人生初作詞の『Our Place』
──1曲しっかり作る作業っていうのは初めて?
山地:はい、初めてさせていただきました。
──言葉選びなどでこだわったポイントってあったりしますか?
山地:これは、2年前くらいに自分の中で色々モヤモヤしていた時に書いた詞なんです。この時の歌詞を見ると当時の感情を思い出して、自分の殻に引きこもってたなって思うんです。だから自分の中に呼びかけるような言い回しを意識しました。
──なるほど、意外と万人受けするようにといったことよりも自分自身に呼びかける感覚だったんですね。
山地:そうですね、絶対私みたいに落ち込んだりモヤモヤして外も出たくないっていうような時期って誰でもあると思うんです、そういう時に、ちょっとだけ頑張って、外の世界に行ってみようっていうようなことを訴えかけられるように。
──先に少し話にありましたが、作詞をされている2曲ともネガティブな要素が入っていたりするんですよね。
山地:やっぱりそういう時に歌詞を書きたくなるので、2曲目と3曲目の違いは、『Our Place』は本当に落ち込んでいる時に書いた詞だったんで最後までしっとりな歌詞なんです、バンッと背中を押すっていうよりはゆるっと応援しているような。
──2年くらい前に書かれた詞という事でしたけど、そのまま歌詞になったような感じですか?
山地:当時の詞を自分で変えたところもあったんですけど、大半削られていました(笑)。字余とかの問題もあって、アレンジャーさんがイイ感じなところを残してくださったのもあります。でも元の歌詞を見返してみたら、今よりもうちょっと過激でしたね、なのでマイルドにもなっています。
洋楽テイストな『YOURSELF』
──『YOURSELF』に関してはいかがですか?『YOURSELF』は最近書いた詞で、曲を頂いてから歌詞を書かせていただいたので前向きな感じになっていますね、間奏はテンションがバーッと上がっていくような。私はその間奏の上がっていく感じが好きなんです、ギャップが聴いていて気持ちがいいので、サビではハッピーな歌詞を書きたいって意識しました。
──『YOURSELF』は洋楽っぽいテイストですよね!
山地:自分としても、すごいかっこいい曲にしあがってると思います。
──洋楽は山地さんご自身聴かれることは?
山地:最近聴きます!ドラマGOSSIP GIRLに一時期ハマってて、友達と洋楽縛りのカラオケも行ったくらいです(笑)。GOSSIP GIRLにはハマりすぎて、お金ないのに銀座行ってアバクロ行って帰るみたいなこともしてました(笑)。
──その気持ちすごくわかります(笑)。
山地:そういう雑誌も買ってメイクも真似してみたり。
──山地さんはそんなことなさそうですけど、外国人メイクをしてみた後に顔立ちの違いっていう現実が突きつけられるんですよね(笑)。
山地:わかります!!宝塚のメイクみたいになっちゃって私服じゃ浮いちゃうみたいな(笑)。
──あります!?ちょっと親近感が(笑)!
山地:もちろんです(笑)
──すいません話が逸れましたね、洋楽になじみがあったからこそこの曲をもらってから歌詞を書くっていう作業も意外とスムーズにいったような。
山地:でも、ちょっと意識して英語は多めにしてみました。自分の頭の中のありったけの英語を使って。
──言われてみれば英語が多いですね!
山地:ちょっと韻をふむようなこともできたらなって思って、母音が似ている言葉を並べました。
──確かに、それは『Our Place』でも感じました!その細かい意識がこの曲たちの耳障りの良さを実現させているんですね!
山地:そうだと嬉しいです。
──今後、どういった曲を書いてみたいなっていうイメージはありますか?
山地:1曲はめちゃロックな歌詞を書きたいです!なかなか普段だと恥ずかしいなって思っちゃうことを思い切って書きたいです。
あと、経験値を積んでからラブソングも書いてみたいなって(笑)。
──映画からインスピレーションを得たり!
山地:そうですね、まだ自分も知らない自分がいると思うんで、年を重ねるごとにそういう自分と出会って、その時に書ける歌詞を書いていきたいなって思います。
──それを言われてみると確かに等身大な歌詞っていう感じがしますね!
山地:嬉しいです!
──ご自身が作詞をされたこの2曲のうち特に気に入っているフレーズがあればご紹介頂きたいです!
山地:『YOURSELF』のセリフの部分は結構考えたんです、お風呂入りながらぼそっとつぶやくとしたらなんてつぶやくかなぁって。
あとは「弾けるよ カラダ中」のところはメロディーが不思議な感じで、カラダがグニャグニャするイメージなんです(笑)。だからカラダを弾けさせようと思って、メロディーに寄せた歌詞にしました。
内藤ルネとのコラボについて
──最後になってしまいましたが、内藤ルネさんとのコラボについて聞かせてください!山地:“Roots of Kawaii”と言う、カワイイを世に発信した内藤ルネさんとコラボさせていただいて、私も絵を描くのが好きなので内藤ルネさんの作品が前から大好きで、世界観を参考にしたりもしていたんです。コラボのお話をいただいたときには、まさか自分がっていう思いが大きかったです。内藤ルネさんは過去も未来も現在もカワイイを広めている方で、今の少女漫画の人物画に大きな影響を与えたイラストレーターさんなんです。衣装もルネガールが着ているものをデザイナーさんが作ってくださって、初めてフィッティングした時は感激でした!女の子に生まれてきてよかったって思いました。なんかブルゾンさんみたいになっちゃった(笑)。
──(笑)!インスタも始められたとのことなので、この世界観に寄せたファッションの更新も楽しみにしています!
山地:インスタ映えですね!今はお母さんに写真撮らせてます(笑)、「1年間専属のカメラマンになってあげる〜」って言ってくれました。
──そうなんですねっ!ありがとうございました、それでは最後に、インタビューを見てくださった皆さんに一言お願いします!
山地:この曲は衣装もかわいいんですけど、曲もかわいいしダンスもかわいくて、サビのダンスは覚えやすくて歌詞に沿ったものになっているので是非覚えて、学校で盛り上がってもらったり、インスタ映えしてもらったりしながら曲を好きになってもらえたら嬉しいです!
Photo 片山拓
プレゼント応募について
Twitterで応募するとサイン入りチェキをUtaTenをご覧の方に抽選でプレゼント!!【応募方法について】
①UtaTenのTwitterアカウント(@utaten)をフォローをします。
(既にフォローしていただいている方はそのままで!)
②UtaTenのページにあるこの記事上下のツイートボタンからツイート。
※入力されている内容は消さないようにご注意ください!(追記はOK!)
③応募完了となります。応募締め切り後、当選者の方にDMにて当選の旨をご連絡致します。
※応募完了後であっても、該当のTweetの削除、UtaTenのフォローを外した場合、その時点で応募対象外となります。
Follow @utaten
Tweet
【応募締め切り】
10/30 21:00まで
【当選の通知方法】
締め切り後に抽選を行い、当選者には@utatenからDMにてご連絡いたします。
※ご自身のTwitterアカウントのDM設定をご確認ください!!