタジオが鏡張りで、内側にいるスタッフさんから私が丸見えだったんですよ。歌う時の顔って恥ずかしいんですけど、これまで演技とかバラエティーとかで恥ずかしい姿も見せてきた経験があったおかげで意外とリラックスして歌えたので、“自分を出す”っていう感覚を鍛えてもらったなって思いました。酔いしれて歌っている私はDVDのメイキング映像に収録されてるので是非見て欲しいです!
──メイキング映像では他にもいろんなシーンが見れるんですか?
山地:夜中のテンションで踊ったり、おにぎり食べているところとかも(笑)。
──『明日はきっといい天気』はMVも作られているんですよね!映像を撮られるのは慣れているかと思いますが…
山地:全部グリーンバックだったので、これも初めての体験でした!
スタッフさんと物理的な距離が近い撮影になったので、かわい子ぶったり最終的にどうやって使われるのかわからない素材を黙々と取るっていう作業がちょっと恥ずかしかったです(笑)。
──かわい子ぶってるんですね(笑)ニャーとか?
山地:はい!あれも生で録ったんですけど、部屋でケータイのボイスレコーダーに向かって「ニャー」ってひたすら言ってました(笑)
──「ニャー」だけの音源も欲しいですね(笑)。なんだか録音しているところを想像するとシュールです。
山地:しかも、一回その録音した「ニャー」を友達に気づかれたことがあって、恥ずかしかったですね(笑)。
ジャンルに縛られない『明日はきっといい天気』
──なんだか、この曲はいろんなジャンルが混じっているような不思議な感覚がします。キャッチーだったり真逆に感じる部分もあったり…
山地:嬉しいです!私も最初に聴いた時そう思いました。
──その初めに聴いた時の印象というか感想を詳しく聞かせてください。
山地:擬音ってキラキラしていてピカピカしていて、スンスンしているというか。イヤホンで聴くとより感じるんですけど、音が頭の中でスパークしているような印象でした。歌詞もわかりやすいのですんなり入ってくるなって思いました。
──「夜空の星を いっぱい数えたよ 輝き流れる 星もみたよ」という冒頭のフレーズですが、どのようなイメージで歌われましたか?
山地:曲に入るイントロがシャンシャンって星空っぽい音なので、そこからすっと歌詞に入っていくような気持ちで歌っています。ロマンチックな童話というか、まさに内藤ルネさんの世界観のイメージなので、そのイメージでレコーディングにも望みました。
自分のこれからの夢について歌っているところが、自分ともとってもリンクします。
──山地さんにとって、そのあとのフレーズであとの歌詞に出てきますが3年前に出会った“君”のように新しい扉を開く時に微笑みが浮かび上がるような人はいますか?
山地:5年前に出会ったマネージャーさんですかね!そこから始まってるので、そういう意味でもこの物語と自分がリンクします。
──生でどんなライブをしてくれるのかが今から楽しみです!
山地:もう〜緊張してます!!人前で歌うっていうことがほぼ初めてなので。
──どんなライブにしたいなっていうイメージはあるんですか?
山地:毎日イメージトレーニングはしているんですけど、ダンスがやっぱりキャッチーなのでみんなが一緒に踊ってニャーニャー言ってくれるところとか、どんどん会場が大きくなっていくこととか勝手に想像しています(笑)
──今イメージしている大きい会場はどちらなんですか?
山地:Zepp Diver City!
──山地さんのファンは男性の方が多いんですか?
山地:最近はありがたいことに女性の方も増えてきて。この間インスタを始めたので、内藤ルネさんの世界感も広めていけたらなって思っています。
──男性ファンの方が猫の振り付けを踊っているところを想像してしまいました(笑)!
山地:ハハハ(笑)かわいい〜、掛け声だけでもいいですよ!
──是非みんなでやって頂きたいですね!
──「シャキシャキ」っていう歌詞ってすごく珍しいですよね。
山地:個人的に「シャキシャキ」ってレトロな響きだなって思っています。それもルネさんと合ってるなって思ってます。横文字でカッコよくするんじゃなくて、ちょっとハズしてる感じがポイントかなって思っています。
──気に入っていらっしゃるんですね!
山地:はい!ルネさんも“レトロ可愛い”なので、最先端なオシャレっていうよりもレトロモダンな感じが。
──他に、『明日はきっといい天気』の中でお好きな歌詞はありますか?
山地:「3年前は別の空の下」が好きなんです。今出会っている人たちに対して、数年前はまだ出会ってなかったんだなって時々1人でうるっとすることがあるんです(笑)、ロマンチックだなって思います。