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西山小雨、シンガーソングライターがネット配信で掴んだ感動とは?【インタビュー】 (1/3)

アーティストのみなさんの魅力を届けるUtaTenの協力で実施されたアーティストを応援する配信アプリStager Liveのイベント「私にインタビュー!? 音楽メディアUtaTenにあなたが登場!〜」。それをファンと共に勝ち抜いた方のインタビューをお届けする連続企画。
今回は笑顔が素敵な西山小雨さんです。シンガーソングライターとして活動される小雨さん、Stager Liveをするようになってからの変化が今のアーティスト活動にも良い影響がたくさんあったそうです。お一人で音楽活動をしている人は必見のインタビューです。

西山小雨さんについて


笑顔がとっても素敵な小雨さん

──今日は西山小雨さんに来て頂いてます。Stager Live「私にインタビュー!? 音楽メディアUtaTenにあなたが登場!〜」のイベントお疲れ様でした。最初に西山小雨さんについて教えてください。

西山小雨:はい。仙台出身・東京在住、ピアノ・ウクレレ弾き語りシンガーソングライターをしております、西山小雨です。以前は雨先案内人というバンドで活動をしていましたが、作詞作曲の世界に興味が湧いて、バンドを脱退しました。2014年にソロ活動を始めて、3年になります。今年は6月にソロでは初めてのワンマンライブを終え、アルバムもリリースする事が出来ました。
Stager Liveでの配信を今年2月から、FMひたちでのラジオMCを今年10月から開始して、活動の幅の広がりを感じています。

──仙台ご出身なんですね。音楽の活動で上京されたのですか?

西山小雨:もともと雨先案内人というバンドをやっていた頃は、ずっと仙台にいて、東京にライブをしに出て来るっていう活動をしてました。ライブをしていく中で、曲書いて歌ってる人の存在感をすごく感じることがあって、自分で歌を書いてみたいなぁと思って、ソロで活動しようってなったのが2013年の末ぐらいです。2014年からソロやるぞ!ってなったらすごく身軽になって、せっかくだから仲間の多い東京に行こうかなっていう感じで東京に出てきました。

──そこからシンガーソングライターでソロになって…。自分がやりたかったことなんですけど、それで嬉しかったこととか、逆に辛いこととかはありましたか。


西山小雨:そうですね。嬉しかったことは、どんな曲歌っててもやっぱり自分が書いた歌詞は自分が一番わかるし、それですね。今までバンドやってた時は、どう歌ったらいいんだろうって考える瞬間があったりしたんですよ。そういうのがソロになってからあんまりなくて、やっぱり自分から出てきた言葉が歌になっている分伝え方もストレートだし、それに対する反応もダイレクトに返ってくる。感想というか空気もよりダイレクトに感じるようになりました。良くも悪くも自分次第っていうんですか。それが落ち込む時でもありますし、嬉しい時でもあります。

──そうですね。ダイレクトな反応がくるのはソロの醍醐味ですよね。そういう意味だとStager Liveもネットを通じてリスナーの感触は伝わりますね。Stager Liveに出会って、新しい発信場所が1個増えたみたいな感じになるんですか。

西山小雨:まさにそうですね。まあ、今まで本当にライブハウスだけがお客さんとの接点だったんで、Stager Liveを始めて、ライブハウスに来たことがない人との出会いがすごく増えたなと思います。私がきっかけで生まれて初めてライブハウスに来ましたっていう人も中にはいて、それがすごく嬉しいですね。人生の思い出になるじゃないですか。初めて買ったCDとか。今でも覚えてるし、初めて行ったライブが西山小雨ってすごく光栄ですよね。

──僕も仕事柄ライブハウスはよく行くんですけど、最初ライブハウスってどうやって入ったらいいんだろうと思いますよね。

西山小雨:(笑)、わかります。なんか怖いとかタバコくさいとか、暗くてとか、ほんとに。

Stager Live配信のきっかけ

──どういったきっかけでStager Liveの配信者になろうと思われたのでしょう?


