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【歌詞コラム】サザンの歌への傾倒ぶりを「セカチュウ」で表現した平井堅の想いとは?

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公開日:2019年4月29日 更新日:2019年5月14日


この記事の目次 []
  1. ・サザンの「旅姿六人衆」って何だ?
  2. ・内省的歌詞で勝負
  3. ・瞳をとじて
  4. ・メロディアス・バラードの粋は同じ

サザンの「旅姿六人衆」って何だ?


1997年に私は平井堅に初めてインタビューを行ったのです。

当時の平井堅は1994年にデビューして以降、なかなか売れない時期が続いていました。1stシングル『Precious Junk』、2ndシングル『片方ずつのイヤフォン』…と鳴かず飛ばずの時期が続きました。

しかし、彼は心が折れることなく、歌い続けた。そんなハートの強い平井堅が唐突に私にこう言いました。「サザンオールスターズがメッチャ好きやねん。」臆面もなく、突然に。

「では、サザンの歌では何が好きですか?」と聞いたら、「そんなんいっぱいある」とかえってくる。「そんな中でもナンバーワン・フェイバリット・ソングは?」と聞くと、「サザンのアルバム『綺麗』のラストナンバー『旅姿六人衆』や。」と彼が教えくれたのです。

なんだってー!?と衝撃を受けたのを昨日のように覚えています。『瞳をとじて』はパクリだった!?

さらに、驚いたのは、映画「世界の中心で、愛をさけぶ」の主題歌を、映画配給の東宝から依頼を受けて作り上げた本曲は、歌詞内容は別にして、何とサザンの『旅姿六人衆』と、コード進行・メロディーライン共に、とんでもなく似ているのでありました。

おいおい、そんなんパクリじゃないかと思われるでしょうが、この音楽業界では、まま、実はよくあることなのです。

一部、問題化したこともありますが、それはそれ。リスペクトするアーティストとよく似た楽曲を披露し、それが売れることは仕方がないというか、メロディの限界度合いがある現状においては、見て見ぬふりをするのが、ずーっと続いているのが現状なのです。

それについては、当事者同士で.話し合ってもらいましょうのレベルなんですよ。でも、歌詞は違う。そこんとこははっきりしています。

内省的歌詞で勝負

瞳をとじて


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瞳をとじて 君を描くよ それだけでいい
≪瞳をとじて 歌詞より抜粋≫
----------------

サザンの『旅姿六人衆』なる、演歌まがいのタイトル曲に魅せられた平井堅ですが、しかし、歌詞部分では、原作と映画の「世界の中心で、愛をさけぶ」に順応した内容になっています。

但し映画では、原作とは違う前向きなところを打ち出していたけど、原作通りをイメージした平井堅の歌詞では、その前向きさが反映されていません。むしろ、内省的な愛の完結編になっています。死んだ人を想うだけの、一人合点になっているのです。

メロディアス・バラードの粋は同じ


サザンオールスターズの歌では、こういう愛する人を亡くした悲しみとか、死んだ人に想いを捧げるキモチとかとは無縁です。

しかし、平井堅は「セカチュウ」のオファーがあったからか、その点を踏まえた上で作詞を心掛けて、サザンとは違う面を強調したようです。それでも、サザンへの傾倒ぶりは隠しきれない。

同じコード進行、同じようなメロディは厳然としてあるのですが、サザンの桑田佳祐からは何の訴えもありません。

とゆうか、平井堅とサザンの桑田佳祐は、今や飲み友達の関係にあります。全てはそんなんで収まっているのが現状ですが、何はともあれ、新しいメロディを作るのはメッチャ難しい。

けど、歌詞はメロディとは別の領域にあります。同じようなメロディでも、全く違った世界が見えてくる。

それが言葉の綾であり、レトリックなのでしょう。『旅姿六人衆』も『瞳をとじて』も、そんなこんなに関係なく、リッスン・トゥ・ザ・ミュージックして酔いたい楽曲です。

TEXT 宮城正樹

三重県名張市出身。1995年デビュー。2019年12月発表の最新シングル「#302」を含め46枚、最新アルバム『THE STILL LIFE』含めオリジナルアルバム9枚をリリース。 歌謡曲は勿論のことR&B、POP、ROCK、HIPHOP、HOUSEなど多種多様なジャンルに傾倒し、数多くのヒット作品を輩出。累計3,000万セールス···

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