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【インタビュー】藍井エイルが家出!?日常的な想いを詰め込んだ新作を語る。 (2/4)


「グローアップ」には反抗期と30分間の家出が背景



──今作でエイルさんが作詞を手掛けた新曲作品についてお伺いしていきます。『グローアップ』は、エイルさんの楽曲の中でもかなり新しいテイストですよね。

藍井エイル:かなり新しいです。だいぶ攻めました。


──歌詞はご家族に向けられているような気がしたのですが。

藍井エイル:そうです!反抗期がテーマの曲です。サウンドを聴いたときにテーマどうしよう?って、テーマを探していたときに“反抗期!反抗期にしよう!”って思って今まで自分が感じたことが書いてあるメモを見たんですけど、反抗期っぽいワードが何一つなくて…。

どうしようかなって思っていたときに、私オンラインゲームをよくやっているんですけど、そのときにまだ学生の女の子がゲームにいたんです。その子は親とあんまり仲が良くないらしく、相談を受けたりもしていました。

結構リアルタイムでその話も聞いていたので、そういう部分とか私の周りの人の話とか、実際の自分の経験を繋ぎ合わせて、反抗期をテーマに書きました。


──歌詞には、「しばらく家には帰りません」という言葉がありますが、ご自身もこういった経験があったりされますか?

藍井エイル:言ったことあります! “しばらく家には帰りません”って言って、携帯を持って家を出ていったんですよ。

だけど財布を持ってくるのを忘れちゃって、どうしよう…ってなって。北海道だし寒いので、とりあえず公園に行ったんです。それで「涙ブランコ漕いでいる」というサビの歌詞に繋がっているんですけど、でも結局30分で帰りました(笑)


──30分間の家出だったんですね(笑)

藍井エイル:何も言わせないぞというようなオーラを出しながら、“ただいま”って言わずに帰宅しました(笑)まず、「しばらく家には帰りません」のしばらくとは…って思いました!


──歌詞を見ると、結構長いスパンで家出をしているように思いました。

藍井エイル:そうですよね。でも2番の歌詞の「閉めたドアが大きな音をたてて」っていうのは、自分の部屋に籠もる感じのイメージで書きました。見えようと思えば、長い間家出をしている風にも見えるかもしれないし。

「ハングアウト夜中してみたいけど まぶたの奥に泣いてる顔そっと よぎっちゃったよ」という歌詞では、スラングのハングアウトを使っているんですが、ここの歌詞の意味は夜中遊んだりもしたいけれど、親の悲しむ顔が頭に浮かんじゃったという事を表現しています。

なので、長く家出している風にも見えるし、早く帰ってきちゃっている感じにも見えるんです。私は早く帰ってきちゃったんですけどね(笑)


──「しばらく家には帰りません」の気怠い歌い方も良いですね!

藍井エイル:あそこ、めちゃめちゃ難しくて!過去に、ソニーに就職したい人向けに送る映像コメントをさせてもらったんですけど、その時のナレーションがびっくりするぐらい下手でバンドメンバーとかにもその映像を見てもらったんですけど、“これやばいね”って言われたぐらい、私セリフ調のものが苦手なんです。

『グローアップ』を作曲してくれた篤志さんにレコーディング立ち会ってもらったんですけど、その時に“ただ普通に歌うんじゃなくて、セリフっぽい感じで歌ってみようよ!”って言われて、“きたきたきた…苦手なやつ…”って思って。


──苦手なセリフが来ちゃったんですね(笑)

藍井エイル:はい。あと、デモで聴いているときにシャッター音が聴こえたんですよ。それでこのシャッター音に合わせた歌詞を書こうと思って、「笑顔の練習3.2.1(ぱしゃ)」という歌詞を書きました。

それでレコーディング当日に、“シャッター音めちゃめちゃいいね!”って話したら、“シャッター音じゃないんだけど…”って言われて(笑)実は、元の曲が「ターゲット」っていうタイトルのものだったので、銃に弾を込める「カシャッ」っていう音だったらしくて!私は完全に写真を撮っている音だと思っていたから、完全に食い違っていたんですよね…。


──勘違いから生まれたエピソード、めちゃくちゃ面白いですね。

藍井エイル:あと最後に「子供の時も今の私も愛してくれてありがとね」っていう歌詞があるんですが、曲の割には重いかな?と最初思ったんです。

でも、「ふふふ」っていう笑い声を入れたらこの曲にも合うようになると思ったので、入れました。今回はセリフや笑い声を入れたので、めちゃむずかったです…。今、不安なのはライブでこれどうしよう…っていう。


──でも、新しい一面を知ることが出来ますし“可愛い!!”ってエイルさんのファンの皆さんは思ってくれますよ!

