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井上実優「気持ちを後押しできる曲に」人間の強さを追い求める 【インタビュー】 (2/2)


中学生の時に書いたセクシーなナンバー



──カップリングの『Burning Love』は『この空の果て』と対照的な作品になっていますよね。井上さんの力強い歌声が響く楽曲だと感じました。

井上実優:ありがとうございます。この楽曲は『この空の果て』の初期デモ音源よりも古い楽曲で、中学生の時に作りました。

──中学生の時にこの曲を作られたんですか!

井上実優:はい。凄く背伸びして書きました(笑)。ミワさんと共作の歌詞ではありますが、幼いなりにグラマーな女性、セクシーな女性、チャラチャラして翻弄するわよというような女の人を書き始めたきっかけの楽曲です。この延長線上に、『Robin』や『Slave』というような楽曲もあります。

──この曲を書きたいって思った経緯はあるんですか?

井上実優:当時はまだ洋楽とかもそんなに聴いてない時期でしたが、この楽曲は、私が大好きなクリスティーナ・アギレラからインスパイアを受けていますね。その中でも『Ain’t No Other Man』という楽曲があって、そのPVのイメージ通りなんですよね。クリスティーナ・アギレラを真似した訳ではないですが、彼女のような色気とか、魅力を出せたらなと、歌詞を書きはじめました。


──色気のある歌詞を中学生の時に書いていらっしゃったので、こういった体験をすでにされているのかと思いました。

井上実優:(笑)。さすがに中学生でそんな場所に行くわけにもいきませんでした(笑)。

──『Burning Love』は直訳すると燃えるような愛になります。井上さんは燃えるような愛を体験してみたいですか?

井上実優:そうですね。してみたいとも思いますね(笑)。映画のような展開になってみたいなという想いも一応女子なのであります。

──こういった色気のある愛がテーマの楽曲を今後も生み出していきたいですか?

井上実優:もちろんありますね。曲調もそうですが、こういったちょっとおちゃらけているフェイクを入れたりだとか、魅力的でファンキーな歌って、私自身歌うのも大好きだし、楽曲としても大好きなんです。こんな楽曲もいっぱい作って歌って、いつかファンキーナンバー集みたいなベストを出せたらいいなと思っているぐらい、ひそかに愛があります。

──『Burning Love』の歌詞の中で一番好きなフレーズと理由を教えてください。

井上実優:昔の私が頑張って書いた楽曲なので、全部愛着はありますが、1行目の「夢に見るような誘惑に 甘い吐息で誘う」ですね。ここはサビ以外で一番最初に出てきたフレーズですが、自分で発想しておきながらドキドキして書いて。凄く魅力的だなと思える部分を表現できたので、この部分ですね。



──夢で誘惑されちゃっているんですか?

井上実優:夢で誘惑されています(笑)。現実だけれど、夢かな?と錯覚してしまうような、そんな誘惑に甘い吐息で誘われているという感じですね。言葉にするとちょっと恥ずかしいけど、それを歌っている所が好きですね。

──井上さん自身、『この空の果て』と『Burning Love』だとどちらが当てはまりますか?

井上実優:圧倒的に、『この空の果て』ですね。実際の私はまだこんなにファンキーではないので、『Burning Love』のような女性には憧れています。自信に満ち溢れている女性ってすごくカッコいいです。

──お好きなアーティストさんもパンチのきいた方が多いですよね。Superflyさんや、Ariana Grandeさんなど。

井上実優:そうですね。可愛いだけではなく、男の人にも負けないような精神の強さと歌の部分、私が一番よというようなビックマウスに凄く憧れますね。

──奥に秘めているものは熱いんですね。性格面もストイックだったりしますか?

井上実優:どうですかね。周りからはよくロッキーと言われます(笑)。明日のジョーとかも。でもそんな自分を愛したいとは思っていますね。私はまだまだ足りないと思っているし、ストイックと言われても「もっとストイックに生きている人いるでしょ?」と思いますし。満足してしまったら向上もしないと思うので、飽きないような精神でいきたいなと思っています。それにプラス、硬すぎる一直線な部分が悪い所でもあるので、もっと遊びと仕事のけじめを上手くやっていきたいなと。世渡りを上手くやっていきたいです。

──世渡り?

井上実優:はい。高校生のときは、歌一本、ただそれだけだったんです。学校と歌の日々しかなかったから自分の中で後悔があって。良くも悪くも同じ事しかやってきてなかったなあと。でもそれに費やせた時間が無駄ではないと思っているし、だからこそデビューも出来てこの道に来れたと思うのですが。人間関係も上手くやれていたら、今頃もっと強くなれていたのかな?という後悔もありますね。

──それらの想いを連れて、どんな歌手になっていきたいですか?挑戦したいことなど。

井上実優:抱負になりますが、強くてカッコいい女性像を常にイメージしていきたいと思っていて。歌の部分だけでなく、プライベートでもそういった意識を持っていたいです、堂々としたい。

──もう既に堂々としてらっしゃいますよ。何かプライベートでやりたいことはありますか?

井上実優:いやいやいや(笑)、そんなことないです。去年は心に余裕が持てなかったので、自分の好きなことをストップしてしまっていて。本を読むのも好きだし、絵も描くのも好きだし、旅行に行くのも本当は好きなんです。これからは、時間が必然となくなってしまうかもしれないけど、好きなことを定期的に続けていき、質をあげていきたいと思っています。最近は手始めに、本を読んだら感想をSNSにアップしています。「井上実優はこんなのも好きなんだ」と言われたいです。

──本がお好きなんですね。

井上実優:好きですね。歌以外だと実はインドア派なんです。家の中にいるような趣味ばかりで、手芸なども好きで、今まではインプットばかりだったので、今後はアウトプットして発信していきたいなと思います。

──そういった経験が歌詞に反映されていくんですね。

井上実優:そうですね。反映していきたいです。

──最後に読者の方へメッセージをお願いします。

井上実優:『この空の果て』は、未完成な人たちが、人間としての強さを追い求める姿を描いています。この楽曲を聴いて少しでも誰かの気持ちを後押しできたら嬉しいなと思います。



TEXT:橋本美波


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1997年生まれ、福岡出身。小学校6年生の時出場した“唐津ジュニア音楽祭”をきっかけに、音楽塾ヴォイス主宰の西尾芳彦氏に出会う。中学生の時から歌唱・作詞・作曲の研鑽を積み、高校入学を機に本格的に曲作りをスタート。2016年春上京し、日々楽曲制作やレッスンに勤しむ。7月、人生初ステージとな···

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