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美しすぎて切なすぎる!心が震える、ヨルシカの楽曲の魅力をご紹介!

「綺麗」。この一言に尽きるヨルシカというバンドの魅力は、どんな言葉を使っても言い表しきれません。聴いているとその風景が鮮明に浮かぶような、心にすっと沁みこんでくるヨルシカのおすすめソングをご紹介していきます!

ヨルシカについて


元々ボカロPとして活動していたn-bunaが、ボーカルとしてsuisを迎え、2017年4月からヨルシカとして活動を開始しました。

ヨルシカの楽曲はすべて、n-bunaによって作詞・作曲、編曲まで行われています。ヨルシカの楽曲の特徴は、その“作品性”です。

どの楽曲も、音楽にとどまらない1つの作品のように感じさせられ、MVを観ても楽しむことができ、メロディーを聴いて楽しむことができ、歌詞を聴いて楽しむことができ、とにかくさまざまな味わい方ができるのです。

Suisの透き通るような声で歌われるヨルシカの美しいメロディーは、一度聴き始めたらどんどん耳に入ってきて、ずっと聴き続けられるような魅力を持っています。

今回は、そんなヨルシカのおすすめの楽曲をご紹介していきたいと思います。



共感必須!ヨルシカのおすすめソング

ただ君に晴れ


▲『ただ君に晴れ』/ ヨルシカ

MVの海と青のキレイな青と白が印象的なこの楽曲。Suisの声とキレイでどこか切なさを感じさせるメロディーの相性が抜群ですね。

滑らかに進んでいくメロディーの中で、サビにパッと入ってくる手拍子がなんともクセになります。この部分では思わず一緒に手拍子をしたくなってしまいますよね。

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鳥居 乾いた雲 夏の匂いが頬を撫でる
大人になるまでほら、背伸びしたままで
≪ただ君に晴れ 歌詞より抜粋≫
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まばゆい青春の1ページが頭に浮かぶようです。大人のようで、まだ子どもで、そんな時期のもどかしさのようなものも感じさせられます。

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追いつけないまま大人になって
君のポケットに夜が咲く
口に出せないなら僕は一人だ
それでいいからもう諦めてる
≪ただ君に晴れ 歌詞より抜粋≫
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学生のときは、自分はどんな大人になるんだろう、とまだ見ぬ未来に純粋な夢を描けていました。

でも、実際には“大人”と言われる年齢になってもまだ心も頭もついていけず、立ち止まりたくなってしまうこともありますよね。

そんなリアルな心情を絶妙に表現しており、思わず自分の青春時代に思いを馳せてしまいます。

藍二乗


▲『藍二乗』/ ヨルシカ

心地よい疾走感と、ヨルシカならではの切なさが感じられる『藍二乗』。青と白を基調としたMVは思わず見入ってしまう美しさです。

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人生は妥協の連続なんだ
そんなこと疾うにわかってたんだ
エルマ、君なんだよ
君だけが僕の音楽なんだ
≪藍二乗 歌詞より抜粋≫
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「エルマ」という存在が登場し、エルマに語りかけるような歌詞も綴られています。

こういった部分で改めて、ヨルシカの楽曲は音楽であり、物語であり、1つの作品であると感じさせられます。

「僕」と「エルマ」の切ない物語の胸が締め付けられるようで、知らぬ間に感情移入させられてしまうというのが、ヨルシカの楽曲の魅力の1つなのです。

靴の花火


▲『靴の花火』/ ヨルシカ


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ねぇ ねぇ
何か言おうにも言葉足らずだ
空いた口が塞がらないから から
≪靴の花火 歌詞より抜粋≫
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こちらに話しかけるような「ねぇ」という言葉に、ふと耳が引き付けられる歌い出しです。

さわやかなメロディーの中に切なさが混ざり、どこか懐かしさも感じさせるようなメロディー。

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朝焼けた色 空を舞って
何を願うかなんて愚問だ
大人になって忘れていた
君を映す目が邪魔だ

