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【インタビュー】常識を超えた先の驚異的な空間に、僕らの新しい学校のリーダーたちがいた!! (1/2)

3月21日に1stアルバム『マエナラワナイ』を発売する新しい学校のリーダーズ。写真を見ていただければおわかりのように、この4人超ぶっ飛んでいる。しかも、アクの強さが病み付きになる。余計なことは語るまい。まずは、彼女たちの言葉へ目を通していただきたい。


メンバーそれぞれの個性を分析!!!!

──みなさんの存在感に強く惹かれています。先にメンバーそれぞれの魅力をお聞きしたいのですが、隣に座った方の紹介をお願い出来ますでしょうか??

RIN:おかっぱで丸メガネのSUZUKAさんは、新しい学校のリーダーズのメインヴォーカルの方。1stアルバム『マエナラワナイ』には昭和歌謡っぽい楽曲がちょいちょい入ってるんですけど、その手の歌がとても似合う歌い手なんですね。彼女自身が昭和な感じの曲が好きで、何より、中森明菜さんが大好き。その感じを前面に滲ませて歌っているところがむっちゃ格好いいんです。


1stアルバム『マエナラワナイ』

そして、誰よりもしゃべる方。たまに、配線が切れて何言ってるのかわかんないときもあるんですけど、とても面白い方です。


──SUZUKAさん、昭和歌謡がお好きなんですか??

SUZUKA:昔の、あの感じが好きなんですよね。昭和歌謡の歌いまわしとか、醸しだす雰囲気とか、顔や衣装とか、なんか絶妙に今の時代にはない感じがしてて。けっして昭和レトロのブームに乗っかってやっているわけではなくて、本当にあの世界が好きなんです。自分の感覚には、あの時代感がすごくフィットします。

横にいるストレートヘアーの目鼻だちがはっきりした女性が、KANONさん。彼女は見た目がキリッとしているように、性格もしっかりしてるんですけど、抜けてるところもある方。踊りはジャズ系が得意で、ストレートヘアーも踊りとフィットしていく、その華麗な動きへ…髪の毛の動きも含めたその踊りへ魅了される人はいっぱいいると思います。

KANON:わたし、髪の毛にも神経が行き届いてます。だから踊るときには、髪の毛も身体の一部として髪先まで神経を注いで踊れば、わたしのダンスは髪の毛の動きまで含めて表現しています。髪の毛といえば、横にいるMIZYUも一緒。MIZYUは見ての通り二つ縛り(ツインテール)に横毛で、黒髪ぱっつんなところが特徴的。テンションが上がりだすと、二つ縛りの髪の毛をまわしてしまう癖のある人。新しい学校のリーダーズのメンバーって、みんな同じ意識を共有しているから、わかんない面はぜんぜんないんですけど、その中でも一番謎めいたメンバーだなとも思います。


MIZYU:髪の毛は、すぐに振りまわしちゃいますね。わたしも、髪の毛の動きも含めた振り付けをやっています。で、RINさんは、よく見るとわかるけど、ポニーテールの下を刈り上げています。それと、見た目に反してすごく心配性な人。きっと見た目だけで判断したら、RINさんが一番強気なメンバーとして見られるんですけど、一番心配性な人。だからよく3人で「大丈夫に決まってんだろ!!」って脅しをかけてます(笑)。

個人的にRINさんの特徴だなぁと思っているのが、RINさんが歌うと、日本語でも英語のような発音で歌えてしまうところ。そこも、わたしはRINさんの個性だと捉えています。


そこは、そこそこ優秀すぎる大人たちともしゃべって…。

──歌い方も、踊りも。何より、存在感がとてもインパクト強いですよね。

SUZUKA:ありがとうございます。とくに踊りにはとてもこだわっています。


──あの独特な踊りの数々は…。

KANON:何時も4人で考えています。

──あの踊りの数々が、どんな発想から生まれてゆくのかとても不思議というか、すごく興味深いんですよね。



MIZYU:まず最初に楽曲を聴いた印象や歌詞のテーマをもとに、その楽曲に似合う振り付けのテーマを幾つか出します。そこからテーマを絞って具体的な踊りをつけていく形です。たとえば、先行配信にもなり、MVも公開中の『キミワイナ'17』で説明するなら、この歌はマラソン大会で裏切られたことが物語の題材になっていることから、振り付けのテーマを「裏切り」と決めました。そのうえで、ちょっと寸劇チックにしてみたり、マラソン大会で走っている姿を踊りや表情に出しているように、『キミワイナ'17』に関しては寸劇要素の多い振りになっています。

KANON:全体の振りの中にも、何度か裏切りを表現しているように、いろんな裏切りが起きてる感も振り付けの中から感じてもらえたらなと思います。



──どの楽曲でもそうですが、振り付けがとにかくユニークだし、そこへ強く眼が惹かれます。

SUZUKA:振り付けは、自分たちでもつねにユニークなものを作ろうとしています。自分たちで面白いと思って作った振りが、世間からは褒められたり、スルーされたりしていますが、かなり満足しています。さらにしばきあげていきたいです。


──新しい学校のリーダーズの楽曲は、昭和歌謡やジャジーな要素も多く詰め込まれています。みなさんは、新しい学校のリーダーズの曲世界をどのように捉えているのでしょうか?

