左からJK、HanK、Shawn、Mark
気温によって髪色が変化!
──はじめに、2月9日・10日に出演された「東京タワー台湾祭」について伺いたいと思います。当日は屋外ステージでの演奏で、気温もだいぶ冷え込みましたが、体調は大丈夫でしたか?Shawn:これまでにないくらい寒かったので…………髪の毛がこんな雪の色になってしまったんです!(笑)
──ええ、本当ですか!?
Shawn:そうなんです。春、夏、秋にはまた別の色に変化します!(笑)
──なるほど、気温によって変わるんですね!(笑)…ええと、それはさておき。日本で活動をはじめてから約2年で、「東京タワー台湾祭」のように、台湾を代表してステージに立つ機会も増えてきましたね。このことをどう捉えていますか?
Shawn:僕たちは、まだまだだと思っています。台湾には、もっとスゴいバンドがいるんですよ!
──尊敬している先輩バンドといえば、どんな方がいますか?
Shawn:日本でもコンサートをしているバンドといえば、Mayday(五月天)さんやCosmos People(宇宙人)さんが大先輩です。それから、台湾国内で活動しているバンドならMixer(糜先生)さんを尊敬しています。僕らもいつか、「台湾出身で、日本で大活躍しています!」と誇りを持って言えるようになりたいです。
──「東京タワー台湾祭」の直前には、台湾のテレビ番組「Idols of Asia 我愛偶像」にも出演していましたね。
Hank:番組のプロデューサーさんにすごくお世話になっていて、台湾に帰るたびに番組に出演させていただいています。
Shawn:その「Idols of Asia」の企画で、乃木坂46さんが台北アリーナでライブを行ったとき、僕らがインタビューをさせてもらいました!
──乃木坂46のメンバーさんの様子はいかがでしたか?
Shawn:みなさん、初めての台湾だったからなのか、シャイだったかも。でも、そんなところがかわいらしかったですよ!
Hankの葛藤を知っていました
──さきほどShawnさんに挙げていただいたように、台湾にはすばらしいバンドもいる一方、大きな雑誌や新聞では、ソロで芸能活動をしている方のお名前も目立ちます。今回、Hankさんが卒業する動機には、そういった存在へのあこがれがあったのでしょうか?Hank:誰かに憧れたから、というわけではありません。僕が今回卒業するのは、昔から演技にすごく興味を持っていたことが一番大きな理由です。現在の活動をしていくなかで、俳優業とバンドを両立するとなると、台湾と日本の間を行ったりきたりすることが多いので、どうしてもこの2つを両立することが難しいと感じることも増えてきて…。色々と考えた結果、俳優に専念するために、今回卒業をすることにしました。
──俳優の道を志そうと思ったきっかけはどのようなものでしょうか。
Hank:昔からお芝居をすることが好きで、高校のときから芝居を専門にしていました。大学でも演技を専攻していたんですけど、ドラマや演劇の仕事をチャンスもあって、やってみてやっぱり好きだなぁ…と思ったことがきっかけです。
──ありがとうございます。Hankさんが卒業をすると聞いた時の他のメンバーのお気持ちはいかがですか?
Shawn:Hankが突然「卒業する!」と言い出したわけではないんです。僕たち、ずっと、Hankが抱えている葛藤もわかっていました…。ちょうど前作のアルバム「LION」をリリースした後のnoovy定例会議で、Hankはやはり演技に興味があるという話になり、他のメンバーとしても、もし本当に演技の道に進みたいなら、そっちに専念したほうが良いのかもなと思って。スタッフも含めて、話し合った結果にはなっています。
──これから、3人で活動していくことに不安な気持ちはありますか?
Shawn:不安というか、ワクワクとした気持ちがあります!新しいメンバーを入れるか、このまま3人でやっていくかどうかもまだ決めていないんです。でも、今回のことをきっかけとして、新しい自分たちができるし、新しいことにもいっぱい挑戦していこうと思っているので、これからのnoovyもみなさんに楽しんでもらえたら…!という気持ちの方が大きいです!