藍井エイル:喜んでもらえたら嬉しいです。アレルギー反応が出ないでもらえるといいです…。


社会的ワードにも注目!幻想的な「螺旋世界」

──6曲目の『螺旋世界』は、かなり幻想的な世界に引き込まれる楽曲ですね。



藍井エイル:そうですね。めちゃめちゃオシャレなアレンジにしてもらいました。これまでの楽曲はトラック数も多かったんですが、螺旋はコンパクトなトラック数に編曲されています。

作詞作曲を手掛けて頂いたTAMATE BOXさんは結構アコギが好きな人で、かなりアコギが前に出ているアレンジになっています。2年前ぐらいに、たまたまTAMATE BOXさんがアコギを持っていて、たまたま私が隣にいたので、曲を作ってみようよという話になったんです。それで遊びで作ったのが、『螺旋世界』です。


──ピアノの音も混ざっていて、あれもまた不思議な要素を描いていますね。

藍井エイル:幻想的ですよね。TAMATE BOXさんって基本的になんでもできる人なんで、アコギ、エレキギター、ベース、ドラム、ピアノも弾くんですよ。アコギとピアノって相性が良いじゃないですか。だから入れて下さいました。

ちなみになんですが、TAMATE BOXさんってレコーディングするメンバーをいつも決めているらしいんですよ。だから間奏部分は、その場でセッションをして生み出された奇跡のメロディーなんですよね。ビジネス感ではなくて、みんなで好きなものを形にして出来たのが『螺旋世界』です。


──歌詞の中で、「光の向こう君が僕を“ここへおいで”」や「瞼の裏の君がそっと“ここにいるよ”囁くから」とありますが、ここに出てくる登場人物はどういう関係性なんでしょうか。

藍井エイル:お家の中に一人で引きこもっていると、どんどん悪い考えが浮かんできちゃったりすると思うんですけど、そういった中で人と会話をしたりとか、大切な人と会う時間は、まだ目に見えていない大切なものだと思うんです。

そう意味を表しているのが、Bメロの輝く星にあたるんですが、そのまだ見えていない夜の世界で君っていう大事な存在が、“ここへおいで”っていう風に、明るい世界の方へ自分を呼んでくれているんです。ちゃんと手を差し伸べてくれる人がいるよという事を、表現しています。


──「右向け右と強いる社会に歯向かう様に」という現代社会を表した歌詞も綴られていますね。

藍井エイル:社会ってワード凄いですよね。ここはTAMATE BOXさんが書いた歌詞なんですけど、藍井エイルの歌詞の中に「社会」っていうワードを入れてもいいのかな?って思いつつ、でもあったらカッコいいよなって感じていました。女性的な歌詞ではなく、男性ならではの出てきた歌詞なのかと。


──ちなみにですが、『螺旋世界』を言葉で表現するとどういう世界になりますか?

藍井エイル:実はなんで『螺旋世界』にしたんだろう?って思ったぐらい、なんとなく作った作品ではあったんですけど、“私たちの中で『螺旋世界』ってこういう意味合いだよね”って話し合ったことがあったんです。

生きていく中で、螺旋階段を登って大人になっていくっていうような、そういうイメージがあるよねってお互いに話していまして。そういうイメージを込めています。


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藍井エイル(あおいえいる)/11月30日生まれ。北海道札幌市出身。AB型。 2011年10月、シングル「MEMORIA」でメジャーデビュー。 2016年11月、体調不良により活動休止を発表し日本武道館でのライブを2日間敢行し、休養期間に入る。 2018年2月、発声障害などを克服し活動再開を発表、自身4···

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