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【インタビュー】「四谷天窓×SHOWROOMスカイライトオーディション」優勝者、平岡優也にインタビュー! (2/2)


『お疲れさま』



──ありがとうございました。では『お疲れさま』についても伺いたいんですけど、『オンボロ自転車』同じ方が編曲されてますけど、この方が先生なんですか。

平岡優也:そうですね。

──なるほど。『お疲れさま』は仏のような歌詞ですけど、普段からこういうことは思いながら生活されているんですか?

平岡優也:思いますね。なんか、思ってしまいます。でもこの曲はみんなに届けたいっていうより、たぶん自分に言い聞かせるような感覚で書いたのかな。そんな僕もできた人じゃないし、こんなこと言って歌ってるけど、また同じことやってしまったりもするし。

──これはすごいメロディもアレンジも歌詞も全部含めて、病んでる時とか疲れてる時にも素直に入ってくる曲だなっていう印象でした。いつも曲作りって歌詞とメロディーは一緒に作るんですか?

平岡優也:僕、一緒ですね。一緒ですけどメロディを作って言葉を合わせるっていうのが多いです。


──意外でした、先に詞かと。

平岡優也:先に詞っていうのはないですかねぇたぶん。


──じゃあこういう曲の雰囲気になったからこういう歌詞書こうっていうふうにやってくんですね。

平岡優也:そうですね。この曲は明るい感じの曲にしたくて、着地点もマイナスよりかプラスで終わりたかったんです。で、まあほんとに、「そういう時もあるよね」っていう感じのこと伝えれればいいかなと思って書きました。


──ほんとに電車でイライラしながらぶつかってくる人に聞かせてやりたいですね。

平岡優也:(笑)。やっぱりそういう人を見ると、ああ、お疲れさまって思う(笑)。 そんなにして怒んなくてもいいんじゃないのって。



──ほんと仏みたい(笑)。日々疲れとか嫌なことがあったとか、落ち込んで余裕がない時とかって、平岡さん自身どういうふうにマインドを持ってってるんですか?

平岡優也:僕はわりと落ち込んだ時は人と話しますね。あとは、自分の性格的に人と喧嘩ししても一日経つと“まあいいや”っていうか、“なんであんな怒ってたんだろう”って思っちゃうんですよね(笑)。悪く言ってしまったら、なあなあにして終わらせるタイプなんですよ、僕。


──(笑)なるほどぉ。

平岡優也:だから自分が悪くて一言謝んなきゃいけないって時でも、一日寝て起きてたらいいかなってなってる(笑)。楽観的なんですよね結構。


──ああ、なるほど。血液型は何型ですか?

平岡優也:O型だったんですけど、B型。


──ええ?(笑)変わったんですか?

平岡優也:僕、生まれた時O型で、ハタチで上京するまで、当然O型だと思ったんですよ。O型っぽいよねとも言われてたし。で、ある時慢性鼻炎がひどくて、手術をする時に血液型の検査したら結果を見て母ちゃんが、「ええー!?」って。どうしたのって聞いたら「あんたB型だって」って(笑)。


──そんなことが(笑)。


平岡優也:僕父親がO型で母ちゃんB型で、兄貴全員O型なんですよ。だから家系的にOのはずだったんですけど、生まれた時から血液型って変わるんですって。なんか心に穴空いた感じになりました(笑)。20年間ずっとO型で生きてきたのに、急にこの紙っぺら一枚で「あなたはB型です」って (笑)。


──(笑)。

平岡優也:インターネットでB型の人って調べたら、結構当てはまるんですよね。今まではO型あるあるも当たってると思ってたんですけど、B型ってわかってからB型の人の項目見ると“やべえ、マジでB型っぽい”って。


──ちなみにその体験やお気持ちは曲にされたんですか?

平岡優也:してないです。


──面白いかも。血液型が違ったショックを歌った歌。

平岡優也:(笑)。それ、確かにいいですね。B型の曲。


──こういう曲たちを聴いて、平岡さんって他にどんな曲があるんだろうって気になった方もいるかと思うんですけど、他にはどんな曲が?恋愛の曲はないっておっしゃってましたもんね。

平岡優也:はい、恋愛の曲はないですね。自分への戒めの曲とか。それこそさっき言ったみたいに僕、喧嘩とかしてもすぐ謝らないんで、ごめんって言えないっていうことを曲にしたこととか。あとは日常生活してて、大事なことって忘れがちだよなっていう曲とか。


──恋愛ソングとか、他の曲でも、カバーで歌う時とかは、気持ち入れるみたいなのが難しいなぁて思われますか?

平岡優也:当然やっぱ人が書いた曲だから、聴いてる人と一緒で、自分の人生に置き換えてみたりします。だから僕はライブは何かしらの想いがその曲にないとカバーはあまり歌わないようにはしてます。ライブってやっぱりお金払って来てくれてるものだから、オリジナル曲歌った方がいいよなと思ってます。


──なるほど、ありがとうございます。では最後になるんですけど、このインタビュー見てくれた皆さんに今後の目標を一言お願いします。


平岡優也:僕は毎日インターネット配信をやっていて全国各地の人が目に止めてくれてはいるんですけど、まずは各県に一人は平岡優也っていう存在を知っている人がいてくれるように、それからやっぱり全国の僕の歌を聴いてくださっている方と直接お会いする機会を作りたいなって思っています。どんどん規模大きくなってきたら、全国各県でワンマンライブをやりたいです。その頃にはラブソングも作って(笑)。
ありがとうございました。

秋田県出身のシンガーソングライター。 20歳からピアノを始め、全国各地の路上で弾き語りによるストリートライブを続けている。 YouTubeに投稿された路上ライブの動画が900万回再生、アジアでは関連動画が累計4,000万回以上再生され、”通行人が足を止める歌声”と話題に。 インターネットと路上の···

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