1. 歌詞検索UtaTen
  2. コラム&特集
  3. アニメ・声優

壮絶な吸血鬼バトル!豪華歌手の競演!「BLOOD+」の魅力とは?

2005年10月にMBS系局で放送していたアニメ『BLOOD+』。 土曜夕方アニメの限界に挑む流血の多いバトルシーン、豪華アーティストとのタイアップ、豪華声優陣など魅力の多いアニメです。 なかでもオススメの楽曲や物語の魅力をご紹介します。

BLOOD+とは?

 画像引用元 (Amazon)

『攻殻機動隊』シリーズなどを手掛けたProductionI.Gが制作した、吸血鬼や家族を題材にしたバトルアニメです。

『機動戦士ガンダムSEED』を始めとする土曜日夕方アニメ枠のアニメとして、2005年10月から一年間放送されました。

主人公の小夜は怪物、翼手との戦い、自分の出生の理由を求めながら、沖縄、ベトナム、ロシア、フランス、イギリス、アメリカと世界各地を巡ります。

この物語のキーワードは、タイトルにもある“血”。

血のつながりや家族の象徴。

翼手を殺す兵器としての小夜の血液。

血液を飲んだ者を不老不死にする呪縛

小夜の妹、ディーヴァの血液から翼手を製造し、軍事利用する米国政府



など、ファンタジー作品ではなく、戦争、家族など深いテーマを扱った作品です。

BLOOD+はどんな話?

 画像引用元 (Amazon)

沖縄に住む主人公・小夜は、1年以上前の記憶がないこと以外は普通の女子高生。血のつながらない兄弟の宮城カイ、リクと、義父のジョージと平穏に暮らしていました。

ある日、学校に忘れ物を取りに戻った小夜は怪物、翼手に遭遇。そこに謎の青年、ハジが小夜に刀を渡し、「小夜、戦って...」と彼女にキスし自分の血を飲ませます。

すると小夜は覚醒!

自分の血を滴らせた刀で翼手を一刀両断してしまいます!

小夜の平和な日常は終わりを告げ、翼手との戦いの日々が始まるのでした。

今作は、沖縄県の米軍基地問題やベトナム戦争などの歴史が関わっており、世界史や社会情勢の勉強もできます!

主要キャラクターは豪華実力派声優陣!

 画像引用元 (Amazon)

音無小夜(声:喜多村英梨)
陸上部で、高跳びが得意な活発な少女。実は、翼手の始祖であるミイラの繭から生まれた双子の始祖翼手の片割れ。
次期翼手の女王をディーヴァと争う運命にある。


ハジ(声:小西克幸) 
寡黙な美青年のチェロ奏者で、小夜のシュヴァリエ。シュヴァリエとは、人間の容貌・思考を保ちながら、超人的な能力を発揮できる翼手。
100年以上前から小夜と行動を共にしています。


宮城カイ(声:吉野裕行)
小夜の血のつながらない兄。
家族思いで小夜を守るために、翼手殲滅を目的とした組織、“赤い盾”の一員に。


宮城リク(声:矢島晶子)
小夜の血のつながらない弟。カイと小夜が大好きで二人に同行。
敵のディーヴァに気に入られ、狙われてしまいます。


ディーヴァ(声:矢島晶子)
小夜の双子の妹。人に触れず塔に隔離されて育ったため、衝動的な性格。歌を歌うのが得意なことから“歌姫”を意味する“ディーヴァ”と小夜に名付けられます。
ある日、小夜が部屋のドアを開けたことでディーヴァは脱走し、屋敷の人間達を虐殺してしまいます。


アンシェル・ゴールドスミス(声:中田譲治)
表舞台では、世界有数の持株会社の総帥。実は小夜とディーヴァ姉妹の研究に関わった動物学者であり、ディーヴァの血液で不老不死になったシュヴァリエ。


ソロモン・ゴールドスミス(声:辻谷耕史)
ディーヴァのシュヴァリエであり、製薬会社のCEO。
ベトナムで小夜に出会って以来、好意を持ちます。


カール・フェイオン(声:佐々木望)
ベトナムにある学園の理事長。
ベトナム戦争時の暴走した小夜に腕を奪われ、それ以来小夜に固執します。


ジェイムズ・アイアンサイド(声:大川透)
米国海軍の軍人。第二次世界大戦時に瀕死の重傷を負い、アンシェルに助けられシュヴァリエに。
ディーヴァに絶対的忠誠を誓います。


ネイサン・マーラー(声:藤原啓治) 
表向きはオペラハウスのプロデューサーでディーヴァのシュヴァリエ。
普段はオネエ言葉を使いますが、怒った時は低音で喋ります。


いかがですか?
ベテラン声優や人気声優が揃い踏み!
戦う小夜や、彼女を影で支えるハジのかっこよさを目や耳を通して感じ取ってみて下さい。



勇気をくれる熱いオープニングテーマ!



