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【インタビュー】The Super Ball、新作で殻を破ってもっと先に行きたい! (2/2)


『are you ready?』で変化球

──『消せないルール』の後に『are you ready?』が来ますが、全く別人のような曲だと思いました。

吉田理幹:言葉だけで見たら「うわっ」てなるかもしれないですけど、1曲目から5曲目の間でスパボの良さを詰め込んで。それで『are you ready?』で変化球をつけました。そういう意味で6番目に入れました。


──管楽器を使われる所に驚きがありました!お二人のバックグラウンドには、管楽器が使われるような音楽のルーツもあったのでしょうか?

吉田理幹:ホーンセクションのある曲は二人とも好きです。アレンジの段階で会議があったんですが、そのときにホーンセクションの曲を入れよう!という話になりました。


──逆にホーンセクションがない状態のデモの段階も気になりますね!

吉田理幹:結構、ピコピコ系の曲でした。シンセで出来ている楽曲みたいで。


──ピコピコ系の曲と言えば、『Night Parade』もそのようなテイストだと思いました。歌い方も他と違いますよね。

吉田理幹:そうですね。これもダンスミュージックに近い感じです。今まで全然こういう曲をやってきてなかったので、一番今風の曲だと思います。

佐々木陽吾:この曲の理幹、カッコいいですよ。

吉田理幹:いやいやいや(笑)

佐々木陽吾:フェイクがカッコいいんですよ!!


ワクワク感だけで書いた『キミ by me』

──佐々木さんが22歳のときに書いた『キミ by me』は歌詞が短くてシンプルですね。

佐々木陽吾:そうなんです。これは上京当時に住んでいた高円寺から帰っている道を書いたんですけど、商店街から一本横に入った道が、「俺、東京に住んでるんだ!」っていうワクワク感があって。そのワクワク感だけで書いた曲です。
雨上がりの空が綺麗な太陽で、思わず走りたくなる程でしたが、走らなかったです(笑)


──純粋さがあるなーと思いました!

佐々木陽吾:あります。サビの部分はボイスレコーダーに取り込んでいました。この曲は通常盤の最後の曲なので、曲の最後にはオルゴールが入っているんです。



ストーカーっぽいフレーズがお気に入り…?

──『Out Of Bounds』の収録曲の中で、お気に入りのフレーズを教えてください!

吉田理幹:僕は『がんばれないときも。』です。がむしゃらに前に向かっていこうとしても、時には頑張れないこともあるし、そういう気持ちをストレートに表現したのはこの曲なんです。まず自分を励ますことで、誰かの背中を押せたらいいなという気持ちで書きました。


──努力して成功している方がそういう気持ちを言うだけで、聴く人も“頑張るのが辛くなったら休んでもいいんだ…”って思えると思います!

吉田理幹:「頑張るしかないさ」は自分ではわかっていて、「頑張れないときもあるよね」は、ストレートに歌詞にしてみて良かったなって思います。


──編曲を担当したハシグチカナデリヤさんには、どんな風なアレンジにして欲しいと伝えられたのでしょうか。

吉田理幹:これはシンプルに自分たちの音(ギター、音)を中心に届けられたらいいなという想いがありました。


──ハシグチさんがアレンジをした曲の中でも、意外な曲でした!

全員:(笑)

佐々木陽吾:相当、3人で一緒に色んな作業をしているので、俺らの事もよくわかってくれているんです。俺は、『are you ready?』のサビの「ああ今から君の家までは走ったら まだ愛しているって手紙を入れたら」が好きです。ここ、女性からしたらちょっと気持ち悪くないですか?(笑)


──(笑)

佐々木陽吾:実はこの曲、もっとストーカーっぽい曲だったんですよ。

吉田理幹:だけど、さすがにそれは気持ち悪すぎるっていう事になって(笑)

佐々木陽吾:それで歌詞を削っていきましたね。裏テーマじゃないですけど、男子と女子の違いとして、別れたり一緒じゃなくなっちゃったら女子はすぐ切り替えるんですよ。でも男子は、一回付き合ったらいつまでも自分の事を好きなんじゃないか?っていう錯覚をどこかで持っちゃう人が多いんですよ。アホなんです。男って。僕もそのタイプだし(笑)


──なるほど…。

佐々木陽吾:そうじゃないってわかっていても、なんとなくそうなんじゃないかって思っちゃう、そんなしょーもない男を描いてみました!


──吉田さんからNGが出るくらいヤバイ歌詞だったんですね…(笑)

吉田理幹:そうですね。

佐々木陽吾:最後のサビ、「丸々変えようぜ!」ってなって「やべ…」ってなりました(笑)最初の歌詞では、部屋の前に立つ所まで書いていましたからね…。


──(笑) この曲調ならありかもしれないですけどね!

佐々木陽吾:家の前の公園のベンチで張っていて、電気がついたら行く!みたいなパターンもあったんですけど、それはやめときました(笑)


──「戦う1人ベットの上 気づけば充電残り1パーセント」っていう歌詞は、リアルで面白いですね!

佐々木陽吾:ここのメロディーとのマッチ感、良いですよね!気付いたら1パーセントなんですよ。ずっとSNSを見ちゃっているんだと思います。


──やばい…。

佐々木陽吾:(笑)やばいんですよ!ちょー気持ち悪いんですけど、だからこそ気に入っていて。ちょうどいいのが書けたと思います。


──全国ツアーが9月から始まります!ライブへの意気込みをお聞かせください!

佐々木陽吾:ツアーにぜひ、来て欲しいです。本当に良いのが出来たからこそ、どっか一曲でも、初めての人に聴いて欲しくて。『ラブソング』や『Second』、『MAGIC MUSIC』のミュージックビデオが、YouTubeで公開されているので、それは絶対見て欲しいです。これだけ、色んな曲があるので、自分なりにこの曲をどうやって聴こうかな?って考えて聴いたら楽しいと思います。『are you ready?』がセットリストの何番目に来るんだろう?とか考えてくれたら嬉しいです。(笑)

TEXT&PHOTO:愛香


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某メジャーレーベルのオーディションで出会った二人は2013年に結成し、都内のライブハウスや路上ライブを中心に活動。2015年7月にミニアルバム『The Super Ball』をリリース。流通にはのせず、手売りのみで約3000枚を完売させた。同年12月にはshibuya duo MUSIC EXCHANGEで ワンマンライブを行い、···

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