キミは恋愛経験豊富??あなたの恋愛指数計る!?のが『君とぬいぐるみ』
コレサワが1stぬいぐるみを発売。えっ、1stぬいぐるみって??と思っている方も多いだろう。これは、コレサワのキャラクターである“れ子”ちゃんとコントロールベアがコラボレートして出来上がったぬいぐるみのこと。
今回、おまけCD『君とぬいぐるみ』とのセットで4月4日に発売する。5月2日には、長編アニメ「ゴーちゃん。~モコと氷の上の約束~」のエンディングテーマ曲『友達だからかな』の配信リリースも決定。その2つの話題をお届けします。
1stぬいぐるみ「れ子ちゃん×コントロールベア」コラボぬいぐるみという形
──コレサワさんは、ゲームセンターのクレーンゲームへ幾らくらい投資します??コレサワ:わたし、最大で500円と上限は決めています。そこまで投資して取れそうになかったらあきらめちゃうんですけど。あと500円投資したらいけそうだなと思ったら「よし、あと500円まで上乗せして頑張ろう」となって、最終的に3000円くらい使っちゃってるかも知れないです(笑)。
みんなはどうなんですかね??投資する人は、手に入れるまでめっちゃ投資するし。あきらめの良い人は、ちょっとだけやって満足すると思うんですけど…。わたし、昔はあきらめが悪くって使っていたから、今はなるべく500円内でおさめようとしています。
──『君とぬいぐるみ』の歌詞の中、「普通に買ったほうがきっと安いよ」と歌っているように、ゲーセンでゲットするよりも、実際にお店で購入したほうが安いですからね。
コレサワ:そうなんですよ。ぬいぐるみも買ったほうが安いし、今回も、CDだけを売ったほうが安いんですけど。あえて今回は1stぬいぐるみ「れ子ちゃん×コントロールベア」コラボぬいぐるみという形を取り、ぬいぐるみのおまけとしてCD『君とぬいぐるみ』を付けています。何故なら、そうすることに意味があるから。そこは、『君とぬいぐるみ』の中、普通に買ったほうが安いのに、それでも一生懸命に彼女のためにゲームを通してぬいぐるみを手にしようとする彼の気持ちと重ね合わせてもいることなんです。
──確かに、セパレートしてそれぞれ販売したほうが本当は安いですもんね。
コレサワ:ぜんぜん安いです。だけど、このぬいぐるみをCD付きで2980円で売っていること自体が、すでに安すぎの価格破壊なんですけど(笑)。
──今回は、ぬいぐるみとCD『君とぬいぐるみ』がセットだからこそ意味や価値があるわけですからね。ところで、何故ぬいぐるみとのコラボレートという企画が生まれたのでしょうか??
コレサワ:わたし、もともと熊のキャラクターが大好きなんです。中でもコントロールベアやくまモンが大好きなんですね。その話を、コレサワのキャラクターをデザインしてくれてるウチボリシンペに言ったら、「熊が好きなんだねぇ」って言われ、そのときに自分でも熊好きを自覚したんですけど(笑)。
その頃から、身近なスタッフさんには「何時か熊をモチーフにしたキャラクターやグッズを作りたいなと思ってて」という話をしてたんですね。その記憶が前提にあってのことですが。
今回、「コレサワらしい何か面白いことが出来ないかな」という話をしていた中、スタッフさんがコントロールベアさんへコラボレートの話を持っていってくれたところOKになり、「じゃあ、コレサワのキャラクターである"れ子"をぬいぐるみにして、それを前面に押し出したことをやろう」という話へ発展し、そこからCD付きのぬいぐるみという形でリリースすることが決まりました。
──コレサワさん自身は、めっちゃ嬉しいことですよね。
コレサワ:嬉しいです。こういうことって、口に出してみるもんなんだねと改めて思いました。
──ちなみに、首は取れるのでしょうか??
コレサワ:首は取れないです。もし、着脱出来るようにしたい方は,ハンドメイドでお願いします(笑)。
わたし、言霊ってあると思っている人なんです。
──1stぬいぐるみのおまけとして用意した『君とぬいぐるみ』、アニメ「ゴーちゃん。~モコと氷の上の約束~」のエンディングテーマ曲『友達だからかな』ともに、明るく弾けた曲調。そこにも、コレサワさんらしさを覚えました。コレサワ:わたし、あまり暗い歌詞は書かないんです。理由は、それを歌うことで、書いた内容が現実になっちゃうんじゃないかと思ってしまうからなんです。10代や20代の方から高い支持を得ている『たばこ』だって失恋の歌のように、自分もこんな恋愛をしちゃうんじゃないかと思うあまり、最初は歌い続けるのに抵抗を覚えていたくらい。だから、わたしは誰かが死んじゃった曲や、悲しい別れの歌など、暗い内容の歌詞はなるべく書かないようにしています。
──それが現実になったら嫌ですもんね。
コレサワ:わたし、言霊ってあると思っている人なんです。だからこそ、切ないはあっても、なるべく聴いた人の心が明るくなったり、胸をキュンキュンさせる歌を歌いたくなるんでしょうね。
──その明るさの中にも、ちょっと風刺を効かせた毒を加えてゆくのもコレサワ流じゃない??
コレサワ:『君とぬいぐるみ』も『友達だからかな』もそうですけど、そこは大切にしています。わたしが歌詞を書くとき大切にしているのが、自分がお客さんの気持ちになって聴いたとき、その歌詞が寒いか寒くないか、ダサいかダサくないか、言い過ぎてないかなど、どう感じるかということ。あまりにも内容がリアルすぎると、聞く人によっては引いてしまうじゃないですか。自分も「この歌詞はさすがに引くなー」と思った経験があるように、そうは人に思わせたくないからこそ、わたしはそのさじ加減を大切にしています。
──でも、アーティストによっては毒舌をぶちかます人もいますよね。
コレサワ:人によってはそれが似合ったり、そういう歌詞が心に刺さるから好きという気持ちもわかります。自分がそれをやるのは違うなというか、好きじゃないなと思っていて。それよりは、綺麗な言葉の中へ、ちょっとチクッと風刺的なことを入れたほうが、私らしい表現のバランスの取り方だなと思っているように、コレサワとしてはそこを心がけています。
──確かに、コレサワさんが尖った毒のある言葉を突きつけても、それは似合わないですもんね。
コレサワ:わたし自身、世の中へそんな不満があるわけじゃないのに、そこで無理に不満を歌っても違いますからね。