彼らの魅力や楽曲の特徴、さらにはオススメのポイントやその他のバンドについて、ロック好きのアラサーが解説いたします!
ハルカミライって何者??
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ハルカミライは、東京都八王子市出身の4人組バンド。
1993〜5年生まれのメンバーで構成された若手です。
「なんだー、若手かー」と思った方、侮ることなかれ。
筆者も若手バンドにはあまり興味がありませんでしたが、ハルカミライは凄いです。
まず、歌がうまい。
LIVEではアレンジを加えて歌うけれども、絶対に音は外しません。
そして演奏もうまい。
ボーカルの声をプッシュするかのようなまとまりがあります。
また、歌詞とメロディーもいい。
綺麗な日本語を、キャッチーなメロディーに乗せて歌うのでスムーズに耳に入ってきます。
加えて、MCを含むライブパフォーマンスも凄い。
客席に降りてきて歌うようなアクティブなパフォーマンスは圧倒されます!
えぇ、もう文句なしなんですよね。(笑)
ちなみに、バンド名はUNLIMITSというバンドの「ハルカカナタ」という曲が由来なんだそう。
そんなハルカミライが奏でる楽曲の特徴について、具体的にチェックしていきましょう!
とにかく聴きやすい!
ハルカミライが作る楽曲の一番の魅力は、聴きやすさにあると思います。
耳馴染みのいいメロディーと、確かな演奏。
ファルセットが多いのに音程が確実で、歌詞も聞き取りやすい。
全てがうまく調和しているんです。
だから「ここのドラムめっちゃうるさい」とか、「え、いまなんて言った?」とか、余計な部分に気を取られることがほぼありません。
普段ロックを全く聞かないという方でも、恐らく聴きやすいことでしょう。
とはいえ、ポップスのように単調ではないのがまたいいところ。
具体的な例をあげると、必ずと言っていいほどどの楽曲も転調するんです!
それも、ガラッと変わるわけではなく自然な転調。
この楽曲がもつ2面性も、ハルカミライをおすすめしたくなるポイントです。
単純そうに見えて非常にトリッキー。
若手とは思えないスキルですね!
そしてもう一つ個人的に推しているポイントが、ボーカル・橋下マナブさんの動き。
「絶対甲本ヒロト好きでしょ!」と言わんばかりの動きなのです。(笑)
ルーツはブルーハーツなのか…と思うと、おじさん達の心のハードルも下がるはず。
要チェックです!
このバンドも聞いてみて!
ここまででだいぶハルカミライにハマってきたという方!
この系統がお好きな方に、他にもオススメしたいバンドがあります。
例えば、Hump Back。
ガールズバンドですが強さがあり、歌詞もストレート。
「拝啓、少年よ」という楽曲は、個人的に久々にヒットした青春ソングです。
そして何を隠そう、Hump Backはハルカミライと同じ事務所。
だからなんとなく良さそうな感じはお分りいただけますよね(笑)。
同じ事務所に所属する若手バンドといえばSIX LOUNGEも見逃せません。
ハルカミライよりさらに若い彼らですが、色気はハルカミライよりハルカに上(笑)。
ゴリゴリのロックンロール、そしてややダークな雰囲気ですが、そこがまたかっこいい・・・!
ぜひチェックしてみてください♪
ハルカミライのおすすめ曲3選
カントリーロード
まずご紹介するのは、ハルカミライが注目を浴びるきっかけにもなった楽曲。
カントリーロードと言っても、あの有名な楽曲のカバーではありません(笑)
歌詞をご覧いただくとわかるように、ハルカミライのオリジナルです。
一見、何を歌っているのかについてはよく分りませんよね。
当然筆者にも正解は分りません。
ですが個人的な見解としては、「大人になること」について歌われているように思います。
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大きなカーブの坂道の途中
僕らはそこで取り残された
胸が苦しくなる
≪カントリーロード 歌詞より抜粋≫
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これは成長する過程で、なんらかの困難に苦しんでいる状況。
大人になるにつれて、たくさんの障害が起こりえますからね。
そして続くのが以下の歌詞。
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大人たちの固めたバリケードの
心の奥底の内側まで音が漏れるように
≪カントリーロード 歌詞より抜粋≫
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"大人達の固めたバリケード=レッテル・イメージ"ではないかと思います。
私もですが、おじさんとかおばさんって勝手なこと言いますよね。
「大人って大変」とか「若い頃の方が楽しかった」とか。
でも、そんな勝手に作られたレッテルやイメージから、音が漏れている。
一体、その音とはなんなのでしょうか。
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歓びの歌が俺の前で鳴ってる
歓びの歌が目の前で鳴っている
≪カントリーロード 歌詞より抜粋≫
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答えは、歓びの歌。
この「歓びの歌」は大人になることに対してのポジティブな感情を表現しています。
まとめると、
「大人になるにつれてたくさんの困難に出会うけれども、世間一般で言われているほど大人になることって悪くない。むしろ可能性に溢れている!」
というメッセージをまき散らしているのではないでしょうか。
若いみなさんにはぴったりな楽曲ですね!
