VELLE.J はこうして結成された
――今日はVELLE.J さんにお越し戴いてます。よろしくお願いします。
全員:よろしくお願いします。
――VELLE.J(ベルエージェー)さんですね。失礼ながら、僕ずっと名前を音で聞いてまして「ベリージェイ」かなと思っていました。
TAICHI:あーよく間違えられるんですよ(笑)
RYOWOOK:あーよく間違えられますね。
TAICHI:そうですね。もともとフランス語でBから始まる「belle」っていう単語があるんですけど、それを僕たち5人なんで、Vにかけてます。
RYOWOOK:「ベルジェイ」なんですよね、多分。それは。
KAZUYA:「ヴェルジェ…“ヴェ"ルジェイ」ですね(笑)
――では、皆さんのお名前をお聞かせください。
TAICHI:はい。TAICHI(タイチ)です。
KAZUYA:KAZUYA(カズヤ)っていいます。
YUSUKE:YUSUKE(ユウスケ)です。
KOUKI:KOUKI(コウキ)です。
RYOWOOK:RYOWOOK(リョウク)です。
――なんかリョウクさんって…。――かっこいいですよね。
RYOWOOK:難しいですよね。なかなか「リョウク」って読んでもらえないです。「リョウウォーク」っていう人が…。
――この「w」がそうさせていると思うのですが、あったほうがよいですよ。
RYOWOOK:はい。気に入ってます(笑)
――-VELLE.Jは結成してどれくらいになりますか?
TAICHI:いえ、ちょうど3月で2年…。
RYOWOOK:もう2年、はい。
TAICHI: はい、3年目です。
――結成のきっかけをおしえてください。
RYOWOOK:もともと僕とKAZUYA、YUSUKE、KOUKIが同じ専門学校で仲良かったんですが、僕とKOUKIが一緒にグループを組んでいて、ある日「一緒にやろうか」っていう話を僕からみんなに持ちかけて、それでやっぱ4人より5人のほうがいいなっていうので、ある知人からTAICHIを紹介していただいたんです。それでこの5人になって・・・
――そこから全然メンバーも変わらず?
RYOWOOK:変わらずずっと。
――それはすごいですね。ちなみに最後に入られたTAICHIさんはどうしてやってみようかなと思ったんですか?
TAICHI:僕は普通の4年生大学に通ってまして、大学の途中で音楽活動を始めたんですが、卒業のときに音楽続けたいなと思っていたら、知人からこういう話があるんだけどもみたいな感じで持ちかけられて。大学卒業できりもいいし、自分の音楽活動人生の1つの活動としてグループというのもいいなと思って、メンバーと会って入ろうと思いました。
――そこから、ボーカルグループになるんですね。皆さんパートとか決まってるんですか?
TAICHI:僕とYUSUKEとRYOWOOKが基本メインとハイパートを担当して、KAZUYAとKOUKIがラップとか低音のパートをと、一応大きくそういうふうに分けていて、でもKOUKIかKAZUYAがメインいくときもありますし、僕らが逆にローパート歌うときもありますし。
RYOWOOK:全員が歌えるので、全員がリードボーカルということは言ってますけ。
――楽曲はどうやってつくっているんですか?
RYOWOOK:基本楽曲はいただいて、そこに詞を僕やKAZUYAが付けさせてもらうとかですね。
アルバム「VIE」について
VELLE.J『LOVE ME』MV
――UtaTenでは歌詞も載せてるので歌詞のこともお聞きしたいのですが、VELLE.Jさんの歌詞の世界観というか、こういうところを歌ってる、訴えてるというところってありますか?
RYOWOOK:今回のアルバム「VIE」はタイトルがフランス語なんですけど、フランス語で「生命」っていう意味なので、基本生命についてを歌っています。恋愛だったりも、ちょっと奥深いところを突いた歌詞を僕は選んでいます。どちらかっていうと暗い世界、モノクロな世界で、なかなかそういう楽曲って今までつくられてる方って少ないと思うので、そういうのを中心に今は作詞させていただいてます。そうですね。ダンスボーカルにいない、今までにいないジャンル、歌謡曲さを大事にしています。
――アルバムについてですが、「VIE」というタイトルも「V」にかけてるんですか?
TAICHI:ちょうどStager liveのイベントで上海に行かせてもらってた時に、アルバムのタイトルをここ何日で決めないとやばいな、間に合わないってなって。このアルバムの曲を、RYOWOOK・KAZUYAが作詞してるんですけど、命とか生命とかそういった意味の歌詞が多い曲が入ってるから、そういうタイトルにしようかという話になって、僕ら名前「VELLE.J」ってフランス語でできてるんで、フランス語でなんか探してみようと思って、命とかいろいろ調べたんですよ。で、しっくり来たのが生命・命=VIEで、Vから始まるしちょうどいいじゃないかと。
――いい感じのものを見つけた?
TAICHI:響きもいいしみたいな(笑)
――分かりました。そのアルバムなんですけど、ファーストアルバムですね。おめでとうございます。
全員:ありがとうございます。
――入ってる曲は既存の曲もあるし、新曲もあるんですよね。
KAZUYA:はい。
――新曲はどちらになりますか?