全50話で主題歌は全4曲あります。
特に印象的な、高橋瞳の『青空のナミダ』からご紹介します。

『青空のナミダ』は、『機動戦士ガンダムSEED Destiny』で『僕たちの行方』でデビューした高橋瞳の楽曲。

歌詞をみてみましょう。

----------------
どんな運命が 待っているんだろう
悔やみたくないよ 生まれたこと
悲しみの中に 勇気がある
輝きつかむと 信じている
降りしきる 青空のナミダ
いつの日か 笑顔に変えるよ
≪青空のナミダ 歌詞より抜粋≫
----------------

昔の記憶のない小夜が、生まれた意味を探し、家族を失う悲劇を乗り越えて戦う強さを感じさせます!
聴いていると勇気をもらえる楽曲です!

 

絶望から立ち上がる勇気を貰える一曲!



印象に残るオープニング2曲目は、26話~38話で使用されたUVERworldの『Colors of the Heart』です。




『約束のネバーランド』などアニメタイアップの多いUVERworldですが、この楽曲もアニメ映像や作風にピタリとはまり、かっこいいです!

----------------
あの日僕の心は 音もなく崩れ去った
壊れて叫んでも 消し去れない記憶と暗闇が
瞳の中へと流れ込む
もう色さえ見えない 明日へと沈む

「願い続ける想い いつか色づくよ」と
教えてくれた心に生き続ける人
何もかも 必然の中で生まれるColors
もう一度この手で 明日を描けるから
≪Colors of the Heart 歌詞より抜粋≫
----------------

32話でディーヴァに襲撃され、リクを失う小夜。
小夜はディーヴァが血の繋がった妹だとしても倒すと決意します。
絶望から這い上がる展開とマッチした楽曲です。

映像も写実的で赤や黄色、黒など鮮明な色合いが印象的で、刀を構える小夜がとても凛々しくて必見です。


原点にして終着駅のエンディングテーマ!

BLOOD+のエンディングテーマで一番印象的なのは、元ちとせの『語り継ぐこと』です。

こちらは 最終回にも使われています。

----------------
いとしい笑顔に心動かして
嵐に揺らいで立ち止まる時も
守りたい すべてを捧げても
思いは力に姿を変えるから
≪語り継ぐこと 歌詞より抜粋≫
----------------

小夜にとって心の故郷であり、帰る場所、沖縄らしいメロディーラインやゆったりとした曲調が印象的です。

カイやリク達の笑顔を守るために戦った小夜の気持ちと、カイやハジの小夜の笑顔を守りたい気持ちを優しいメロディーに乗せ、歌っているようです。


重厚な世界観を彩る音楽たち!

いかがでしたか?
BLOOD+の主題歌は他にも、HYDE、中島美嘉、アンジェラ・アキなども歌っています。
また、劇中の音楽もハリウッド映画さながらの重厚感。
物語には毎回次が気になる面白さがあります。是非、ご覧下さい!

最新情報はこちらから!

・公式ホームページ
https://www.aniplex.co.jp/blood-plus/link/index.html

こちらの記事も要チェック!

この他にも見応えのある面白いアニメをたくさん紹介しています。こちらの記事もおススメなので、チェックして下さい!

【特集】ムシと死闘!?切り札は光る草!たつき監督「ケムリクサ」とは?
https://utaten.com/specialArticle/index/3404

【特集】渋谷が未来に転移?!「revisionsリヴィジョンズ」とは?
https://utaten.com/specialArticle/index/3331

【特集】恋愛は戦!『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』とは?
https://utaten.com/specialArticle/index/3227

TEXT Asakura Mika

この特集へのレビュー

この特集へのレビューを書いてみませんか?

この特集へのレビューを投稿

  • ※レビューは全角500文字以内で入力してください。
  • ※誹謗中傷はご遠慮ください。
  • ※ひとつの特集に1回のみ投稿できます。
  • ※投稿の編集・削除はできません。
UtaTenはreCAPTCHAで保護されています
プライバシー - 利用契約