ずっと下で花が鳴った
大きな火の花が鳴った
音だけでも泣いてしまう、だなんて憶う
そんな夏を聞いた
≪靴の花火 歌詞より抜粋≫
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歌詞に描かれる色鮮やかな景色が、これまでの人生のいろいろな記憶と繋がって、忘れてしまっていた思い出まで蘇らせてくれるようです。

パレード


▲『パレード』/ ヨルシカ

ピアノのきれいなメロディーがすっと耳に入ってきます。

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乾かないように想い出を
失くさないようにこの歌を
忘れないで もうちょっとだけでいい
一人ぼっちのパレードを
≪パレード 歌詞より抜粋≫
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パレードとは、大勢で行うものです。でも、たとえ「一人ぼっち」でも、大切な思い出や歌があれば、それと共にパレードだってできる。

人生の中では幸せなこともあれば辛いこともあり、忘れてしまいたいようなこともたくさんあります。

でも、自分にとって大切なものは忘れずに、失くさないようにしたい。そんなことを思わせてくれる楽曲です。

だから僕は音楽を辞めた


▲『だから僕は音楽を辞めた』/ ヨルシカ

流れるように動くピアノが印象的な『だから僕は音楽を辞めた』。

生々しい言葉が綴られた歌詞、切なくて力強い歌、何度も聞き込みたくなる中毒性のある楽曲です。

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幸せな顔した人が憎いのはどう割り切ったらいいんだ
満たされない頭の奥の化け物みたいな劣等感

間違ってないよ
なぁ、何だかんだあんたら人間だ
愛も救いも優しさも根拠がないなんて気味が悪いよ
ラブソングなんかが痛いのだって防衛本能だ
どうでもいいか あんたのせいだ
≪だから僕は音楽を辞めた 歌詞より抜粋≫
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理想と現実のギャップ、毎日の息苦しさ、生きることの辛さ、そう言った痛みが詰め込まれているように感じさせられます。

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考えたってわからないし
生きてるだけでも苦しいし
音楽とか儲からないし
歌詞とか適当でもいいよ
どうでもいいんだ
≪だから僕は音楽を辞めた 歌詞より抜粋≫
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投げやりの言葉の中に音楽に縋り付くような感情が込められているようで、ストレートに表現された歌詞が胸に刺さります。

自分の中にある弱さをむき出しにする、そこに美しさを見出すのがヨルシカの音楽の魅力です。音楽が好きな人にこそ、たまらない楽曲ですね。

見逃せない、聞き逃せない、ヨルシカの作品


いかがでしたでしょうか。ヨルシカの楽曲はどこか切なさを感じさせられるのが魅力の1つです。

キレイな景色を見たときに胸が締め付けられるような、どうしようもない感情になることってありますよね。

キレイなMVも印象的なヨルシカの楽曲を聴くと、メロディーの美しさの中に心の奥底にあるうまく表現しきれない感情が突き動かされるような感覚になります。

2019年4月10日には1stフルアルバムとなる『だから僕は音楽を辞めた』をリリースして非常に注目されているヨルシカですが、2019年夏には2ndフルアルバムとなる『エルマ』のリリースも予定されており、リリース前から既に楽しみする声がたくさん上がっています。

ヨルシカの今後の活動にも目が離せませんね!

TEXT ぽんつ

<n-buna(ヨルシカ) profile> 2012年から活動を開始したサウンドクリエイター。 「透明エレジー」「ウミユリ海底譚」「夜明けと蛍」「メリュー」「アイラ」「白ゆき」と多数のミリオンヒット曲を投稿し、2015年「花と水飴、最終電車」、2016年「月を歩いてる」の2枚のボーカロイドオリジ···

この特集へのレビュー

男性

星野源ヨルシカ推し

2021/05/30 21:21

ただ君に晴れ、負け犬にアンコールはいらない完コピしました
爆弾魔とヒッチコックは覚えたい

男性

kichi guy

2021/01/26 10:30

歌詞をコピペできる仕様にはしないほうがいいのでは?

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