RYOWOOK:「Why…」と「SPIDER」以外は初めてです。その2曲はデジタル配信でさせていただいてますので。
――曲順にもこだわったりしたんですか?
TAICHI:結構考えたね。
KAZUYA:はい。悩みましたね。
RYOWOOK:アルバムの中でこの1曲目「Why…」っていうのは結構1番重要な曲で、1番生命について命について歌ってる曲なんですよ。天国から、天国にいる大切な人へ手紙を渡すっていう意味の曲なんで、その曲をやっぱり1曲目に持ってきたのと、あと2曲目は今回のアルバムのメイン曲「LOVE ME」っていう1番売り出してる曲なんで、2曲目の頭のほうに持ってこようと。3曲目も今回ミュージックビデオ出させていただいたんで、この1、2、3番目の曲は最も聴いてほしいよっていう曲を選びました。
KAZUYA:そこからは聴いた流れを大事にしました。やっぱり、ずっと最後まで聴いてほしいので、
――これ聴いてもらったらVELLE.Jの全てが分かる?
KAZUYA&YUSUKE:そうですね。
YUSUKE:1番流れは意識した感じですね。
――ライブですごくもりあがる曲も入ってます?
YUSUKE:「SPIDER」と「WHITE BANG」がライブでは熱いですかね。
VELLE.J 『SPIDER』MV
――ライブもいくつか見させてもらいましたが、みなさんボーカルをしっかりマイクで響かせていますね。オケや被せに頼ること無く。
YUSUKE:そうですね。
VELLE.J は歌で勝負をしている
――それって歌でちゃんと勝負しようとしてるのをすごく感じました。どうしても男性のユニットだとビジュアルだとかアイドル性っていうところがどうしても最初に来るじゃないですか。もっともっとレベルアップしていこうとかそういう歌に対する思いみたいなところを聞かせてください。
YUSUKE:正直歌に関しては僕ら専門学校で歌を中心に習ってて、TAICHIとかも別なんですけど歌をやっぱメインでやってて、僕個人的にはやっぱりもう死ぬまで歌っていきたいので、死ぬまで自分で研究してやっていきたいっていう気持ちはあるので、やっぱり歌に関してはあんまり譲りたくないですね。
TAICHI:僕ら一応ダンスもするので、ダンスボーカルっていうくくりで見られたときに、被せが大きくて「こいつら口パクなんじゃないかな」と思われたら歌ってあんまり評価してもらえないなと思って。それやったら自分らの声でマイク通して届けて、それのクオリティーを上げたほうが歌詞も伝わるしっていう部分もありますね。
RYOWOOK:そうですね。ボーカルがあって、それを引き立てるパフォーマンスっていう意味で、ボーカルパフォーマンスグループとは名付けさせていただいてるんで。
――ライブもガンガンお客さんが騒いでるっていうよりは、ちゃんと聴きながらっていう感じなんですか?
RYOWOOK:それは、人によるかな…。
YUSUKE:人によるし曲によりますね、やっぱり。
KAZUYA:でも聴くときはしっかり聴いてくれますし。
YUSUKE:騒ぐときは僕らが「騒いで」って言ってるんで、騒いでくれます。
――ライブでは誰かがMCやるんですか?
YUSUKE:MCやらせてもらってます。
――このインタビューでよくお応えいただいているRYOWOOKさんではないんですね(笑)
RYOWOOK:いや、僕は基本日本語へたなんで(笑)
TAICHI:日本人やけど日本語がへたっていう致命的な部分が。1番文章力があってまとめるのが上手なのがYUSUKEなんで、しゃべるのが好きっていうのもあるんですけど、1番向いてるかなと思ってYUSUKEが一応ライブのMCはしてます。
――いい信頼関係ですね。ところで、VELLE.Jはどんなライブをされているんでしょう?
YUSUKE:僕らのライブは多分1番温度差激しいかなと思います、正直。魅せるライブは魅せるライブやし、アルバムには入ってない曲なんですけど、むちゃくちゃ盛り上がる曲もあったり、すごいみんなで遊べる曲もあったりするんですけど、たまに普通にバラードで終わったりとかもできる。喜怒哀楽じゃないけど、起承転結というかそういうのを毎回のライブで変えたりしてるので、楽しんで終わるときは終わる、バラードで終わるときは終わる、そういうとこが見どころじゃないかなと思います。
――1番盛り上がる曲はなんですか?
YUSUKE:「HANDS UP☆ぴ〜す」って曲なんですけど、セカンドシングルの曲です。
YUSUKE:なんですかね、一緒にやる…。
YUSUKE:そう、一緒にジャンプしたりとか一緒にグーパーチョキやるとこがあったりとか、それはもう結構みんなに浸透してて、東京でも大阪でも。
――それが始まったらみんな「来た!」みたいな感じで。
YUSUKE:めっちゃ喜びます。みんな喜びます。
TAICHI:もう2年近くその曲はライブでずっとやってきてるので、浸透はしてますし1番最後に持ってくることが多いんです。、その曲で盛り上がって終わる。