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10年越しのアニメ化!ムヒョとロージの魔法律相談事務所

大人気漫画雑誌、少年ジャンプにて連載していた「ムヒョとロージの魔法律相談事務所」という作品をご存知でしょうか?こちらなんと10年の時を超えてついにアニメ化を果たしたのです。この記事では、アニメ化作品は数あれど10年越しのアニメ化作品は珍しい!西義之さんによる秀逸なホラーファンタジーの物語や個性あるキャラクターたちの魅力、おすすめのOPについて詳しく解説していきます。

隠れたホラーファンタジーの傑作!

 画像引用元 (Amazon)
「ムヒョとロージの魔法律相談事務所」は2018年の8月から10月にかけて、BSスカパー!やアニマックスなどで放送されていました。

死霊が蔓延り、人に害をなす日本が舞台となっております。魔法律家である天才少年ムヒョと凡庸な助手ロージーの二人が、「六氷(ムヒョ)魔法律事務所」にてやってきた依頼人たちの相談を解決するというのが大筋の内容となっており。

魔法律家の最高位「執行人」として、ムヒョは手にしている魔法律書によって罪を犯した死霊たちを罰っしていきます。

簡単に説明すると、「死霊たちにムヒョが裁判の場を作り、判決を下して退治する」ようなものだと思ってくれればいいです。

たとえ、そこにどんな理由があったり、かわいそうな事情があったとしても罰は罰として与えるというのがムヒョの信条であり、それらの行動に周りからは非道だと思われがちですが、実際は仲間思いの優しい少年です。

地獄送りにしたのかと思いきや、交渉によって天国送りへと変えてくれるなど、一話からそのツンデレっぷりが発動され、「ムヒョロジ」の魅力の一つが遺憾なく発揮されていました。

また、原作は恐怖感満点の特徴のある絵柄でしたが、アニメでは綺麗な作画がされており少し怖さが軽減されているところは、ホラーが苦手な人でも見やすいという意味でいいのではないでしょうか?

なんとなく、かつてのジャンプアニメ作品たちを思い出すようなアニメ化がなされた作品となっております。

10年越しのアニメ化作品!?


「ムヒョとロージーの魔法律相談事務所」は2004年から2008年まで週刊少年ジャンプにて連載してヒットしていた作品であり、実に10年越しのアニメ化ということになります。

2000年代前半デビュー作品ということであり、他に同時期デビューでヒットした作品といえば、「ボボボーボ・ボーボボ」、「BLEACH」、「いちご100%」、「アイシールド21」、「DEATH NOTE」、「銀魂」、「家庭教師ヒットマンREBORN!」、「D.Gray-man」など圧巻の人気作品の名前がズラリと並びます。

しかも、「ONE PIECE」、「NARUTO -ナルト-」、「HUNTER×HUNTER」、「シャーマンキング」「テニスの王子様」など超ヒット作が連載を続けていたことを考えると、ものすごいジャンプの黄金時代ともいえる時代です。末恐ろしいぐらいヒット作品だらけですよね(笑)。

その中に埋もれてしまい、当時はアニメ化がされなかった作品でしたが、ムヒョとロージの魔法律探偵事務所も十分にヒットしていた作品であり、作品の質としてはアニメ化して十分なものがありました。

結果、まさかの10年越しのアニメ化という流れに至ったのです。10年越しだからこその美麗イラストなどという魅力もあります。

アニメ化されると漫画の方も売れ始めるという宣伝効果もありますので、これからの人気爆発にも期待です!

ロックかっこいい!『GIFTED』


▲GIFTED / SCREEN mode

さて、その「ムヒョとロージの魔法律相談事務所」のOP・EDはとても魅力的です。

OPテーマが『GIFTED』で、作詞を松井洋平さんが、作曲と編曲を太田雅友さんが、歌をSCREEN modeさんが担当しています。

EDテーマは『ホトハシル』で、作詞をぽんさんが、作曲と編曲を小島英也さん、歌をORESAMAさんが歌っています。

特にOPテーマである『GIFTED』ロックのような激しさのあるかっこいい曲調が特徴的です。

SCREEN modeさん自体が、「ガンダムビルドファイターズトライ」エンディングテーマである『アメイジング ザ ワールド』や「文豪ストレイドッグス」第2クールオープニングテーマ『Reason Living』を担当するなど、

たくさんのアニメ主題歌を担当しているベテラン有名アニソン歌手であるので、いい曲になっているのもうなずけます。

GIFTED


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罪に…咎に…悩む漂泊の路上
裁くのは誰だ?
何も持っていないと嘆き立ち竦んで
踏み出さないなら…虚なままだろう

特別って条件を何処に見出してるんだ
自分という『才能』探せ
So, future right scape needs shows!
≪GIFTED 歌詞より抜粋≫
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「罪」や「咎」、「虚」など本作の特徴である単語が要所要所に使われており、少しおどろおどろしい歌詞となっております。

一方、かっこいい曲調と合わさることで、ワクワクダークファンタジー感が出ています。

「才能」というワードもでてきましたね。これも、ムヒョとロージの才能の差の大きさであると同時に、全体の大きなテーマの一つとなっていますので、「ムヒョロジ」の作風を表している単語の一つだと言えます。

続く歌詞も見ていきましょう。

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奪い合うためじゃない
与え合えると信じているからじゃないか (Wow Wow)
繋いだ瞬間わかるさ

広げてる…その手だからきっと
誰かの想い受け取ることができるんだ (Wow Wow)
心に届く" GIFT"
≪GIFTED 歌詞より抜粋≫
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奪い合うんじゃなくて、与え合うんだ、みたいな前向きな歌詞が続いております。思いの熱さのようなものも感じる歌詞であり、非常に週刊少年ジャンプらしい情熱にあふれた作品ですね。

最高にかっこよく中毒性のある楽曲となっておりますので、みなさんもぜひご覧になってみてください。

最新情報はこちらでチェック!


ホラーもの好き、ダークファンタジー好き、事務所もの好き、ジャンプ好き、アニメ好きにはもちろん、ジャンプ作品らしい前向きなテーマを持っている「ムヒョとロージの魔法律相談事務所」はどんな人の心にも響く、温かい作品となっております。

ぜひ、みなさんも10年越しのアニメ化となった伝説のアニメをその目でご覧になってください!

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TEXT ゆっちん先生

勇-YOU-(声優「林勇」)と、雅友(サウンドプロデューサー「太田雅友」)によるユニット「SCREEN mode」。 勇-YOU-の圧倒的な歌唱力、そして雅友の確かなプロデュースワークから 生み出されるサウンドは、時に感情的に、時に色彩的に、聴き手の心情とリンクして真っ白なスクリーンに情景を描く。 ···

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