PV数爆発の『盾の勇者の成り上がり』のアニメが超熱い！なろうとの違いは！？

2019年1月から放送がスタートした、アニメ『盾の勇者の成り上がり』をご存知ですか？勇者として異世界に召喚されながら、裏切りに会い、人間不信になりつつも戦う“やさぐれ主人公”アニメで、web版はPV数3億を突破する、超人気作品です。本記事では、アニメ『盾の勇者の成り上がり』について、紹介していきます。

公開日：2019年2月7日

この記事の目次 [表示]

・『盾の勇者の成り上がり』原作は「なろう系」発
・“やさぐれ主人公”アニメ『盾の勇者の成り上がり』
・アニメを支えるスタッフ＆声優陣
・OPテーマは「RISE」
・EDテーマは、藤川千愛の「きみの名前」
・最新情報はこちらでチェック

『盾の勇者の成り上がり』原作は「なろう系」発

アニメ『盾の勇者の成り上がり』の原作は、アネコユサギによる日本のライトノベル。
2013年8月にMFブックス（KADOKAWA）から第1巻が発売されて以来、単行本19巻、スピンオフ3巻が発刊されています。

　画像引用元 (Amazon)

『盾の勇者の成り上がり』の始まりは、小説投稿サイト「小説家になろう」でした。
2012年10月から連載が始まり、その人気ぶりに、1年とたたずに書籍化されることになります。

書籍版は大幅に加筆・修正を加えられ、話の流れや展開が大きく変わっており、Web版を知っている人も、改めて楽しめるようになっています。
『盾の勇者の成り上がり』は現在もWeb版がありますが、Web版・書籍版・漫画版で大きくストーリー展開が異なっていて、それが、大きな特徴といえるでしょう。

原作は、2018年11月現在で発行部数が330万部を突破し、2014年からは漫画版も発行。
2018年11月には、最新刊の20巻が発売されました。
さらに、外伝『槍の勇者のやり直し』が、2017年に書籍化し、2018年より漫画版の連載も始まっています。

“やさぐれ主人公”アニメ『盾の勇者の成り上がり』

アニメ『盾の勇者の成り上がり』は、タイトルどおり、盾の勇者が成り上がっていく物語です。

TVアニメ『盾の勇者の成り上がり』PV

『盾の勇者の成り上がりの』主人公は、ごく平凡なオタク大学生・岩谷尚文。
彼は、図書館で出会った、『四聖武器書』という1冊の本に導かれ、「盾の勇者」として、異世界へと召喚されてしまいます。
その異世界には、尚文の他に、剣の勇者・天木錬、弓の勇者・川澄樹、槍の勇者・北村元康、の3人が召喚されていました。

彼ら4人に与えられた使命は、剣、槍、弓、盾をまとう四聖勇者として、世界に混沌をもたらす災い「波」から世界を守ること。
四人は、国王に命ぜられ、供を連れて旅をすることになります。

しかし、大冒険に胸を膨らませ、仲間とともに旅立ったものの、尚文は出発から数日目にして裏切りに遭い、冤罪を着せられることに…。

信頼、金、名誉、勇者としての尊厳…、すべてを失った尚文は、一人で旅に出ます。

「盾の勇者」のため、武器を持つことができない尚文は、攻撃力として、亜人の奴隷の少女・ラフタリアを買うことに。
そして、ラフタリアを使役し、波に、世界に、立ち向かおうとしますが……。

彼は、この世界で成り上がっていくことができるのでしょうか？
異世界ですべてを失った男の、本当の戦いが始まります‼

人間不信で“やさぐれ主人公”の尚文が、絶望的状況を打破し、成り上がる物語。
それが『盾の勇者の成り上がり』です。

アニメを支えるスタッフ＆声優陣

アニメ『盾の勇者の成り上がり』を作るアニメーション制作会社は、『ご注文はうさぎですか??』や『ばらかもん』のキネマシトラス。
監督は阿保孝雄、シリーズ構成は小柳啓伍、アニメーションプロデューサーは小笠原宗紀で、キャラクターデザイン・総作画監督は、諏訪真弘が担当しています。

TVアニメ『盾の勇者の成り上がり』PV第2弾

≪声のキャスト≫
岩谷尚文（CV石川界人）
ラフタリア（CV瀬戸麻沙美）
フィーロ（CV日高里）
天木錬（CV松岡禎丞）
北村元康（CV高橋信）
川澄樹（CV山谷祥生）
メルティ（CV内田真礼）
マイン（CVブリドカットセーラ恵美）
オルトクレイ＝メルロマルク32世（CV仲野裕）
エルハルト（CV安元洋貴）

アニメを見ている方は納得されると思いますが、とにかくキャラクターデザインが美しく、作画が素晴らしいですよ。
もちろん、絵だけでなく、中身も素晴らしい出来です。

スタッフの力の入りようが、よく伝わる作品ですね。

もしもまだ見ていないという方は、UーNEXTやAmazonプライム、GYAO！他、たくさんの動画サイトで、無料で見ることができますので、ぜひどうぞ。
一見の価値あり、です。

OPテーマは「RISE」

OP「RISE」は、MADKIDが担当。
MADKID（マッドキッド）は、5人組ダンスボーカルグループで、「RISE」は、彼らのメジャー3作目となります。

それでは、「RISE」の歌詞の一部を見てみましょう。

----------------
光見つけた空白の時間
迷い込んだ宙吊りの世界
信じられる答え探し求めて
ただ彷徨ってる
≪RISE 歌詞より抜粋≫
----------------

突然異世界へと召喚され、裏切られ、人を信じることができずに彷徨う。
現在の尚文の状況に、ぴったりの歌詞です。
何とも言えない絶望感、不信感が漂います。

----------------
Now, Nobody can't stop me no way
忘れてしまう事のないように
失くした物全て取り戻すため
Rise suddenly in this world
(I don't look back yeah)
≪RISE 歌詞より抜粋≫
----------------

「盾の勇者」として生きる覚悟を決めた、尚文の気持ちを、そのまま歌にしているような曲ですね。
「Now, Nobody can’t stop me no way」、つまり「もう今となっては、誰も俺を止めることなんてできやしない」と歌い、「失くした物全て　取り戻すため」と続け、「全て」を取り戻してみせるという、尚文の強い覚悟を知ることができます。

最後の「Rise suddenly in this world」は、日本語訳すると、「一気に成り上がってやるぜ」という意味。何度も歌詞の中に登場するこのフレーズは、「成り上がり」という、この作品のテーマそのものです。

疾走感あふれるサウンドとなっており、聞いている者を、『盾の勇者の成り上がり』の世界へと引きこむ楽曲になっています。

OPテーマ：「RISE」MV