全世界興行収入、歴代邦画No.1
▲「君の名は。」予告
「君の名は。」という作品はどこかジブリ感の漂う作画&ストーリーがあり、ジブリの人気がある日本において受け入れられやすい作風であったことと思います。
特に年頃の男女の恋愛や心の葛藤に主観を当てた新海監督の作品は、多くの人の心を揺さぶり……。
なんと、全世界興行収入において歴代邦画No.1という最高記録をたたきだました!その興行収入は3.55億ドルにもおよび、2位の「千と千尋の神隠し」2.75億ドルをかなり飛び越えての記録樹立となっております。
本当にすごいことですよね!まさかジブリを超えた売り上げをたたきだすなんて予想外すぎます。新海監督もたしか、予想外だと驚いていたコメントがありました。
「君の名は。」あらすじ
さて、そんな「君の名は。」ですが、東京住まいと田舎暮らしの男女の主人公の体が入れ替わる物語。しかし、夢の中のように、入れ替わっていた時の記憶は薄れていって消えてしまうという設定があります。
最初は二人がどうやってうまく謎の「入れ替わり」現象の日々を乗り越えるか、というほのぼのな話なのですが、ある日を境に「入れ替わり」がなくなってしまい、事態は一変。
東京に住む男子高校生・立花瀧は、三葉に会いたいという思いの元、糸守町を探すため友達や仕事の先輩と共に東京を目指すのです。
なかなか見つからない糸守町。その先に待っていた真相に…鳥肌「ブワリ」間違いなし!そして、もちろん、それだけで物語は終わらず、知った真相を「時を超えて」ひっくり返すまでを描かれて行きます。
その過程と努力と思いの強さと結末に……超感動!
…きっと、見ていない人には「なんのこっちゃ」っていう感じかと思いますが、うん、ネタバラシはあかんかなって思いつつも、その先もあるんやでという話をしたくなったら、こうなりました(笑)。
ストーリーだけではもちろんなく、美麗すぎるイラストや、個性的で魅力的なキャラクターたち、「RADWINPS」が全て手掛けた主題歌や劇中歌が非常に作品にマッチングしていて盛り上げてくれたことなど、「君の名は。」がヒットした要因は様々なところにあります。
まさかのジブリを超えた新生新海監督の「君の名は。」。女性にも子供にも、どんな方でも楽しめる超傑作となっておりますので、ぜひみなさんその目で一度は見てみてください。
『前前前世』(movie ver.)映画主題歌賞!
▲『前前前世』MV / RADWIMPS
「君の名は。」の人気が、国内・海外問わず爆発的となった2016年。その一方……。
その主題歌でもあるRADWINPSの『前前前世』も社会現象と言われるほどの大ブレイクを果たしました。YouTubeでは現在、驚異の2憶回再生突破!
そもそも「君の名は。」のヒット要因の一つに、RADWINPSが作成した劇中音楽および主題歌が、しっかりとマッチングしていたというところはあると思います。
さて、そんな主題歌『前前前世』がなんと…最近、行われたアニソン大賞にて、映画主題歌賞を受賞しました!!おめでとうございます!!逆に、映画主題歌賞と言われて入ってないほうがおかしいくらいの大ヒット作ですが(笑)。
『前前前世』の魅力は語るまでもないですが、RADWINPS独特の曲調となにより…「深すぎる」歌詞!!
また、「君の名は。」の主題歌になるということもあり、RADWINPSの作品の中でも壮大な歌詞となっているところにも注目です。
前前前世
恋愛描写の歌詞が続く一方、「心が身体を追い越してきたんだよ」「君の髪や瞳だけで胸が痛いよ」「同じ時を吸いこんで離したくないよ」などなどの歌詞に、熱い情熱が感じられます。
スタートは静かに。しかし、徐々に激しくリズムをきざんでいく曲調とあわさることで、聞いているだけで鳥肌が立ち、熱い思いがこみあげてくるような楽曲にできあがっていますね。
続く、サビ部分の歌詞もご覧ください。
不思議な世界観が見え隠れする「深み」のある歌詞が続く中、やはり「君が全然全部なくなって チリヂリになったって もう迷わない また1から探しはじめるさ」など相手を思う気持ちに対する熱情がものすごい歌詞となっています。
「君の名は。」本編もそうですが、わかりやすくまっすぐに誰の心にでも届く、「熱さ」が大ヒットした要因の一つなのではないでしょうか?
そして…今回、平成アニソン大賞を受賞したことによりなんと!
「平成アニソン大賞 mixed by DJ和」というミックスアルバムに収録され、他の平成を彩るアニソンと一緒になってお手頃価格で2019年の4月3日に発売予定です!
アニメ好きにはもちろん、全ての人におすすめできる平成の名曲がてんこ盛りです!
新海誠監督最新作、2019年夏公開予定!
新海誠最新作『天気の子』2019年夏公開決定 !
— 新海作品PRスタッフ (@shinkai_works) December 13, 2018
新海誠監督最新作『天気の子(てんきのこ)』の制作が発表されました。
2019年7月19日公開予定、鋭意制作中です。皆様、応援よろしくお願いします!https://t.co/XXPHWzybvs pic.twitter.com/Te56SfEdtm
「君の名は。」が大ヒットしたことにより、今最も長編アニメーション作品を手掛ける映画監督たちの中で期待されているのが、新海誠監督といっても過言ではないでしょうか?
そんな新海誠監督が、なんと2019年7月19日「天気の子」を既に公開予定となっているのです!
「家出少年と不思議な力を持つ少女との恋物語」ということで、新海監督らしい男女の心の機微を鮮やかに描くような物語が期待できるかもしれません。
空を晴れに出来る不思議な力を持つ少女が登場するということで、現実世界の中にどこかファンタジックな要素が入り込んでいるのも、「君の名は。」および、新海監督の歴代作品とまったく同じです。
また、「天気の子」キャストが一部決定したとのことですので、そちらを軽く発表させていただき、お開きとさせていただきます。
まず、主人公の高校生・森嶋帆高役を、「兄に愛されすぎて困ってます」「先に生まれただけの僕」などに出演し、来年「セブンティーンモータース」の公開が控える醍醐虎汰朗さんが演じて。
空を晴れに出来る不思議な力を持つ少女・天野陽菜役を、「心が叫びたがってるんだ。」「獣になれない私たち」などに出演し、さらに「3年A組-今からみなさんは、人質です-」「Last Letter」への出演も決定している森七菜さんが演じます。
人気監督になったということで、きっとさらにできることやかけられるお金は増えたと思いますので、さらなるクオリティアップにも期待ですね。
さすがに「君の名は。」を超えていくような超傑作はできあがらない……できあがったら化け物すぎる監督ですが、これから生み出していく作品にはとても注目が集まっています。
平成、最も見られた劇場版アニメ!
二作目も期待されている「君の名は。」の最新情報は以下のリンクからチェックできますよ!
ジブリ好き、美麗イラスト好き、恋愛好き、タイムトリップもの好き、ファンタジー好きにはもちろん、全世界興行収入一位を獲得した「君の名は」はすべての要素がハイクオリティな完成された作品となっております。
みなさんもぜひ、一度はご覧になって、今度は劇場で「天気の子」をご覧になってみてください。
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TEXT:ゆっちん先生