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【歌詞コラム】10年ぶりの武道館!FLOWの『ONENESS』は未完成!?

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FLOWがデビュー15周年イヤーの締めに武道館ライブを行う。彼等が武道館でライブをするのは10年ぶり。武道館は、簡単にできる場所ではないという彼らのライブにかける熱い想いが曲になった『ONENESS』は未完成。その理由を歌詞と共に紐解く。

公開日:2019年9月9日 更新日:2019年9月9日


この記事の目次 []
  1. ・武道館へ向けた想い
  2. ・ONENESS
  3. ・総勢76名の豪華出演者
  4. ・武道館で初めて完成する曲

武道館へ向けた想い


11月9日に配信限定でリリースされたばかりの『ONENESS』は、武道館ライブのテーマソングだ。

ロックバンドの聖地と言われる武道館へ立つのは実に10年ぶり。ここに辿り着くことは決して容易ではなかった彼らの、楽曲に込めた想い、武道館へ向けた想いは一体なんだろうか。

ONENESS

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もがいては四苦八苦
揺れる振り子はチックタック
ジャンルの壁打ち砕く
冷めないこの思い真空パック
≪ONENESS 歌詞より抜粋≫
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歌い出しの部分はKOHSHIが歌っている。デビュー前、そしてデビューを果たしてからも、様々な壁にぶち当たり、葛藤してきた日々を振り返るような歌詞が印象的だ。

「変わらぬ想い真空パックに詰め」というところがいい。変質してしまうことのないよう、大切にしまいこむ。そんなところだろう。あの日の思いが胸の奥深くで息づいているのだ。

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期待と夢 バックパックに詰め
進め リスクなんてな 覚悟の上
突き動かすのは君の声
この胸の内で 咲き誇れ
≪ONENESS 歌詞より抜粋≫
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この部分はデビュー前から変わらぬ心境が歌われている。音楽の道に進む上では、安定感のある仕事とは異なり、リスクがつきものだ。音楽で夢を見ることができる分、いつその夢が終わりを告げてもおかしくない。そんな不安と期待という相反する感情を常に抱えながら前に進む。

そんな覚悟と、ライブという一期一会の場面で響く観客の声。その一つ一つが心の支えとなり、自分を何度でも音楽の道へと引き戻させる。常に力強く支えてくれる特別な存在であることが歌われている。

ライブというものが何より好きで、一期一会の出会いを大切にし続けているFLOWだからこそ歌える歌詞である。


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アレが足りない コレが出来ない
僕のものはみすぼらしくて
アレがやりたい ソレになりたい
他人のものが羨ましかった
≪ONENESS 歌詞より抜粋≫
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2番では、ボーカルKEIGOが透明感のある声で歌い上げる歌詞が胸に刺さる。人と比べて焦る日々。人のものを羨み、自分にないものを見て悔しさを覚える日々。

そんなリアルな感情が胸に迫る。普通なら隠しておきたい裏の部分。いわば本音をあえて歌うことで、泥臭いながらも音楽に対する切実な思いが痛いほど伝わってくる。

まっすぐな歌詞だからこそ届くものがある。

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僕らの持ってる力は
何かを変えて来れたかな?
ただ誇るべきものがたった1つ
15年歩んだ道1つ
≪ONENESS 歌詞より抜粋≫
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それでも、悩み苦しみながら歩んで来た15年という月日が、確かに道となって残っている。そのことだけが唯一の誇りとなり、FLOWを支えているのだ。赤裸々に歌われる思いが、聴く人の心の奥深くにまで刺さってくる、KEIGOならではの歌詞だ。

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共に 唄い 繋ぐ 世界
願い 響く 声が 紡ぐ ONENESS
≪ONENESS 歌詞より抜粋≫
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曲の最後には、共に歌うことで生まれる、たった一つ、唯一無二の「ONENESS」という楽曲そのものを歌い上げているような歌詞である。

総勢76名の豪華出演者


『ONENESS』には実に28組76名もの豪華なメンバーが楽曲のMVに参加している。FLOWが15年間の活動の中で出会った、親交の深いアーティストばかりだ。

同じアミューズ事務所の先輩であるポルノグラフィティや、デビュー前から親交のある高橋優、「FLOW×GRANRODEO」として楽曲もリリースし、プライベートでも仲のよいGRANRODEO、KEIGOとTAKEが大好きなプロレスつながりの真壁刀義、東日本大震災を通じて出会った閖上太鼓保存会のメンバーなど、その幅は広い。

音楽の垣根を越えて活動するというポリシーを持ったFLOWらしく、親交のある人たちもバラエティに富んでいる。

人との出会いを大切にしてきたFLOWだからこその豪華な面々が参加したMVは、どこかドキュメンタリーのような仕上がりになっており、見ているだけで10年ぶりの武道館へかけるFLOWの思いがひしひしと伝わってくる映像作品だ。

曲だけでなくこのMVも、映像作品として何度でも繰り返して見たくなる、聴きたくなる極上の仕上がりとなっている。

武道館で初めて完成する曲


10年ぶりの武道館へ向けての想いを詰め込んだ楽曲になっているが、実は今の段階ではまだ『ONENESS』は完成していない。

なぜなら、この曲はメンバーのTAKE曰く、武道館へ集まってくれた皆と歌って始めて完成する曲だからだ。

FLOWがメジャーデビューを目指して音楽の道に進み始めた日から続く想いは、デビュー15周年を迎えた今も変わっていない。FLOWにとって決して平坦な道ではなかったこの15年、決して簡単に手の届く場所ではない武道館という特別な場所で迎える、10年ぶりのライブ。

『ONENESS』を完成させるためには、武道館という場所、そこで歌う多くのファンの存在がなければなし得ないのだ。武道館で観客と共に歌うことだけを考えて作られた楽曲だからこそ、それは武道館で歌われて始めて完成を迎える。

武道館という場所でしか生まれない、1月30日という、特別な武道館での1日の中でしか生まれ得ない楽曲。それこそ『ONENESS』であり、底に『ONENESS』たる所以がある。10年ぶり2度目の武道館ライブを敢行するFLOWにこの上ない「今」を切り取った楽曲になっている。

だからこそ『ONENESS』は未完成である。今はまだそれぞれの胸の内で大切に歌われ、温められ、来年の1月30日、武道館ライブで始めて完成する、産声を上げる曲だ。

10年ぶりとなる武道館ライブも、FLOWなら間違いなく最高のステージにしてくれると確信できる。そして、『ONENESS』が武道館で産声を上げる瞬間に立ち会いたいと思わせる名曲になった。

TEXT 岡野ケイ

KOHSHI(Vo)、KEIGO(Vo)、TAKE(Gt)、GOT’S(Ba)、IWASAKI(Dr)の5人組ミクスチャーロックバンド。 兄弟であるKOHSHI(兄、Vo)、TAKE(弟、G)が1993年から音楽活動を始め、1998年にFLOWを結成。99年にKEIGO(Vo)、GOT’S(Ba)、2000年にIWASAKI(Dr)が加わり現在の形となる。 2003 年にシング···

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