1. 歌詞検索UtaTen
  2. 特集
  3. バンド
  4. 歌詞コラム
  5. Mrs. Green Apple
  6. なぜ人を好きになるのか?ミセス『ロマンチシズム』にみる恋愛哲学

【歌詞コラム】なぜ人を好きになるのか?ミセス『ロマンチシズム』にみる恋愛哲学

このアーティストの関連記事をチェック

結成2年でデビューの夢を掴んだMrs.…

友達への恋心に気がつく夏にしよう! M…

資生堂SEA BREEZEのCM曲としても起用されている『ロマンチシズム』には、男女の恋愛観が描かれている。純粋かつストレートな感情表現と、恋愛哲学が盛り込まれた歌詞に注目したい。

公開日:2019年6月19日 更新日:2019年6月19日


この記事の目次 []
  1. ・恋をして、恋に躍らされる
  2. ・ロマンチシズム
  3. ・理想の自分と現実の自分の狭間で揺れる恋心
  4. ・人はなぜ恋をしてしまうのだろうか?
  5. ・人として成長できる恋愛の大切さ

恋をして、恋に躍らされる


Aメロには、恋をしている女の子の男の子に対する想いが描かれていて、人を好きになった時に気持ちが高揚感する様子が伝わってくる。

ロマンチシズム

----------------
「あなたって人はどんな人?」
そんな風に聞けたらな
背中押される夏の日には
鮮やかに揺れる花になろう
≪ロマンチシズム 歌詞より抜粋≫
----------------

“彼のことをもっと知りたい!”という気持ちが先走り、直接本人にどんな人なのか聞いてしまおうとするところがピュアでいじらしい。

そんな内に秘めた恋心が彼に届くことはないまま、季節は過ぎ夏になる。夏は開放的な気分になり、いつもなら恥ずかしいことでも、できそうな気持ちにもなるものだ。

「鮮やかに揺れる花になろう」という歌詞には、彼に自分をアピールしようと決意する女の子の気持ちが表現されている。

----------------
白熊の様に
涼しげで居たいの
でもこの熱意は募る
≪ロマンチシズム 歌詞より抜粋≫
----------------

恋をして、恋に躍らされた気持ちは、夏の開放感とも相まって熱を帯びるばかりだ。この気持ちを伝えたいのに伝えられないでいるもどかしさもあり、白熊の様に涼しげでいたくても、冷静ではいられない感情が読み取れる。

理想の自分と現実の自分の狭間で揺れる恋心


Aメロとは対照的にBメロで描かれているのは、男の子が恋をした女の子に寄せる想いで、自分を知って欲しいという気持ちが表現されている。

----------------
「僕って人はこんな人」
そんな風に言えたらな
頭抱える独りの夜は
濃やかに揺れる花であろう
≪ロマンチシズム 歌詞より抜粋≫
----------------

好きな女の子に自分を印象付けたい男の子。恐らくこの歌詞で描かれている男の子は、オラオラ系ではなく、奥手な男子なのであろう。想いばかりが募っていって、女の子に自分を知ってもらう為の行動をなかなか起こせずにいるのだ。

----------------
狼の様に
強気で居たいの
でもその自信は見当たんないの
≪ロマンチシズム 歌詞より抜粋≫
----------------

理想の自分は、好きな女の子をリードできるような頼もしい男。しかし、声さえかけられずにいる現実の自分は、理想とは程遠い。女の子への恋愛感情と奥手で自分でも情けなくなるような現実の自分に葛藤している様子が伝わってくる歌詞だ。

人はなぜ恋をしてしまうのだろうか?


“人はなぜ恋をするのだろうか?”と考えてみたところで、容易に答えを出すのは難しい。しかし、この問いの答えに導いてくれるヒントがサビにはある。

----------------
出会いを介し
ちゃんと愛を知る
私はそうさ人間さ
悪戯にも哀も知り
君と居たい意味を教える
僕の人生さ
≪ロマンチシズム 歌詞より抜粋≫
----------------

男女が恋をして惹かれ合い、営み、やがて次の生命が誕生する。そんな人と人との交わりがあるからこそ、昔も今も人間は命を繋いでいけているのだ。

人が人に恋をすることは、次の命に繋げていくために私達人間に備わっている1つのプログラムなのではないかと思う。また、男女の関係以外でも人を好きになること、愛することというのは人間同士が共存していく為に必要不可欠な感情だろう。

人として成長できる恋愛の大切さ


----------------
偶然?必然?
ロマンスは突然
POPSは新鮮
LA LA LA…

「運命」と思える君に巡り会えたの
若気の至りなんかじゃ決してないから。

日々ヒビが入りハートが砕けて
勇気も自信も亡くすけど
挫けながらも強く生きて行ける
大人になるための毎日です。
≪ロマンチシズム 歌詞より抜粋≫
----------------

今は、SNSを通して出逢い付き合うという人も多い。そういった出逢いが悪いこととは言わない。しかし、『ロマンチシズム』で描かれているのはそういった恋愛過程とは真逆のことだ。

普通の生活の中で出逢い、少しずつ相手を知っていき、相手の言動に一喜一憂する。そんなSNSに頼らないアナログな恋愛の大切さも謳っている。

現代では、恋愛をすることが面倒くさいと感じている若者が増えているらしい。確かに恋愛は辛く悲しいこともあり煩わしいこともあるが、誰かを“好き”でいるということは、日々を生きる活力にもなるものだ。

この楽曲のように、傷つきながらも幸せの為に、臆せず恋愛をする人が増えていって欲しいものだ。

TEXT 蓮実 あこ

▷オフィシャルサイト ▷Official YouTube Channel ▷Official Twitter ▷Official Instagram

この特集へのレビュー

この特集へのレビューを書いてみませんか?

この特集へのレビューを投稿

  • ※レビューは全角500文字以内で入力してください。
  • ※誹謗中傷はご遠慮ください。
  • ※ひとつの特集に1回のみ投稿できます。
  • ※投稿の編集・削除はできません。
UtaTenはreCAPTCHAで保護されています
プライバシー - 利用契約

『Let it Fly』と『Just …

逢田梨香子、ソロデビュー作で歌詞世界の…