『新たなる幕開けのための幕開けによる狂詩曲』について語る

瀬斗光黄/紅竜真咲/草歌部宙篇
──メンバー全員、10年間という歩みを経験したわけではありません。中には、まだ半年ちょいの人たちもいます。それでも、風男塾のメンバーとして活動することで10年間の重みを感じることも多いのでしょうか?仮屋世来音:その重みはすごく感じます。最近、日比谷野外大音楽堂を舞台に風男塾の10周年の始まりを祝うアニバーサリーライブがあったんですけど。10年の歴史を経験してないにも関わらず、風男塾の持つ10年間という歴史を振り返りながら、改めて10年間の歴史の積み重ねの凄さと言うか、「この10年間の中で生まれた想いがどんどん受け継がれての今なんだなぁ」という気持ちを強く感じてました。
あのときは本当に、風男塾の10年という歴史や歩みを大切にしていきたい気持ちをとても強く持ちました。
──みなさんも10年間の歴史を背負いながら活動していると思いますが、最新シングルの『新たなる幕開けのための幕開けによる狂詩曲~キミがいればオレたちも笑顔∞~』では、これまでの風男塾には無かった新しい表情を提示しました。って言うか、めっちゃぶっ飛んだ楽曲じゃないですか、これ。

瀬斗光黄:最初に聴いたとき、「えっ、これ何曲分入ってるの?」と思ったくらい。楽曲も約5分半あれば、タイトルも長いし、何もかもが初めて尽くし。しかも、宙と真咲にとっては風男塾への加入後初となるシングルのように、また新たな風男塾の始まりの1枚にもなっている。
それだけ初めて尽くしが多いように、活動10年目に入ってもなお新たな挑戦でもあれば、まだまだやってないことがこんなにもあったんだという気持ちもあります。二人(宙&真咲)はけっこうハードル高かったんじゃない?
紅竜真咲:最初に楽曲を聴いたとき、「これを歌って踊るって本当に出来んのかなぁ」という気持ちが先に来てました。とくに僕は、これまで歌やダンスをやってこなかったから、「5分30秒もこの激しい展開の中で歌い踊ることが出来るのか?」という心配が強くって。でもそこはみんなに支えられながら、結果、楽しく表現出来ました。
草歌部宙:僕はヲタクを齧らせていただいてるので、Elements Gardenさんの曲を歌えると聴いただけで興奮していたし、いただいた楽曲もElements Garden節がたっぷり効いてたから、歌いたい、踊りたいという気持ちがとても強かったです。今でもその気持ちを大切に、これからも歌い続けていきたいなと思っています。
仮屋世来音:この曲、転調がすごいよね。
草歌部宙:転調も多ければ、コールを入れる箇所も多いように、そういうところにも「あー、Elements Gardenさんの歌だぁ」みたいな喜びを感じてます。
藤守怜生:だってElements Gardenさんのスタジオへ歌いに行った時点で、「誰々さんと同じマイクなんですよね」「誰々さんと同じ空気を吸えるー」ってすっごい喜んでたからね。
仮屋世来音/愛刃健水/藤守怜生篇
──仮屋世来音さんは、『新たなる幕開けのための幕開けによる狂詩曲~キミがいればオレたちも笑顔∞~』についてどんな印象を覚えました?仮屋世来音:僕も、この曲を初めて聴いたときは驚きや「歌えるかな」という気持ちが先行してたんですけど。まさかラップ担当になり、ラップを行うことになるとは自分でもびっくりでした。
ラップも試行錯誤しましたが、歌い方も普段とは異なる表情をしているように、この歌で、また新たな挑戦をさせていただいてます。ちなみにラップの部分は、この歌でも良いスパイスになっています。
──愛刃健水さんは、どんな印象を持ちました?
愛刃健水:初めて楽曲を聴いたときは、どういう風に仕上がるのかまったく未知な世界でした。楽曲自体も5分半あるようにファンのみなさんをどうやって飽きさせないかも考えてはいましたが、実際に振りが入ったり、イベントやライブを通して披露したりと、ファンのみんなと一緒に『新たなる幕開けのための幕開けによる狂詩曲~キミがいればオレたちも笑顔∞~』を味わい続けてゆく中、どんどん一緒に完成形へ向かっていける楽曲になっているなと、今は感じてます。
きっとこの曲を手にしていただければ、ファンのみなさんの掛け声も具体的な言葉として頭へ入っていくだろうし、もっともっと凄い曲として成長していきそうです。しかも、この曲だけでも風男塾の持ついろんな表情を見せれるように、これから風男塾を知る人にとっては一石二鳥な、これを聞けば風男塾のことがわかる楽曲にもなっています。
──藤守怜生さんも、ぜひ想いをぶつけてください。
藤守怜生:格好いい曲調のときは気持ちもグッと入り込めば、騒げる表情のときは思いきりワーッと騒ぐように、その表情になりきって歌い踊るのが自分は好きなんですけど。『新たなる幕開けのための幕開けによる狂詩曲~キミがいればオレたちも笑顔∞~』は1曲の中でそのどちらも味わえるように、次々と気持ちを切り換えながら歌ってゆくところを楽しんでいます。きっとファンの方々は、次々と表情が変わるからついていくのを楽しんでほしいです。
──楽しんでると言ってましたが、歌うほうもそこは大変じゃないですか?
藤守怜生:自分に関しては、次々と表情を切り換えてゆくこと自体を楽しんでます。
瀬斗光黄:ホントに感情面での切り換えの忙しい曲だからね。自分で歌ってても、「また変わるんかーい!!」と思うくらい(笑)。だけど、歌ってるとどんどんテンションを上げてくれる曲でもあるからね。
──ホント、いろんな要素を満載した楽曲ですからね。
仮屋世来音:そうなんですよ。美味しい…じゃなくて、面白い楽曲です。
今作でメンバーオススメの歌詞!!
──ここらで『新たなる幕開けのための幕開けによる狂詩曲~キミがいればオレたちも笑顔∞~』の中、お気に入りの歌詞も教えて欲しいんだ。
草歌部宙:俺は「先輩大好きです~!」「俺は大っ嫌いですっ☆」とか、「先輩、肩をお揉みしましょう」「よきにはからえ~!」などセリフのやり取りの部分です。ぜひ、気になる人だったり、会社の先輩とカラオケへ行ったときに、この歌のここの部分を全力で語ることで互いの絆が深まったり、いい感じになれたりするんじゃないかなぁと思っています。俺も、先輩肩(方)が大好きなので、全力で歌ってます。
仮屋世来音:「老若男女 みんなまとめて 一切合切 幸せになろう!」の部分って、歌詞が早口言葉みたいなんだけど、リズムに乗って歌うと毎回気持ちよく早口言葉を言えてるようで好きなんです。そこの部分の言葉とリズムのハマりが大好きです。