SUZUKA:この見た目で、まさか歌謡曲やジャズ要素のある楽曲やダンスをやっているって想像しないじゃないですか。そのギャップにビビッとくる人たちも多いように、そこはちょっと狙っている面もあるかも知れないですね。もちろん、わたし達のやりたいことを伝えつつ、そこは、そこそこ優秀すぎる大人たちともしゃべって…そこそこ優秀すぎる大人たちともしゃべって…。


──優秀な大人たちの意見を取り入れることもあれば、無視する場合もあったり??

SUZUKA:そこそこ優秀すぎる大人たちとわたし達の意見を組み合わせて、「これはいい」「これは駄目」って、みんなで作りあげている感じです。

RIN:「とにかく面白いことをやりたい」、その一心です。


KANON:人の真似じゃなくて、新しい学校のリーダーズだからこそ出来ることを追求していきたいなと思っています。

MIZYU:そういう発想って、本当にくだらないことから始まるんですけど。それをいろいろ具体化していくと、新しい学校のリーダーズにまつわるすべての表現へ自然と繋がっていくんですよね。

だから、わたし達は最強なんです。

──楽曲は、すべてH ZETT Mさんが手がけています。

SUZUKA:作曲に関しては、とても偉大なH ZETT Mさんを頼りにしているように、全力でお任せています。歌詞に関しては、新しい学校のリーダー達という奥行きが深いチームで書いたり、今回のアルバムのようにいろんな方にお願いをして書いていただいてます。

──何に驚いたって、ウェブサイトでみなさんのPROFILEを見たときに、髪の毛しか映っていなかったこと。でも、実際にお会いしたら、あの髪の毛だけで十分自己紹介になっていたことが理解できました。

KANON:たとえシルエット姿だとしても、それぞれの髪の毛を観ると誰かがわかるように、そこも新しい学校のリーダーズの大きな特徴なんです。

MIZYU:使える個性は何でも使う。わたしで言うなら、二つ縛りの髪の毛も、横毛も使う。

SUZUKA:横毛を使ってた記憶はないけど(笑)。新しい学校のリーダーズの場合、お互い血の繋がりを持った関係じゃないかって錯覚するくらい、4人の感覚が一緒なのも特徴です。表現するうえでも、お互いに感じたことを言葉にすると全員が同じ答えなことは多いです。それに、昔から「こんな感じでやっていきたい」という話をみんなで重ね続けてきたことも、4人の感覚を一つにしてゆく強みになっていると思います。


──みなさん、付き合いは長いんですか??

KANON:4年くらいです。

MIZYU:他のアーティストさんに比べたらぜんぜん短い期間なんですけど。でも、けっこうな深い絆だからね。

RIN:ホントに、すべてを共有しているんじゃないかくらいに。お互いに知らないことがないレベルまで4人とも心を通じ合わせていれば、何でも話をしています。すごく信頼しているからこそ何でも言えるし、言ったことでまた互いの信頼も深まるし…。

SUZUKA:気持ちを隠すほうが、逆に不安になっちゃう。

KANON:わたし達、オリンピックの花のマークと一緒なんですよ。それぞれ個性的なように一人一人が大きな輪を持っているんですけど。その4つが重なり合ったとき、全員の輪が共通して重なる部分が中央に大きく生まれるんです。だからこそ、こうやって通じ合えてるんだと思う。

MIZYU:それぞれが個性を磨けば、磨いた個性を4つ重ね合わせることで共通した個性にしていく。その繰り返しで進んでいます。

SUZUKA:だから、わたし達は最強なんです。

MIZYU:新しい学校のリーダーズは最強だと思います。

SUZUKA:その自信があるからこそ、ライブぅでお客さんたちが衝撃を受けてたり、感動や興奮をわたし達が与えていけてるんだと思います。そういってくれていると信じています。

次ページ : 沼みたいなもの。

4人組ダンスパフォーマンスユニット「新しい学校のリーダーズ」。2015年結成。2017年6月にテレビ朝日系金曜ナイトドラマ「女囚セブン」主題歌、「毒花」でビクターエンタテインメントよりメジャーデビュー。 「踊る、セーラー服と奇行癖。」と称され む、む、む。と、ざわつきながらも···

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