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DAOKOさん「打上花火」から・・感傷的なBLUEとその快感♡

THANK YOU BLUE とは、どこからとったタイトルなんだろう・・・と、ふと思った。BLUEとは、もしかして憂鬱のこと?と、このアルバムを聴いてる最中に、何度か思った。
ShibuyaK、同じ夜、ダイスキwithTeddyLoidなどからは、私の心の片隅に閉まっておいた、いつかの何か感傷的な記憶と呼応してしまったようだったからだ。

大ヒットした米津玄師さんとのコラボ曲「打上花火」とは、また違った印象で、それまで「打上花火」しか知らなかった私は、いい意味で裏切られた感じであった。

うーむ・・・久々のBLUEだ。(笑)



快感でもあるBLUE・・・。
彼女の世界観に堕ちていきそう・・・ふわり・・・ふわり、そう、そんなかんじかなぁ。

同じ夜


Cause I'm alerday known
モザイク・メモリーの茄だるビルは東京
歪む蜃気楼 コップ一杯に本性
朱いルージュも嘘
舌を舐めるモーション
Cause I'm alerday known

たとえスイートルームで煙に巻かれたって
都合のいいように
Good night Good bye


彼女の透き通るような柔らかい歌声とは対照的な毒気のある言葉が並んでいたりする。 それが文学のようにも感じられる。彼女のミュージックビデオも不思議な世界観に包まれているので是非観ていただきたい。
ビー玉の奥にあなたは何を観る?

そして、ShibuyaKでは、もしかしたら、誰しも時折感じるかもしれない大都会だからこその混と、そこに飲み込まれる小さな自分の孤独感・・・、それをPOPに歌い上げる。
不思議と心地よい。

ShibuyaK


ハチ公前 待ち惚け
2 / 4
一般ピーポーを越えて
スクランブルを交差して
TSUTAYA スタバ ビルQFRONT

歩けど歩けど在るけど
なんにもないよな気になるの


筆者は、まさに学生時代を渋谷で過ごしたので、当時のことを思い出した。 恋人との待ち合わせは、交差点を抜けたところにある、まさにこの歌詞にある「スタバ」だった。(笑)

スタバで、交差点を見下ろして、行き交うたくさんの人たちをボーっと眺めながら、甘いモカをよく飲んでいた。 そう、「なんにもないよな気になるの」。こんなにたくさんの人と物に溢れているのにね・・・。

それから、私が好きなのは、また違った印象のかわいい曲、「Cinderella step」。

Cinderella step


Shararanla Sharanala・・・
Yeah・・・
最低なきみのことを
どうしようもなく愛しているよ
待っていた間も
ずっとずっとずっと想ってた

きみと逃避行
行きたいのダンシング
おとぎ話みたいだね

Cinderella step


DAOKOさんの声にぴったりの、かわいくてPOPな楽曲!!
「きみと逃避行」してみたくなる♡
誰か連れて行って?(笑)

そしてもう1曲、私がお気に入りは「さみしいかみさま」。
LIVEで盛り上がりそうな1曲。
3 / 4
並ぶ言葉は、時々倦怠感さえ感じるのに、何故か、ふわふわと浮遊感さえ感じる心地いい曲!
浮遊感!!!!♡

さみしいかみさま


触れたら崩壊 仮想の世界
何度も創りなおして
ずっと待ってた 身体甘くして
月の裏側から

それくらいの愛情を
この世界に向けてんの?
影 嘘くさいな
仮面舞踏会みたい

愛 愛 愛 アイがなくちゃ
この世界は破滅よ


そういえば、ある哲学者が言っていたね。「世の中の大半は舞台装置である」と・・・。 思い出した。人はその中で生きている。演じている。 そうね・・・、嘘くさいかもしれない(笑)

でも、「仮面舞踏会」でも楽しく踊ればいいんじゃない?

愛があれば大丈夫♡


踊りましょう。みんな一緒にね!!

人が恋に落ちるのは理屈ではない。 エネルギーの高さが似ている人が引き合うという人もいる。

なんだかわからないけど惹かれる音、リズム、言葉・・・私の奥底にある何かの感情やエネルギーに、DAOKOさんのそれが触れて、惹かれているのかもしれない、そう思った。

彼女の柔らかい透き通るような声と、時に真逆の毒気のある言葉たちとか・・・。
彼女の音楽に恋してしまった!(笑)


これからの彼女の活躍がますます楽しみ♡

この記事を書いた人


七桜えりこ

DAOKO だをこ 1997年生まれ、東京都出身。ラップシンガー。 15歳の時にニコニコ動画へ投稿した楽曲で注目を集め、2012年に1st Album『HYPER GIRL- 向こう側の女の子 -』を発売。2013年、16歳にしてm-flo + daoko による楽曲『IRONY』が映画「鷹の爪~ 美しきエリエール消臭プラス~」の主題歌に起···

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