紅竜真咲:俺は「遠慮しちゃダメ、受け取って☆」の部分。歌詞に☆マークがついてくるんですよ、その☆マークを歌声で表現するのが楽しくって。俺は、そこを歌ってるとバーンとテンションが上がります。
藤守怜生:「生涯ありのままでいいさ」という部分にはいっつも力が入ります。自分の伝えたい想いは、そこにギュッと詰まってるからなんだと思う。「変わりたい」という人が世の中には多いけど、「そのままでもいいんだよー」とも俺は言いたいです。
瀬斗光黄:自分では歌ってないけど、ラップのパートは全部しっかり受け止めて欲しい。自分もステージでは一緒に口ずさんでるからね。
愛刃健水:レコーディングのとき、「めちゃくちゃラップ格好いいね」と言われてたのに…。
瀬斗光黄:一つも採用されなかった(笑)。
愛刃健水:やっぱ、みんなのセリフの部分ですね。そこへは風男塾の持つ2.5次元感がバーッと出てるんじゃないかな。しかも、みんなのキャラクターも上手くセリフに反映されてるからね。
新しい風を吹かせている今の風男塾をぜひ見て欲しいなと思ってる。
──『新たなる幕開けのための幕開けによる狂詩曲~キミがいればオレたちも笑顔∞~』を手に、ここからまた風男塾の新しい歴史が始まります。瀬斗光黄:10周年アニバーサリーを告げるライブに続いて、このシングルが発売になるわけですけど。10年経ってもまだまだ初めての経験が出来るのも嬉しいし、まだ立ててないステージもいろいろあるように、今のメンバーたちで、また新たな風男塾としての幕開けが出来たらいいなという想いでいるのが今なんです。まさに、今回のシングルのタイトルのようにね。
仮屋世来音:歌詞にも出てくるけど、「新たな夢」はどんどん膨らんでいくからね。今のメンバーで10年目を迎えた風男塾だけど、もっともっと上へ行きたい気持ちが強くなれば、11月からは全国ツアーが始まるから、そこで自分たち自身をもっともっと大きく成長させなきゃとも思ってる。
──シングル発売後には、全国ツアーもスタートしますからね。
瀬斗光黄:ベストアルバム『All Time Best』も出ましたし、これから風男塾を知る方でも、今回リリースしたベストアルバムと新曲の『新たなる幕開けのための幕開けによる狂詩曲~キミがいればオレたちも笑顔∞~』を聞いてもらえたら、今回のライブツアーは十分に楽しめます。
とくに今回のツアーは10周年のアニバーサリーツアーであり、また新たなる幕開けを告げる場にもしていくように、その姿をぜひ目撃してください。昔からのファンの人たちや、以前の風男塾を知っている方も、今のメンバーで過去曲を歌うとまた雰囲気が違って聞こえるはずだから、新しい風を吹かせている今の風男塾をぜひ見て欲しいなと思っています。
ぜひ、ライブにも遊びに来てください。

Photo 片山拓