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【インタビュー】大橋トリオ、アナログな「THUNDERBIRD」が飛んだ理由とは? (2/2)




変化を楽しむツアーがスタート

──さて、いよいよ4月からツアーが始まりますね。「ohashiTrio HALL TOUR 2019 ~THUNDERBIRD~」。既に5/19の東京NHKホールのSOLD OUTが発表されました。どのような公演になるのでしょう。

大橋トリオ:今回のアルバムのツアーですけど、やっぱりライブで育つのが楽しいんですね。メンバーのアイデアとか、自分でもあえて盤では入れなかった要素とか尺を伸ばすとか、そういうところにのりしろを持たせてあるので、そこにどういうふうに味が付けられていくか。

16公演もあるので、どんどん変わるといいなと思います。お客さんの雰囲気でこちらの演奏のクオリティとか気分的なものが変わってくるところも当然あって、雰囲気がいいと乗るんですよ(笑)。だから乗せてもらいたいなっていう。

静かに見ていて、控えめなお客さんが多いかなと思うんですけど、我々はとにかく変化を楽しもうかなと思います。


北米一大橋トリオを聴いているCHARM君

──UtaTenは歌詞サイトということもあり、今回のアルバム楽曲の中で、ご自身のお気に入りのフレーズを教えてください。

大橋トリオ:「Fragments」という曲です。CHARM君(THE CHARM PARK)が書いていて英語なんですけど、全部サビ以外僕の過去の曲のタイトルで構成されているんです。Story(The Story)とかColorsとか、SunnyとかRainy DayとかTrace Of Lightとか、music(THIS IS MUSIC:アルバム名)、Turn our world around、bird(A BIRD)、Embark、Everyday、My Shooting Star、Shine、Fairy。



──それはTHE CHARM PARKさんが気を利かせてというか、サプライズで?

大橋トリオ:そうです、僕が指定したのではなくて、彼が勝手にこういうふうにしたんです。


──歌詞を渡されて分かりましたか?

大橋トリオ:英詞で彼が仮歌を歌ってくれているんですけど、最初のひとかたまりくらいで分かりました。THE CHARM PARKの大橋トリオ愛を感じました。昔からずっとファンで聴いてくれていて、北米一大橋トリオを聴いている人だと公言していますから、彼は。


──そうなんですね。UtaTenでも先日THE CHARM PARKさんにインタビューをさせていただきました。FM802のヘビーローテーションになって話題になりましたね。

大橋トリオ:なるだろうなとは思っていました。持ち前のポップセンスは間違いないし、本当いい曲書くし、声もいいし、作家としてもいろんな人に提供していますからね。ギターも僕が知り合った中で1番うまいですね。

▼THE CHARM PARK「Imperfection」の歌詞に込められたメッセージ


──最後にUtaTenのこのインタビューをご覧の方にメッセージをお願いします。

大橋トリオ:僕はアナログがテーマっていうのをすごく1曲1曲、今までも全部そうですけど大事に作って、ライブで育ててということをしてきているので、欲を言えばレコードを聴くような感じで聴いてもらえたら嬉しい。大きな音でいろんな発見もあるだろうし、イヤホンでもヘッドホンでもいいので、1曲1曲大事に聴いてもらいたいし、逆に僕はそうしてもらえるようなミュージシャンを突き詰めていこうかなと思っているので、よろしくお願いします。

──ありがとうございました。



TEXT 苦楽園 京

大橋トリオとして2007年にデビュー、もう一つの顔として、テレビドラマやCM・映画音楽の作家としても活動。 代表作に、映画『余命1ヶ月の花嫁』(09)、『雷桜』(10)、『PとJK』(17)など。 最近では、NHK Eテレ子供向け番組『にゃんぼー』の音楽や、TBS番組『世界遺産』のテーマ曲も担当。 2···

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