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【歌詞コラム】芸能界のご意見番として有名なあの人「あの頃は~…ハッ!」の真実

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和田アキ子の優しさ溢れるポンキッキーズ…

「芸能界のご意見番」「ゴッド姉ちゃん」などとして知られる和田アキ子。こんな異名も付いているくらいですから、歌手というより、芸能界の大御所としてのイメージの方が強い方も多いのではないでしょうか?彼女の歌を知っている身としては、そのことが非常に悔しく感じます。「和田アキ子は誰にも代えられない唯一無二のシンガーである」ということを、是非多くの人に知ってもらいたいのです。

公開日:2017年10月30日 更新日:2019年5月16日


この記事の目次
  1. ・TVで大活躍の大物歌手
  2. ・そんな恋愛もあった…
  3. ・古い日記
  4. ・想像を裏切るような深い愛を語った歌詞
  5. ・唯一無二のシンガー和田アキ子
  6. ・和田アキ子の曲を聞いてみよう
  7. ・和田アキ子 最新情報
  8. ・リリース情報
  9. ・和田アキ子 Profile

TVで大活躍の大物歌手


「芸能界のご意見番」「ゴッド姉ちゃん」などとして知られる和田アキ子。こんな異名も付いているくらいですから、歌手というより、芸能界の大御所としてのイメージの方が強い方も多いのではないでしょうか?

彼女の歌を知っている身としては、そのことが非常に悔しく感じます。「和田アキ子は誰にも代えられない唯一無二のシンガーである」ということを、是非多くの人に知ってもらいたいのです。

中でも一番に聴いて欲しいのは『古い日記』。「あの頃は〜♪」のメロディと、要所で入る「ハッ!」のインパクトで、ご存知の方も多いと思います。

しかしインパクトが先行してしまい、曲の素晴らしさになかなかスポットライトが当たらないことが、これもまた非常にもったいない。なんせこの曲は演奏・作詞作曲・歌手の三拍子が巧みにからみあう、芸術のような作品なのです。

演奏面においては、ギターとブラスが主張し合うイントロに続き、パーカッション、歌、ストリングス等が我こそはとばかりに登場します。それぞれが個性を放っていて、すべて味わおうと思うと耳が追いつかないほど。

それだけ個性があるそれぞれが、Aメロ、Bメロの終わりにはすべて集結し、気持ちのいいまとまりを見せます。その気持ちが高まった頂点で来るのが、あの「ハァッ!」なのです。もう、計算しつくされた音楽であるということが、この一篇だけでも理解できてしまいます。

そして歌詞もまた、非常に示唆に富んでいます。一曲通して、若い頃に書いた日記を読んで、「あの頃は…」と当時を鮮烈に思い出している様子の歌詞になっています。

そんな恋愛もあった…

古い日記


----------------
あの頃は ふたり共
なぜかしら 世間には
すねたような 暮し方
恋の小さなアパートで
あの頃は ふたり共
なぜかしら 若さなど
ムダにして 暮らしてた
恋のからだを 寄せ合って
≪古い日記 歌詞より抜粋≫
----------------

「恋の小さなアパート」は、おそらく恋人と二人だけの狭い世界のことを意味しています。世間から見てどうだとか、未来がどうとか考えることもなく、ただひたすらお互いがいればよかった…若い頃なら、そんな恋愛もありますよね。

そんな頃を思い返して少し羨ましくも、切なくもあり。大人になればなるほど、あの頃の自分に想いを馳せ、憧れるものなのかもしれません。しかしながら、これはただ愛に溺れた若い頃に憧れる曲ではありません。

想像を裏切るような深い愛を語った歌詞


----------------
好きだったけど 愛してるとか
決して 決して 云わないで
都会のすみで その日ぐらしも
それはそれで 良かったの
≪古い日記 歌詞より抜粋≫
----------------

「好きだったけど 愛してるとか言わないで」。私にとっては、衝撃的な歌詞でした。情熱的な恋の曲だったはず。恋人ならより愛して欲しいはず。そんな想像を裏切られました。

彼女は、歌詞の中で「恋」「小さなアパート」「その日暮し」を受け入れているのに対し、「世間」「他人」「先のこと」などを拒んでいます。

なんだか不安定で、危なげなものばかりを好み、世間体、将来のこと、安定などは避けているように読み取れます。歌詞を見る限り、それは世を拗ねたような社会に対する屈折した気持ちからそういう姿勢になってしまったのでしょう。

先がどうなるとか、他人や世間は関係なく、今と自分さえよければいいという姿勢です。だからこそ、同じ匂いのする恋人との狭い世界で、お互いの傷を舐め合うことでそんな自分自身を認めるように、二人体を寄せ合っていたのではないでしょうか。

そんな時に、突然恋人から将来を見据えた愛などを求められたら、きっと今と同じような付き合い方をして行くことはできません。だからこそ、の「愛してるとか言わないで」だったのではないかと思うのです。

唯一無二のシンガー和田アキ子


そのようにして彼女が経験したのが、野暮なことは考えずに「今、この瞬間」だけを見つめられる恋愛です。この本能的ともいえる恋には、二人の安定や将来を考えるような穏やかな愛には決してたどり着くことのできない、圧倒的な「情熱」が存在します。

そして和田アキ子こそが、まさにその最大瞬間風速的な恋の情熱を表現することができる歌手なのです。彼女の歌唱を目にすれば、この燃える熱情の迫力は、ただ上手いだけの歌手には到底表現できないと確信させられるはずです。

さらに彼女の歌が唯一無二といえるのは、「瞬間的で、本能的な情熱の恋」だけでなく、その歌唱の壮大さで「惜しみなく満ちて来る永劫不変の愛」も表現することができることです。一見相反するそんな恋や愛の在り方をたったの3分間で伝えることができる歌手を、私は和田アキ子…彼女以外に知りません。

和田アキ子の曲を聞いてみよう


そんな彼女も2018年で歌手生活50周年。その記念すべき年に向けて開設されたTwitterには、誰かへの批判などはみじんも出てきません。ただ一生懸命考えながら作ったように感じられる文章と、彼女の笑顔の写真があるだけ。

まるでそこには、「SNSを始めたばかりの母ちゃん」のように身近な彼女を感じられます。

歌手としての活動をあまり見たことがない方にとっては、もしかしたら偉そうに映る部分もあるかもしれませんが、そもそも彼女の高い身長やボーイッシュな見た目などからくるオーラ、またメディアで作られたキャラクター像によってそう思わされているところは多少なりともあるのではないでしょうか?

