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【インタビュー】音楽を通して誰かの力になりたい。『Sunny』は、安田レイが贈る心の応援歌。 (3/3)


幼い頃の気持ちを忘れないでね。


――C/Wには、みずから作詞/作曲を手がけた『bring back the colors』を収録しました。

安田レイ:『bring back the colors』では作詞だけじゃなくて初めて作曲にもチャレンジしました。「自分の中に眠っている、幼かった頃に夢描いていた世界。あの頃はその夢がカラフルに見えていたように、ピュアな気持ちさえ持っていれば、いろんな世界へ飛び込んでいける冒険心にあふれた自分でもいれました。その頃の自分が、25歳になった今の安田レイに話しかける」というのが、『bring back the colors』のテーマです。

一番では、「自分の中の弱い部分というか、ステージに立ってるときは強く見られがちですけど、じつは弱いわたしもいるんだ」という面や「その心がどんどん砕け散ってゆく様」を表現しています。もしその砕けた心が見えたら、きっと透明なんです。だけど、砕け散った一つ一つの欠片を持ち上げたら、それは七色に光っている。つまり、「その弱い心だって、自分を輝かせる大切な一部分なんだよ」ということを歌詞に記しました。

二番の歌詞の中、幼い頃の自分が、25歳になった安田レイに「心で見つめていれば 壊れそうな世界 増えてくカラーズ」と歌いかけます。それは、「大人になるにつれ心がどんどん色褪せてくけど、だからこそ幼い頃の気持ちを忘れないでね」と問いかけてゆく内容を示しています。


――深いなぁ。

安田レイ:サウンド面では、歌詞にも記した「スローモーション」という言葉がキーワードになっています。わたしは、楽曲面でも心が砕け散ってゆく様を表現したくて、それを海の中でゆっくり、自由に動いてるサウンド感を持って投影。だけどサビへは、海の中から暑い夏の日射しへ向かって一気に飛び出すイメージを描きました。結果、『Sunny』も『bring back the colors』も、夏という面でリンクした曲になりました。


――『bring back the colors』の中、「小さかった頃のピュアな自分が今の自分へ」と言ってましたよね。レイさん自身、今でもピュアな気持ちは…。

安田レイ:持っていたいです。実際「魅力的だなぁ」と思える大人の人って、何処かに子供心というか、遊び心を持ってるじゃないですか。それこそ、何事にも怖がらずに飛び込んでゆく気持ちのような。そこへわたしは魅力を覚えれば、わたしも、幾つになっても小さかった頃の、目を輝かせ純粋に夢を追い求めていた気持ちは忘れたくないなと思っています。


――心に突き刺さる歌を届ける方って、みなさんピュアな感情を歌詞や歌声にぶつけてきますよね。その素直な気持ちが、胸に刺さるのかなと思います。

安田レイ:そうかも知れないですよね。わたし、よく「大人っぽいね」と言われるんですけど。心の中は、ずっと子供の頃のまま変わらずな面もいろいろありますからね。でも、誰にだってそういう子供心って失うことなくありますよね。そういう気持ちは、これからも忘れることなくいたいなと思います。


「太陽の女神」というテーマ


『Sunny』ジャケット写真
――ジャケットの写真にも、いろんなこだわりがあるんですよね。

安田レイ:「太陽の女神」というテーマでジャケットを作りました。今回はアートディレクターさんも、メイクさんも、スタイリストさんも、ズッと一緒にお仕事をしたいと思っていた女性の方々をわたしが熱烈オファーしました。

まさに女子のパワーで作りあげたジャケットになりました。中でもジャケットのアートワークは、ただ可愛いじゃなく、面白いひねりやちょっとした毒を入れ込めば、衣裳も、普段では着れない女神感を持った洋服だし、オレンジのテーマカラーを軸にした服の中、足元などに指し色としてターコイスブルーも混ぜてみました。

これまではキラキラとしたポップなジャケットが多かった中、今年7月でわたしも5周年を迎えたことから、ちょっと大人な自分を表現しようと思い、モデルさんのようなポージングも含め、いろんな部分でひねりを聞かせたお洒落なジャケットにしています。


――レイさんも、6年目へ突入したということですよね。

安田レイ:そうなんです。ホント、あっと言う間。時間の流れが早すぎてビックリです。


――それだけ充実してるということですよね。

安田レイ:そうなんでしょうね。今回、初めて作詞/作曲の両方をやらせてもらったりと、今でも少しずつですがステップアップし続けているように、これからも自分のカラーをみずから創作した楽曲へ投影しては、発表していきたいなと思っています。とにかくこれからも、びびることなく、どんどん新しいことへチャレンジしていきたいです。


――ありがとうございました!

安田レイ:ありがとうございました。


TEXT:長澤智典
PHOTO:橋本美波

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1993年4月15日、アメリカ・ノースカロライナ州生まれ。3歳で日本ヘ。10歳の頃、母親が聴いていた宇多田ヒカルに衝撃を受けてシンガーを志す。 13歳で音楽ユニット「元気ロケッツ」に参加。20歳を迎えた2013年、「自身の歌声をもっともっとたくさんの人々の心に直接届けたい』という強い想いを胸···

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