世界を終わらせて
続いてご紹介するのは、ハルカミライ至極のラブソング。
熱いですよね!若い証拠!(笑)
この楽曲の素敵なところは、リアルさと非リアルさがバランスよく歌われている点。
例えば冒頭の部分。
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君好みの味は基本は薄めで
強がりで嘘は意外と付けて
≪世界を終わらせて 歌詞より抜粋≫
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愛する彼女の特徴ですね。
味付けの話とか、性格の話とか、ちょっとした付き合いではわからない具体的な部分が歌われています。
しかし、後半ではこの彼女との関係について、急に神様に語りかけ始めます。
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来世もその次も巡り会えないのなら
お願い続きを投げ出して神様
≪世界を終わらせて 歌詞より抜粋≫
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いきなり神様に喧嘩を売るあたりから彼女に対する愛は非常に伝わってくるのですが…
楽曲全体がこんな風に神様へのお願いだったら、「何言ってんだコイツ」ですよね。
でも、前半のリアルさがあるからこそ非現実的な歌詞を歌うことで、彼女への愛が引き立つんだと思うんです。
この彼は、彼女のことを本当によく理解しているなどきちんと現実が見えているタイプ。
ご紹介した以外の部分でも、「〜って彼女はいうはず」的な、彼女のことを理解していないと出てこないような発言が多々あります。
占いで相性とか占っちゃう系男子ですけど、結果が最悪でも笑って受け止める。
決してスピリチュアル系男子ではなく、現実をきちんと見ているタイプです。
そんな彼が神様に喧嘩売っちゃったり、運命とか奇跡とか言っちゃう…!
だから彼女に対する愛がバシバシ伝わってくるのだと思います。
素敵。
アストロビスタ
こちらはあの名バンドが登場する楽曲。
歌詞に注目です!
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眠れない夜に私 ブルーハーツを聴くのさ
≪アストロビスタ 歌詞より抜粋≫
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出てきましたね、ブルーハーツ!
やはり好きなんだなーと納得です。
にしてもこの曲、歌詞が非常に難解ですよね。
もちろん、一文一文の意味はわかるのですが…全体像が全く不明!
ラブソングなのかなんなのか…。
ちなみに、MVはとある男女の出会いから別れが描かれています。
ということは失恋ソング?とも思いますよね。
確かに、そう思わせる歌詞もあります。
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忘れないでほしい 私も思ってるよ
写真はまだ見れないけどさ
≪アストロビスタ 歌詞より抜粋≫
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別れたけど、私のことは忘れないでほしい。
写真を見れるほどまだ傷は癒えてないけど、私もあなたのこと忘れないから…。
と、解釈することができますよね。
でも…なんで冒頭ではブルーハーツを独り占めしてドキドキしてるんだって話…。
もしかしたら一つの話ではないのかもしれませんね。
真相はハシモトマナブさんにしか分りません。
みなさんはどのようなストーリーが思い浮かびますか?
メジャーデビュー後の活動やいかに!?
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以上、ハルカミライの魅力や楽曲についてご紹介いたしました!
若手バンドが好きな方もそうでない方も、興味を持っていただけたでしょうか?
冒頭でも述べた通り、ハルカミライは2019年に待望のメジャーデビューを果たしました。
ですから、今まで以上の活躍が期待できるはず!
新曲のリリースやライブ、フェスへの参加など何が起こるか楽しみですね♪
ぜひ今後の動きにも注目しつつ、今回ご紹介しきれなかった楽曲もチェックしてみてください^^
TEXT ゆとりーな