佐藤広大、女性の心を金庫と例えた『MONEY IN THE BANK』の3分半のストーリー!
佐藤広大が旧友SWAYを迎え、全てのパリピに捧ぐ「Baby Baby Baby feat. SWAY」リリース!
前作「DOWNTOWN」について
──ルーツミュージックシリーズ第3弾の「DOWNTOWN」は、過去にインタビューした第1弾、2弾ともまた違ったテイストになっていますが、このようなテーマの曲を作られたきっかけは?
佐藤:そうですね、80's Funkオマージュ、90's HipHopオマージュに続く第3弾のテーマは非常に悩みました。シリーズの延長でR&Bか!バラードか!など頭を抱え込んだんですが、あえてのロックで。ミネアポリスサウンド的な。もちろんロックとR&Bというのも深い繋がりのあるジャンルですし、良い意味でファンのみんなの期待を裏切られたらいいなと思い制作しました。
今回の3部作はルーツミュージックというテーマと共にライブで盛り上がるアップ曲が欲しかったんですよね。今までミッドな曲が多かったので。先月のワンマンライブでその感触を掴めたので良かったです!
──「DOWNTOWN」の音でイメージした年代や地域は?
佐藤:やっぱり80年代。そして場所はニューヨーク。年代としては、自分の生まれた1985年というものを意識していますし、大好きなプリンスの全盛期です。ディレイやリバーブ感も良い感じにその年代をオマージュしてみました(笑)
──BGMとしても聴けるし、歌詞を聴くと意外と厳しいことを言っていて面白いです。
佐藤:そうなんですよね、意外と僕には珍しいぐらい厳しめかも(笑)でも、伝えたい部分があって…この曲は夢を持った女の子が大都会に飛び込んでみたものの、世間に流されて夢や自分を見失いかけている…そんなストーリーをイメージして作ったのですが、みんな「空を見上げること忘れないで」「たまには空を見上げようぜ」ということを、歌詞の中で伝えたかったんです。
足元や目の前のことだけじゃなく、大きな広い空を見上げて、もう一度、深呼吸しよう。悩んでいたことが少し楽になるかもしれないからという応援ソングなんです。
今年の夏、花火大会でライブ出演をさせていただいた時、打ち上がる花火を見て「花火の時ぐらいだな、こんなに空を見上げるのって」とふと思い、空を見ながら色々考えていたんです。そしたら、少し悩んでいたことに対して前向きになれたりして。こんなこと自分で言うのもカッコつけているみたいで、キャラじゃないかもだけど、本当に空を見上げることって大事なんだって思ったんですね。そんな思い出からこの曲のインスピレーションが生まれました。
──海外(特にアメリカ)のダウンタウンをイメージしがちですが、日本にも同じことは言えると思いますか?
佐藤:僕自身もデビュー前、地元・北海道を出て東京に住んだこともあるので、その時の孤独や葛藤は、間違いなくこの歌詞に活かされてますね!
──どういった思いでこの歌詞を書かれたんでしょうか?
佐藤:先ほども熱く語ってしまいましたが、空を見上げようということ。上を向いて歩こうですね。僕の中で今までなかったアプローチの応援ソング。
ただ、モニカ、マリア、ジュリエットなど80年代の日本の楽曲にありそうな女性の名前を入れてみたり、「シラけるぜ」とかは氷室さんがよくBOOWYで使っていたイメージもあって、海外だけじゃなく日本のロックも実は意識しています。
──「Oh my skyscraper」に入るところの展開が気持ちが良いです!
佐藤:そうですねー!
あのリバーブ感に現代風のオートチューンを織り交ぜることで良い感じのバランスになりましたし、本当に摩天楼感というか、ゴーストバスターズがあのメロで思い浮かぶぐらい歌詞とハマりました(笑)
今、読売テレビ・日本テレビ系「秘密のケンミンSHOW」でDOWNTOWNがエンディングテーマとして流れているんですが、ここの部分を使っていただいてます。やっぱ印象的なフレーズなんだなと改めて思いました。
ちなみにサビと思われがちな部分なんですが、実は構成的にここはBメロなんです。(笑)
──歌い方で意識されたことがあれば聞かせてください。
佐藤:そうですね…もちろん真似はしてないんですけど(笑)ニュアンスで行き詰った時に氷室京介さんならどう歌うかなぁ。吉川晃司さんだったらどう歌うかなぁ。とかは考えました。
ブリッジ部分はhideさんならどういう歌い回しかなぁ。とかそんな感じで、自分のルーツである日本のロックを意識しながら、レコーディングしました!
