1. 歌詞検索UtaTen
  2. コラム&特集
  3. J-POP
  4. MACO

【インタビュー】MACOアルバムリリース、交換日記は幸せを共有できる4つの言葉 (1/2)

デビュ−5年目に突入したシンガーソングライターのMACOが12月5日にアルバム『交換日記』を発売。全曲新作となった『交換日記』について、それぞれの楽曲への思いを伺いました。

『交換日記』というタイトルに込められた想い



──『交換日記』というタイトルに込められた想いからお聞かせいただけますか?

MACO:日常の何気ない幸せを共有できる楽しさを4文字で伝えたかったんです。2ndAlbum『loveletter』っていうアルバムでは、不器用に綴るラブレターだったんですが、今回4枚目のアルバムでは想いを伝え合う交換日記にしました。少しステップアップした一枚です。


──MACOさんご自身、交換日記はやられていましたか?

MACO:やっていました!お友達と小学生とか、中学生の頃に。でも今の時代って交換日記のアプリとかがあるらしくて。だから好きな人と二人だけの事を共有するのっていつの時代もみんな好きなのかな?とも思いました。


──アプリで交換日記ってすごいですね!今はLINEとかメールだってあるのに…

MACO:確かに(笑)LINEは連絡手段だと思いますが、交換日記は他愛のない事を日記のように書くんだと思います。


──『交換日記』の収録曲は全曲が新曲という事ですが、一貫したテーマ性はお持ちになりながら制作を進められたのでしょうか。

MACO:そうですね。アルバムを作る前にタイトルを先に決めたんですけど、そこから最初に取り掛かった曲は6曲目だったりとか。途中でSALU君と曲が出来るようになったりとかして。色んなバラエティーに飛んだ曲をこの『交換日記』には、入れようと思っていて。

──という事は特にテーマは限定せずにという感じでしょうか?

MACO:テーマは限定せずにっていう感じではありますが、『交換日記』という曲を須藤さんに作曲してもらって、そこから全体的に歌詞のイメージが見つかって。それがポジティブという隠れテーマだったんです。


──この隠れテーマっていうのは、今のMACOさんのマインドに近いんでしょうか。

MACO:そうですね。今のマインドが全体的に楽観的というか。前だったら小っちゃい事で悩んでいた事も、今だったら楽しめていたりするし。そのちょっとした成長を今回、この『交換日記』というアルバムで表現しました。



MACOが大好きなイラストレーター『ふせでぃ』とコラボ

──今回『交換日記』のアートワークには、人気イラストレーターのふせでぃさんが担当されているんですよね!

MACO:そうです!コラボしました。CDのブックレットを書いていただきました。元々すごくファンで、自分を描いてほしいなって思ったりもしていたので、絵を見たときとても嬉しかったです。


──MACOさんの方からアピールされたんですか?

MACO:はい。快く引き受けてくれて、本当に感謝です。


──細かいイメージもリクエストされたんですか?

MACO:ふせでぃさんのイラストで好きなのが、部屋の中のものが多くて、今回私のジャケットも部屋の中で撮ったこともあり…ふせでぃさんのタッチで描いてくださいって伝えました。撮影した写真を模写してもらったりとか。



──冬っぽい音色の曲も多いですしね。

MACO:『DearAngel』や12曲目の『マイサンタクロース~あなたと過ごすクリスマスイブ~』は初めてクリスマスソングを書きましたね。


──音の感じで曲順を決められたのかなと思うぐらい、気持ちよいグラデーションのような曲順でした。

MACO:はい!こだわりました。1曲目の『初恋はいつも君と』は、アルバムの後半の方に出来た曲なんですが、出来た瞬間これは絶対1曲目にしようと思ったり。SALU君との曲は変化球で3曲目に持ってきたり。『マイサンタクロース~あなたと過ごすクリスマスイブ~』は私からみんなへのプレゼントっていう気持ちで今回作ったので、インタールードあって、サプライズみたいな。


──インタールードを入れたいっていうのは、制作段階の中であったんですね。

MACO:そうですね。雰囲気作りをしてもらう感じ。みんなにこのクリスマスソングでワクワクしてもらいたいっていう気持ちもあって。そのインタールードで曲のワクワク感をプラスしました。


──作曲にはMattCabさんも参加されていますね。事務所が同じなんですよね。

MACO:そうなんです。4曲目でも、一緒に曲を作っていているんですけどMattとはデビューの頃から一緒に曲を作っていました。今回はすごく久しぶりでした。


──ワクワク感が出るこのピアノサウンドはリクエストされたんでしょうか?

MACO:これはMattが作ってくれて、最後に雑踏を足してもらったりしました。


1曲目の『初恋はいつも君と』



──1曲目の『初恋はいつも君と』から歌詞に触れていきたいのですが、初恋の初って初めてだから1回しかないのに、“いつも”と繋げている所が気になりました。先程MACOさんがおっしゃっていた恋をし続けられるっていう意味が、ここに込められているのかなって思いました。このタイトルをよく思いつきましたね(笑)

MACO:元々この曲の歌詞はずっと書いていて、ぐっさんからこの曲を頂いたときにぴったりとイメージとハマったのですぐに出来上がりました。年月が経ってもいつも初恋のような気持ちになる、というような自分の気持ちに気付いたときに出来た曲です。


──こういうタイトルが思いつく瞬間って何をされているときですか?

