KEYTALKがメロメロ?セクシーなMV秘話
――MVも公開されてますけど、この撮影はかなり良い思い出になったんじゃないでしょうか?(笑)
全員:(笑)
八木優樹:もう最高でしたね!
――MVではセクシーな美女が出ていらっしゃいましたが撮影の時はきっと私達視聴者より見えちゃっていたんですもんね!
八木優樹:(無言でニコニコ)
寺中友将:気持ちわりぃーからやめろ(笑)(八木を叩く)
八木優樹:ごめんなさい!ごめんなさい(笑)。本当に大事なポイントは見えてはないんですけど…はい!!
全員:(笑)
――MVでの寺中さんの表情が良かったです!
寺中友将:あれは監督に言われてやってたんですよ!監督さんが「次、巨匠チラッと(女性の胸を)みてリアクションよろしく!スタート!」って言われてやったんです。
――もちろん監督さんの指示だろうとは思いましたが、その指示を受けてのあの表情…と思うとある意味面白いんです(笑)!
寺中友将:まじですか…(笑)、嬉しみ!
全員:(笑)
――演奏シーンがほとんどだったかと思いますが、撮影はいかがでしたか?
首藤義勝:ちょっと竿の方に異変が起きちゃったんですけど…。
全員:(笑)
首藤義勝:ベースの竿で隠せたので、事なきを終えました。
八木優樹:竿on竿!!
──韻まで踏んできましたね…
全員:(笑)
――MVのドラムセットがシンプルでしたが、音も割とシンプルですよね…もしかしてあのドラムで音も録っているんでしょうか?!
八木優樹:あれは違いますね。映像用にシンプルにしている感じです。
――そうですよね(笑)。あのドラムセットはとても可愛かったです!
八木優樹:そうですね、なんか人が見えますよね(笑)。あのドラムセットで出来たらめちゃめちゃカッコいいと思うのでぜひ3つのドラムで挑戦してみたいです。
――小野さんのギターは間奏でだいぶ、暴れていらっしゃいましたね。
小野武正:間奏に関しては、当日こういうソロが弾きたいなって思っていたんですけど、4人で演奏を合わせたときに、あんまり考えこみすぎない方がいいなって。
4人で演奏したあと、ソロ部分を録りなおしますって言って、録れた奇跡のワンテイクなんですよ。
弾ける泡のようなソロが弾きたいと思って、弾かせていただきました。
――八木さんは演奏面でこだわった部分はありましたか?
八木優樹:一番最後に盛り上がっていくサビがあるんですけど、そこで2人(首藤&寺中)がツインボーカルで、メロディーを歌うんですね。そこはドラムも地味に盛り上がっていくところなので、聴いてもらえたら嬉しいです。
――このテンポな感じは、ライブではどのようにノるイメージでしょう?
首藤義勝:フェスでは披露しているんですけど、ジャンプでは遅すぎるので体全体を揺らしてもらえると良いと思います。
――小さい子からおじいさん、おばあさんまでノれるテンポ感ですしね!
首藤義勝:はい。ぜひいろんな世代の方に聴いて欲しいです!
ロマンチストな巨匠が描いたカップリングの『海』
――カップリングの『海』は寺中さんが作詞・作曲を担当されています。とてもロマンチストな歌詞だなと思いました。寺中友将:はい!ロマンチストです!
――この歌詞を書かれた時、思い出した恋があったんでしょうか?
寺中友将:俺の中で、「海には色んなことがあるよね」的な感じはありますね。この思い出がとかそういう訳じゃないんですけど、色んな傷が海にもあり。みなさんはありますか?
首藤義勝:あるよ〜。
寺中友将:やっぱり切ない思いとかって、海で沢山あると思うんです。
――ありますか?(笑)
八木優樹:ないと言ったら嘘になりますね。
寺中友将:ありませんか?
――切ない想いですか…特にないんです。海に置いてきたい失敗ならありますけど…(笑)。
寺中友将:つまりそういう事ですね!僕、海が本当に好きなんですよ。海の曲、夏の曲含めて、沢山書いてきましたし。これからもずっと書いていきたいなという想いはあって。
夏をテーマにした曲はめちゃくちゃあるんですけど、海をテーマにしたのは初めてかなって。
――それでタイトルもシンプルに『海』にされたんですね。
寺中友将:色々考えたりもしたんですけど、プロデューサーの意見もあって。“最初のタイトル好きだけどな”とも言われたんですけど、『海』って一言で表現した方がカッコいいなっていう所から最終的に決まりました。
ピアノのラインも最初のデモの時点で考えて作って。波の感じを表現できたらいいなという所から、作りました。
KEYTALKが選ぶピックアップフレーズ!
――今作2曲の中で皆さんが好きな歌詞のフレーズを伺っていきたいと思います。
八木優樹:どこのフレーズがっていうよりは、全体的にちょっと切ないんですけど巨匠の歌い方とサウンドで、切なく歌えなくなる部分があって。
ちょっと前の巨匠の表現だと、もっと切ない曲になっていたと思うんですけど。逆にキュンとしますね。
――そこの部分は寺中さんも意識されたところなのでしょうか?
寺中友将:歌い方とか歌詞を作る事に関しては、全く意識してない所です。でも八木くんはいつも、僕だけじゃなくて他のメンバーに対しても、歌詞の気づきを一番してくれますね。
八木優樹:KEYTALKのファンなんで、そういうの一番感じ取ります!
首藤義勝:いつもサポートありがとう。
八木優樹:全然!光栄です!(笑)
――では、『BUBBLE-GUM MAGIC』の中でお気に入りの歌詞を寺中さんお願いします!
寺中友将:「敵は己のサバイバルゲーム」!!
首藤義勝:これはオナニーの事を表現しています!!
全員:(笑)
――全体通してそういう曲だったんでしょうか?!
首藤義勝:違います違います!
寺中友将:音楽の事をテーマに歌っている曲ですからね。最後の歌詞の「変わらない変わることない」から、メインが色濃く出ている所なんですけど、そこを二人でハモらずに同じ音で、歌っています。これをなんていうんだっけ…。
八木優樹:ユニゾン?
寺中友将:そう!UNISON SQUARE GARDEN!
首藤義勝:それ先輩バンドだから(笑)!
寺中友将:僕ら実は、ユニゾンをすることがなかなかなくて…。珍しい所ではあるんですけど、そこが凄くエモい。
この音楽という荒波の中で、ずっと夢みていたい、ずっと歌い続けるぜ!音を止めずにいこうぜ!DON’T STOP THE MUSICっていう感じで、この歌詞は書かれているんだと思います。
「敵は己のサバイバルゲーム」は誰と闘うでもなく、自分たちと闘うっていう感じです。
首藤義勝:カッコいい~!!