──レコーディングも楽しそうだなって思いましたし、ライブも日本人アーティストのライブではなかったノリが生まれそうですよね。
佐藤:ありがとうございます!
この曲は制作段階でライブの映像がハッキリ見えていました。
まずマイクスタンドはマストだなと。(笑)そして、わかりやすい踊りも。みんなでワイワイできるような振り付けもあると、この曲のライブが更に生きるなと思って、ワンマンライブで早速試してみました!
──お気に入りのフレーズと、気にいっている理由について聞かせてください。
佐藤:サビ部分も好きなんですが、この曲の重要部分。「そう、どこの誰もが空を見上げる事 忘れた Crazy Downtown 何も無かった様にまた 日が昇る」ですかね!ここは一度、曲の尺も含めて無くそうか議題に上がったんですが、どうしてもということでねじ込んだ箇所です。
──コウメ太夫さんのリリックダンスムービーの感想を。
佐藤:この日は残念ながら立ち会えなかったんですが、本当に素晴らしい仕上がりでしたね!Baby Baby Babyの時とはまた違った一面、シュール感は流石でした(笑)できれば、直接見たかったです!コウメさん、ありがとうございます!
──第3弾全てが出揃いました。3作通して、感じることはありますか?
佐藤:スノーグローブはノスタルジーな楽曲で自分の歩んできた気持ちを歌詞に変換しましたが、今回はルーツサウンドを重視して制作したので、スノーグローブで佐藤広大を知ってくださった方には特に、良い意味でギャップを伝えられる内容になったと思います。
拘った部分と遊びココロのバランスが揃った感じ。ルーツの全てを伝えることはできませんが、自分が歩んできた、サウンドのルーツ、Funk、HipHop、Rockを表現出来たことはアルバムへの架け橋になりますね!
アルバム「19BOX」リリースを発表!
──次はアルバム「19BOX」ということですが、どんなアルバムになる予定ですか?佐藤:その名の通り、ジュークボックスのようなアルバムにしたいです。
そして、自分自身もジュークボックスのような多様性のある人間になりたいという希望も込めて。
シンプルにjukeboxというタイトルにしようか悩んだんですが、リバイバルを中心に行ってきたので、1900年代の西暦も伺える表記で「19BOX」(ジュークボックス)という表記にしました。
──「19BOX」を通して、ファンの皆さんに伝えたいことはどんなことですか?
佐藤:そうですね、改めて佐藤広大がフルアルバムを作るとこうなる!みたいな感じが伝われば良いなと。様々なジャンルの楽曲を揃えました。楽曲だけじゃなく歌詞の世界観もリバイバルさせたり、映画「嘘八百」主題歌のイチゴイチエのようなキャッチーなJ-POPまでとにかく幅広く。それぞれ違った世界観をコンパイルした時に「なるほどな」と思ってもらえたら嬉しいです。
もちろんメッセージ性やストーリーも意識しています。僕の想いも乗せていますが、やはり楽曲が皆に行き渡った瞬間からその人のモノになるので、それぞれの感性で解釈して日常生活に当てはめてもらえたら。日々の励みになったり、寄り添えるアルバムになれたらと願いを込めてお届けします。
──インタビューを見てくれた皆さんに最後に一言お願いします。
佐藤:UtaTenさんのインタビューはスノーグローブから始まり、3作配信企画と取りあげて頂き、本当にありがとうございます!全て読んでくださった方いらっしゃいますかー??(笑)
そして、遂に。ようやく!フルアルバムのリリースが決定しました。UtaTenさんと共に歩んできた佐藤広大、初のフルアルバムです!僕はデビューまで長い道のりを過ごしてきましたが、ここまで溜め込んだからこそ生まれたアルバムだと思います。
アルバム「19BOX」リリースに向けて更に動いて行きますし、リリース前後にはライブも頻繁に行いたいと思ってます。
やっぱり、楽曲を生で受け取ってもらいたいのが一番なので是非、皆さんライブ会場に会いに来てください!引き続き、HPなどで追加情報など更新しますので、宜しくお願いいたします!
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