西山小雨:もともと2016年の11月末から12月末まで1か月間、Stager Live内に公式ミュージックチャンネルっていう1つのアカウントを作って、その中で数組のアーティストが交互に配信をして、音楽でアプリを盛り上げるっていう企画があって、それに誘って頂いたんです。

ただそれはなかなか成績が伸びなくて(笑)。1か月間で終わってしまったんですよ。ただ、一生懸命配信してたからと声かけて頂き、リスナーさんとの繋がりもあってやりたいなっていう気持ちがあったんで、今年の2月から個人配信を本格的に始めました。

──Stager Liveを使うことによって、小雨さんの音楽生活っていうのは変わりました?

西山小雨:めちゃくちゃ変わりました。なんて言うんですかね・・、今までの人生で一番今が音楽をやってるなぁと感じます。配信ではスタジオに入ってピアノを弾いたりすることが多いので、ピアノに触る時間がまず格段に増えましたし、配信の中で曲を作ったりもしたので、作曲の時間も増えました。そこがやっぱり一番違うところかなと思う、うん。あとは、そうですね、これ言っていいのかな。ライブの差し入れがめっちゃ増えました(笑)。

──いいことですね。それは声を大にしていいましょう。

西山小雨:新しいお客さんも増えたんですけど、やっぱりライブだけの接点だった頃ってお客さんにしても私と距離があったと思うんですよ。アーティストとお客さんの距離って、どうしても物販で一言話す位だったり、それもできない方とかはもうCD買ってすーって帰って行ったりしちゃう。

配信を長時間やってると、どうしてもボロが出るわけですよ。生放送ですし。そうすると私のキャラクターとかも知ってもらえて、食べ物は何が好きとか、音楽以外の趣味は何だとか、それまで想像するしかなかったことが画面越しにわかってもらえて、そうするとお客さんも私に友達に会いに来るみたいにライブに来てくれるようになりましたし、それこそお米くれたりとか(笑)。なんかそういうのが増えて、人間として好きになってもらえてるのかなって。

──配信をしていないアーティストとして普通だったら、ステージで完成された曲を弾き歌うんだけど、ステージではないところも含めてのアーティストの姿で、それを好きになってくれた。

西山小雨:はい。それがもうすごく嬉しいですね。曲歌っても、歌ってる途中でコメントがくるんで、あ、この曲のここでみんな感動してくれてるんだとか、フレーズフレーズの反応が見えたりとかすごく新鮮です。

──曲は完成してからStager Liveで見せてるんですか。

西山小雨:もともとソロ活動して3年経っての配信開始だったので、完成している曲ももちろん配信しています。ただ、配信の中で、さらっと弾いてたのが、今の何?みたいになって、今適当に弾いてたんだけどって言ったら、それいいねとか。あとお客さんがくれたコメントがカッコいいからちょっとそれを適当に弾いてみたりとかしてワンフレーズできたり、そういうアドリブ的なこともやってくと挑戦しやすくなって、その流れでできた曲もあります。

8月にStager Liveが開局1周年っていうので、みんなと何かやりたいと思って、感謝とか出会いとかそういうのがこもった曲を1曲、みんなで作ったんですよ。それはもうリスナーさんから歌詞とか思いとかエピソードを募って1個ずつ書き出してやってたので、そういうこともやってすごく思い出深いです(笑)。

──ほとんど制作段階から配信しているようなものですね。

西山小雨:あります。もう一緒に作っていこうみたいな。作ってるところもやってますね。

次ページ : 西山小雨が語るStager Liveの魅力

人気インディーズバンド雨先案内人のキーボーディストとして活動していたが、作詞作曲の世界に興味を抱いてバンドを脱退。2014年からソロワークを開始する。 日々の想いや出来事をキャッチーなメロディーに乗せ、ピアノやウクレレで自由に歌う。時に激しく時にほのぼのと、独特の世界観を展開す···

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