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FEEDWITという発明。男女トリプルボーカル4ピースバンドの美味しい世界。【インタビュー:関西バンドの輪!】 (1/2)

関西出身、平成7年生まれ。今年、ベースが正式加入、初の配信限定シングル、MINAMI WHEEL2018出演、など勢いを増すFEEDWIT。12月21日にはミニアルバム『kamonohashi』のリリースが決定。彼らの独自の音楽について取材を行いました!

FEEDWITというバンド

──最初にバンド名の意味を教えてください。

武藤:単刀直入に言うとそんなに意味はないです。後付けならあるんですが。正直、バンド名を考えたときが中学生だったので何も覚えてない。

じゃす:記憶喪失?(笑)

ダイチ:単純に忘れてるだけ。

武藤:うん。あの頃の自分が何を考えてたのか分からない。

──これは造語ですか?

武藤:そうですね。バンド名を造語にしようと決めたのは覚えてます。

SNSとかTwitterとかまだやってなかったんですが、インターネットで検索して最初にヒットしてほしいと思って当時の自分なりに考えたんだと思います。

あとRADWIMPSが好きだったので、それの影響もあって、造語じゃないと嫌だという頑ななこだわりがあって雰囲気が良い語を並べた感じです。

──結成当初からバンド名をずっと守り続けているんですね。


Guitar,Vocal 武藤弘樹

武藤:はい。「なんてバンド?」と聞かれたときに「FEEDWITです」と言って、だいたい1回で伝わらないんですけどね。

かっこいいしこのままで良いかなと思ってます。

ダイチ:絶対ないもんな、こんな言葉。

武藤:中学生のときに名前を付けたものとかってだいたい恥ずかしいじゃん(笑)でも、これだけは違う。

かつ:かっこええ!

武藤:俺、ずっと貫いてるの、バンド名とサインだけ。

じゃす:あれ中学生からなの?(笑)

ダイチ:サインは変えたほうがええ!

かつ:まじで読めへんから(笑)

──武藤さんはRADWIMPSから影響を受けたそうですが、他の皆さんの音楽のルーツも教えてください。

ダイチ:音楽をシンプルに聞くだけじゃなくて表現するほうに傾かせてくれたのは、UNISON SQUARE GARDENです。

バンドって何でもありなんやなと、面白いなと思ったのがきっかけですね。

かつ:ダイチはクリープハイプかと思ってた。僕はLArc-en-Cielです。これはまじですよ!

武藤:誰も疑ってないよ(笑)

かつ:ベースが初めて聞こえたのがLArc-en-Ciel。

ダイチ:ベーシストって、そういうのあるよね。

じゃす:私は、元々音楽が好きだったんですけど、ドラムボーカルを始めようと思ったきっかけは、シナリオアートを聴いてからです。

女の人がドラムボーカルで歌ってて、ライブで見て感動しました。

ダイチ:シナリオアート見に行ったな。

じゃす:一緒に見に行ったね。(かつ以外の)3人で。

ダイチ:高校生のときに見に行ったわ。

かつ:悲しいな、それは。なんで呼んでくれなかったん?

ダイチ:まだ出会ってなかった (笑)

──かつさんは今年加入されたんですよね。加入に至る経緯など教えてください。

ダイチ:がっつり言ったってや!

かつ:元々仲良かったんですよ。前のバンドでも対バンをしてて。仲良かったんです。…それだけです(笑)

ダイチ:人柄加入。

かつ:というか消去法です。こいつしか最後残らなかった、って。

武藤:加入してからベースが上手いということを知りました(笑)

──存在感がすごいですよね。

かつ:でしょ?FEEDWITにこういう奴いなかったんですよ。皆、シャイやから、1テンポ遅れるというか。

特にダイチは2テンポくらいかな。そう思われがち。でも、しゃべったらめちゃくちゃしゃべる奴なんですよ。

ダイチ:そんな僕を引き出してくれてるのも、かつの人柄。


Drums,Vocal じゃす

じゃす:いいこと言う!

武藤:(拍手)

おかわりしたくなるFEEDWITの音楽



──では次に、「FEEDWITの音楽」について教えてください。

ダイチ:2016年に出した『ねこまんまのレシピ』というタイトルのファーストミニアルバムがあって。僕、ねこまんまという言葉がすごく気に入ってるんです。

ねこまんまっていろんなものをごちゃごちゃにして入れるじゃないですか。それがFEEDWITの音楽性と似ているなと。

そのアルバムも楽曲にいろんな味があって、混ざって、みたいな感じで『ねこまんまのレシピ』にしたので、それがFEEDWIT自体の音楽性に繋がってると思います。

かつ:ちなみに、2枚目の『小さじ一杯ヨーロッパ』は何なの?

ダイチ:あれはちょっとヨーロッパエッセンスが入っているなと。

かつ:それだけ!?

武藤:そうっすね!(笑)

──食に対して何かこだわりがあるんですか?

武藤:FEEDWITのFEEDにエサという意味があるので。

──バンドのキャッチコピーにも「おかわりしたくなる程の中毒性」とあります。

これも食と関連していますね。普段ライブハウスでの物販スペースにもスプーンが置いてありますし。


じゃす:あれまじで無意識でやってるよね。

ダイチ:うん、確かに。寄っていってるのかもしれない。

──では、ライブで意識していることはありますか?

ダイチ:ボーカルが3人いるので、視覚的にも分かりやすくなるような配置は意識していますね。

あと皆、首が痛くなれば良いのに、と。ボーカルがポンポン変わるから。

かつ:一番前とかやばいよな。(キョロキョロ首を動かす)

ダイチ:皆、歌っている人を目で追って首が痛くなるくらいのパフォーマンスを。

──初めから男女混声のトリプルボーカルというコンセプトで?

じゃす:いや、気づいたら増えていった。

武藤:初期は全然何も考えてなかったです。いつの間にか、じゃあ3人で歌おうか、となりましたね。

かつ:4人目はないやろ?

じゃす:4人目はどうやろ?乞うご期待?(笑)

次ページ : 初のデジタルシングル『シュナウザー/赤信仰』

関西出身、平成7年生まれ。 世にも珍しい <男 + 女 + 男> 男女トリプルボーカル4ピースバンド。 歌モノからロック、ポップスあらゆる多ジャンル面を持ち合わせながら、奇想天外な楽曲展開に絶妙なキャッチーさで畳み掛けてくるトリプルボーカルは、一度耳にしたら最後。2度、3度と何度も「···

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