MACO:寝る前とか、部屋の中で書くことが多いです。


──そのモードに入っているときに感じる事が多いんですね。

MACO:そうですね。でも日常的に歌詞をかきとめてます。


──そういう風に思えたら恋人とも長続きしそうですね。

MACO:そうですね(笑)そういう気持ちを大事に温めていきたいと思って作りました。


──サビの言葉の詰め方がクセになりますね!歌えるようになったら口ずさんでいたくなるような(笑)

MACO:ぐっさんがくれるメロだから自分もこの歌詞をはめられました。昔から曲を作って頂いてるので、相性みたいなものも感じました。


──今回は色々な作曲家さんと制作されているんですね。

MACO:はい。須藤さんとSUNNYBOYくんも初めてですね。


『交換日記』について



──『交換日記』の須藤さんは何かきっかけでご一緒されたんですか?

MACO:須藤さんは自分のツアーのバンドメンバーのベーシストで作曲もされていて。『交換日記』というアルバム名と交換日記の歌詞は先に出来ていたんですけど、須藤さんにこのサウンドを頂いてからこの曲が“『交換日記』だ!”って思ってすぐにはめていきました。


──「カレーこぼしたシャツを見ながら」という歌詞が、すごくインパクトがあるなって思ったのですが…。この後に「昨日の事思い出してる」っていうワードに繋がるのは、布石のような。どうしてこの情景描写をされたのか気になりました。

MACO:これは午後3時のワンシーンで。洗濯器に入れる前にシャツの汚れをみながら昨日のことまで全部一緒に思い出しているっていう感じです。


──須藤さんとは初めて制作されたそうですが、一曲出来上がってみていかがでしたか

MACO:須藤さんが初めて作ってくれた曲がアルバムタイトルになっているのが凄く嬉しかったです。レコーディングもとても楽しかった。


──次、須藤さんに曲を書いてもらうとしたらどんな曲を書いてもらいたいですか?

MACO:須藤さんもぐっさんみたいに、MACOのアルバムではお馴染みという風になったら嬉しいなと思います!



SALUと制作した『LUV U MORE』



──『LUV U MORE』はSALUさんと制作されているんですね。今までとイメージが違う曲で驚きました!SALUさんと御一緒された経緯をお聞かせ頂けますか?

MACO:SALUさんは元々凄いファンで、私が地元にいるときから聴いていたんですよ。歌手で活動しているときに偶然ライブで共演させてもらえる場面で、“ファンです”とお話しさせていただいて。それからお友達になって、“ずっと一緒に曲をやりたいね”って話していて。やっと今回のアルバムで叶ったんです。


──『LUV U MORE』のような曲を作りたいというイメージはあったんでしょうか。

MACO:そうですね。SUNNYくんと一緒にセッションして作ったときに、好きな人を追いかけているイメージが浮かんだので、それをSALUさんに伝えて。SALUさんも男性像のイメージがあったようなので、この物語ができました。


──歌詞はそれぞれご自身が歌う所を書かれたのでしょうか?

MACO:そうですね。


──この曲は一番歌うのが難しそうな…(笑)こぶしが効いているパートもありますし。

MACO:ぜひデュエットで歌って欲しいです!!


R&B要素を取り入れた『YU-RA YU-RA』



──『YU-RA YU-RA』はR&B要素が入ってくる感じですね。これもMattさんとのコラボでありつつ、MATZさんが作曲に参加されていますね。

MACO:そうなんです。3人同じ事務所なんですよね。3人の化学反応が出たなと思うし、こういう曲で歌ったのが初めてだったので新鮮でした。


──歌詞に出てくる女の子の方が、ある意味ゆらゆらしている感じなんですかね(笑)?

MACO:一緒にゆらゆらしたいんです(笑)


──なるほど!「春夏秋冬ぜんぶ君といれたわけじゃない」っていう歌詞があるので、他の人の所にゆらゆらしちゃっているのかなと(笑)

MACO:違いますね(笑)ゆらゆら二人で、ここじゃないあの星へってサビで歌ってるんですけど、MATZがくれたこの曲に宇宙感を感じたりもして、ゆらゆらというワードが出ましたね。


──『YU-RAYU-RA』というタイトルをつけられたのも意外でした!

MACO:そうですね。『YU-RAYU-RA』とか、『バレバレ』は初めてでしたね。

次ページ : まだまだ語る、曲への想い

1991年5月10日生まれ、北海道函館市出身のシンガーソングライター。 2014 年にUNIVERSAL MUSIC JAPAN Virgin Musicよりデビュー。 メジャーデビューのきっかけとなったテイラー・スウィフト「私たちは絶対に絶対にヨリを戻したりしない~ We Are Never Ever Getting Back Together」の" テイ···

この特集へのレビュー

この特集へのレビューを書いてみませんか?

この特集へのレビューを投稿

  • ※レビューは全角500文字以内で入力してください。
  • ※誹謗中傷はご遠慮ください。
  • ※ひとつの特集に1回のみ投稿できます。
  • ※投稿の編集・削除はできません。
UtaTenはreCAPTCHAで保護されています
プライバシー - 利用契約