彼女の格好よさをそんな風に消費しては、実に勿体ない。とりあえず、文句を言うのは、曲を聴いてからでも遅くないのではないでしょうか。

TEXT サニー

日本を代表するシンガー。1968年10月25日『星空の孤独』でデビュー、和製R&Bの女王と称される。 『笑って許して』で紅白初出場。1972年『あの鐘を鳴らすのはあなた』で日本レコード大賞最優秀歌唱賞を受賞。2008年ブラック・ミュージックの殿堂ニューヨーク「アポロシアター」にて海外公演を成功···

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和田アキ子 最新情報

リリース情報

●2018年1月24日(水) 発売
デビュー50周年記念リリース第2弾
『WADASOUL COVERS ~Award Songs Collection』
世界最高峰の音楽アワードの受賞曲より、和田アキ子が愛する新旧の名曲を歌うカバーアルバム。

価格:2,315円(税抜
品番:UICV-1093

▷CD/配信の予約/購入/ストリーミングはこちら
▷ダイジェスト音源試聴

【収録曲】
01. Introduction
02. Uptown Funk / マーク・ロンソン
03. Feeling Good / ニーナ・シモン
04. Rolling In The Deep / アデル
05. Stay With Me / サム・スミス

06. I Can't Stop Loving You (愛さずにはいられない) / レイ・チャールズ
07. Strangers In The Night (夜のストレンジャー) / フランク・シナトラ
08. Don't Know Why / ノラ・ジョーンズ
09. Tears In Heaven / エリック・クラプトン
10. Stay With Me (MATZ Remix)

和田アキ子 Profile

日本を代表するシンガー。1968年10月25日『星空の孤独』でデビュー、和製R&Bの女王と称される。

『笑って許して』で紅白初出場。1972年『あの鐘を鳴らすのはあなた』で日本レコード大賞最優秀歌唱賞を受賞。2008年ブラック・ミュージックの殿堂ニューヨーク「アポロシアター」にて海外公演を成功させる。2015年、ソウル・アルバム『WADASOUL』をユニバーサルミュージックよりリリース。

2018年のデビュー50周年を記念して、今年10月に『THE LEGEND OF SOUL-AKIKO WADA 50th ANNIVERSARY BEST ALBUM-』をリリース。

記念リリース第2弾として、世界最高峰の音楽アワードの受賞曲より、和田アキ子が愛する新旧の名曲を歌うカバーアルバム『WADASOUL COVERS ~Award Songs Collection』が2018年1月24日に発売される。

▷ユニバーサル ミュージックのアーティストページ
▷WADASOUL TWITTER
▷WADSOUL YOUTUBE 
▷50周年記念サイト
▷50周年記念INSTAGRAM
▷50周年記念facebook
▷50周年記念TWITTER

●和田アキ子50周年の軌跡
1968年
10月25日『星空の孤独』デビュー。

1969年
4月25日2ndシングル『どしゃぶりの雨の中で』が大ヒット。

1970年
『女番長・野良猫ロック』(日活)で映画初主演。

1970年
『笑って許して』が大ヒットし、NHK紅白歌合戦初出場を果たす。

1972年
『あの鐘を鳴らすのはあなた』で第14回日本レコード大賞最優秀歌唱賞を受賞。

1973年
日本テレビ『金曜10時!うわさのチャンネル!!』に出演。ゴッド姉ちゃんの愛称で人気を博す。

1974年
『古い日記』が大ヒット。

1985年
TBS『アッコにおまかせ!』が放送開始。

1986年
『もう一度ふたりで歌いたい』が大ヒット。

1987年
『抱擁』が大ヒット。同年日本女性放送者懇談会賞を受賞

1988年
『だってしょうがないじゃない』が大ヒット。

1998年
デビュー30周年記念コンサートで憧れのレイ・チャールズと共演を果たす。

2003年
デビュー35周年記念コンサートを開催。全国9都市を巡り、東京・NHKホールでツアーを締め括った。

2005年
7月13日付のオリコンチャートでm-floとのコラボレーション作品『Hey!』が初登場9位を記録。見事TOP10入りを果たし、同年自身初となる白組での紅白出場。

2008年
デビュー40周年を記念し2枚のアルバム『わだ家』『 World Standard Wada Akiko』をリリース。また9月29日にはニューヨークのアポロ・シアターで日本人ならびに東洋人ソロ歌手で初となる。単独公演『40th Anniversary Concert “Power&Soul”』を開催。大成功をおさめる。

2013年
デビュー45周年記念コンサートを開催。東京・NHKホールを皮切りに全国12都市を巡るツアーを敢行。

2015年
自身の原点回帰となるアルバム『WADASOUL』をUNIVERSAL MUSIC JAPANよりリリース。

2016年
近年は大型野外フェスへの出演にも積極的で、同年『SUMMER SONIC 2016』の出演で話題を呼んだ。

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