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【インタビュー】majiko「心の叫びみたいなものを擦り合わせた」メジャー作はドラマの世界観に寄り添って (1/3)

シンガーソングライターのmajikoが7月4日に、メジャー1st single『ひび割れた世界』をリリースした。今作は東海テレビ・フジテレビ系“オトナの土ドラ”『限界団地』の主題歌にもなっておりドラマの世界観を最大限に反映された一枚となっている。majikoが魅せる音楽世界そのものとは何か?じっくり話を伺った。

佐野史郎さんから「僕はmajikoさんで本当に嬉しい」と言われた

--改めまして、UtaTenと申します。


majiko:majikoです。よろしくお願いします。


--アルバムリリースをずっとされてきて、今回、メジャーレーベルで初のシングルリリースになりますよね。シングルで曲を出す今の心境からお聞かせください。

majiko:いきなりなことだったので、びっくりしました。まず、そのドラマ『限界団地』の主題歌になってシングルを出すということが本当にびっくりで。いやまさか、と。生きているうちにいつかとは思ってはいたんですけど。こんな早く主題歌とは。光栄です。


--曲はその時点で、もう出来ていたんですか?

majiko:曲は、まだ出来ていなくて。私が歌うこと自体は決定していたんですけど。そこから主演の佐野史郎さんにお会いして、いろいろドラマに対する思いみたいなものを聞いて、歌を歌うときの感情の参考にしました。


--出演されている方とアーティストさんが書き下ろしというわけではないのに、そういうお話をされるってめずらしいですね。

majiko:そうですね。いろいろお話を聞けて嬉しかったなと思うのと、いつもテレビで見ている人で、子どもの頃から見ていたので、CGみたいで(笑)。まさか目の前にいるとは。


--佐野さんは冷たいキャラクターのイメージがありましたが、そこはどうでしたか?

majiko:すっごい優しかったです。あんなに不気味なキャラクターをやっているのに、実際にお会いしたら、すごく丁寧に扱ってくださって。主題歌が決まる前から、私のことを知ってくださっていて、聞いてくれていたようで。「音楽が好きだから、好き嫌いが激しいんだけど。でも、僕はmajikoさんで本当に嬉しい」と言ってくださったので、すごい嬉しくて。


--2曲目の『パラノイア』は、作詞作曲の両方ともmajikoさんがされていますけれど。かなり、おしゃれな音楽ですよね。

majiko:嬉しいです。こういうの大好きで。母がこういうジャズチックな音楽をやっていたので、影響を受けましたね。

音楽のルーツはジャズのバンドから


--音楽のルーツをお伺いしたいのですが、お母さんの影響が一番大きく、音楽の感性の根本になりますか?

majiko:はい。母もジャンルを問わず、いろいろ歌う方だったんですけど。でも、ジャズのバンドを組んでいて、そこから影響を受けましたね。


--歌詞についてもお伺いさせてください。majikoさんが歌詞を書くときに、どの曲にも共通して意識していること、大事にしていること、ポリシーはありますか?

majiko:ポリシーは…。いつも曲に歌詞を当てはめるときに、メロディーと一緒に書くんですけど。メロディーの互換性と、自分が今言いたいことのすり合わせは、ちゃんとしようと心決めはしていますね。あと、耳に残る言葉を、何か所かに入れたいとは思っていますね。


--曲を書くときは、どういうふうに書きますか?

majiko:そのときによって、バラバラですね。Aメロを書き始めたのにサビになっちゃうこともありますし。


--結局そこが一番盛り上げられるなと。

majiko:そうですね。バラバラです。そのときによって、違う感じです。


--あるフレーズだけパッと降ってきて、というのでしょうか。メロディーと歌詞が一緒に降りてくるということもあるんですか?


majiko:そうですね。デモで、まだ歌詞が決まっていないときに、仮歌で、ふにゃふにゃと歌っているときに、大体、聞こえてきたりはしますね。スピリチュアルに聴こえてくる、ではなくて。私が適当に歌った何かの擬音が言葉に聞こえるとか、そういう作り方もしていますね。


--体が勝手に言っているようなものなのでしょうか。

majiko:なんなんでしょうね?それっぽい言葉。どういう意味かを調べて、おもしろいと思うこともありますし。


--天才肌ですね。

majiko:いやぁ(笑)どうなんでしょう?エセ(笑)

心の叫びみたいなものを擦り合わせた感じ


--『ひび割れた世界』から、順番を追って、詳しくお話をお聞きしたいと思います。この曲ができて、聞かされたときの最初の印象は覚えていますか?

majiko:ドラマの内容にぴったりだなと思いました。それから、最初にきたデモから、けっこうドラマさん側と詰めて。何回かメロディーが変わったりしたんですけど。最終的にこういう形になって、すごく良かったなと思いますね。


--歌詞はmajikoさんの意見で変わっていくこともあったんですか?

majiko:特にそういうわけでもないんですけど。ドラマさん側の言っていることと、私の世界観を合わせたというか。『心做し』という曲があるんですけど、それのような激しい感じと、叫んでいるような、心の叫びみたいなものを擦り合わせた感じですかね。

--人の歌詞を歌うときには、自分がちゃんとそこに乗っかれるようになってからじゃないと歌わないというような、そんな感覚ですか?

majiko:そうですね。


--サビ前からの盛り上がりがあって、サビのエモイ感じ、めっちゃ好きです。それでもって、「ここに君がいなければ 嗚呼」のところの、少し掠れさせている感じがたまらない。

majiko:マニアック!ありがとうございます。


--本当に声が好きです。

majiko:ありがとうございます。嬉しいです。


--バックグラウンドが声に出ているような。聴く側の勝手な妄想ですが…(笑)

majiko:嬉しいです。バックグラウンドが見える音楽って良いですよね。素敵だと思います。


--久しぶりに音楽という音楽を聞いている気がしました。

majiko:褒められてる~!(笑)


--この曲の歌詞の世界観でいうと、主人公はすごく繊細で優しくて、ちょっと依存体質っぽくて。でも、すごく閉鎖的な感じだなと、私は個人的に感じたのですが。majikoさんが、ちょっとでも、主人公に重ねられるようなところはありますか?

majiko:この曲は、ドラマの内容に沿った歌詞になっていまして。愛ゆえの狂気というか。まさに、そんな感じなんですけど。私はその感覚が、すごくわかるので。めちゃくちゃ、その思いを詰め込みました。「君がいれば もう何もいらない」というのは、誰しもが持っている感情だとは思っているんですけど。君は、その都度、違えど。メンヘラですよね。


--誰にでもある感情ですよね。

majiko:そうですね。


--「君だけがいれば」と言えるくらいの人って、なかなかいないですよね。

majiko:いないですよね。相手が自分のことをどう思っているか、わからないですもんね。そこがまた、怖いですよね。

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1992年10月28日生まれ   幼少のころからROCK、SOUL、JAZZなど様々な音楽を聴き、2010年より「まじ娘(こ)」として動画共有サイトに「歌ってみた」音源を投稿、徐々にネットシーンから人気を集める。 近年ではライブイベントにも多数出演し、バンドシーンでも注目されている女性ボーカリスト···

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