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しゅかしゅんYUNAのUrock!第1回はしゅかしゅんの「ガチ夢」収録曲について!

大阪☆春夏秋冬(しゅかしゅん)のYUNAが音楽について語る連載コラム「しゅかしゅんYUNAのUrock!」がスタート! 第1回は7月31日に自身達がリリースしたmini Album『ガチ上がるハイテンションまで夢じゃないこの現実』の収録楽曲を本人の目線から語っていただきました!

「しゅかしゅんYUNAのU rock!」はじまります

こんにちは。大阪☆春夏秋冬のYUNA(ユウナ)です☺︎



カメラで写真を撮る事が好きなのですが、その中でも自ら自分を撮影するというセルフポートレートが得意で、写真展なども開催させていただいています。
▶YUNAのInstagramはコチラ

あと音楽の自分流の聴き方として、幅広くジャンルにとらわれず音楽を辿りながら色んな人が作成したプレイリストを聴き漁る事にハマっています。

ですがやはりロックミュージックは自分の人生を変えてくれた音楽でもあるので、これからも深い関係でありたいと思っています。

普段は大阪☆春夏秋冬のメンバーとして活動中

普段はカタヤブリをテーマに大阪☆春夏秋冬のメンバーとして大阪と東京でのライブ活動を中心に、様々なメディア発信や個々での活動を行なっています。

▲大阪☆春夏秋冬

メンバー全員が幼い頃からダンススクールに通い、2012年にグループ結成以降メジャーデビューを夢見ていました。そして2017年にavexよりメジャーデビューという夢が叶い、今も新たな夢に向け走り抜けている途中です。


そんな私が、今回からUtaTenにて音楽コラムを連載させていただく事になりました!自分たちの曲や、私の好きな楽曲、様々なジャンルに対する音楽への想いというものを書かせていただきます。

よろしくお願いします!

『ガチ上がるハイテンションまで夢じゃないこの現実』


【第1回】
大阪☆春夏秋冬mini Album
『ガチ上がるハイテンションまで夢じゃないこの現実』

▼あわせて読みたい


「NO-LIMIT」


いけいけ!!!


そんな言葉が聞こえるので差し出してくれた仲間の手を取り、また今日を踏み出す。



感情や傷の痛みが擬人化されたMr.PAIN

「ライブ中に自分で限界を決めるな」なんて言葉をかけられた事があります。まあ確かに、何に怯えていたのか自分が自分らしくいれればいいと、限界を決めていたかもしれません。

ただ今までどうやって限界を決めてきたのかもわからないのに、何をすれば限界を越えられるなんかなんて尚更わからない訳で。アニメみたいに自分が炎でも吹ければいいですけど。もちろんそんな事出来ませんし。

ネガティブな気持ちになってると「そんなもの考えても無駄だ!」だなんてもう1人の自分Mr.PAINが見下してくる。よく出てくるんですよこいつ、、「おい、やめてくれ出てくるな」。

自分の大好きな時間を自分で抑制してしまってるってすごいショックな事なんですよね。だからって諦めるわけにも行きませんし、悔しいので答えを求めて探し続けるんですけど。

【諦めが悪い才能】なんて歌詞、本当にその通り。結局、次のライブまで限界値を見つけられずに奴と睨み合う事になってしまいました。だけど突然見つけられたんですよ。

答えは一番近いその中にあって、ライブ中に初めて自分の限界を超えた瞬間を体感できたんです。自分でも驚きました。まさか自分がこんなパワーを持ってたなんて。今までは何かから逃げて、ただ一人で走っていたものが、いつの間にかしっかり何かを探し求めて走っていました。「どっからでもかかってこい!」そんな言葉が言えるほどに強くなれた気がします。

もしかしたら炎を吹けるようにもなってるかも知れませんね。奴に勝てるのは自分だけなんです、きっと。


幼馴染の私達にとって毎日一緒に暮らすメンバーは本当に家族のような存在になっています。だから、ついついFAIRY TAILと自分たちを照らし合わせてしまうんです。

アニメも漫画も制覇してFTのファンになったわけですが、ラクサス破門の場面とファンタジアでの景色は本当に忘れられません。ハンドサインは違えどみんなが手を挙げている景色が、私たちがLIVE中に「NO-LIMIT」で見られるものと同じなんです。私たちにとって拳を上げる動作は単なる振り付けではなくて、仲間である証だと思っています。

LIVEをすれば少しずつかも知れないけど仲間が増えいくと信じています。いつかそのサインをみんなのパワーにも変えてみせる、と約束します。強がることでもないですけど、それくらいの信頼をみんなにおいているとを知っていて欲しいんです。

「『仲間』とは言葉だけのものではない。仲間とは心。無条件で信じられる相手」というメイビスの言葉があるんですが、その言葉を聞いて以来、LIVE中には無条件で信頼関係が生まれる力があると思うようになりました。一方で手を上げてくれる人もいれば、もちろん手を上げないままの人もいます。

ただそれはその人に対する信頼をこちら側から伝えきれない場合に過ぎなくて。時間をかけてでも目の前の人たちを信頼し『仲間』という関係を築き、この曲を、アニメが好きな方、しゅかしゅんを好きでいてくださる方の架け橋にしていきたいと思っています。

共に生きていく事に意味なんて必要ない。限界を突破しながら新たに旗をあげ生きていく、そんな思いをロングトーンに乗せて果てなき未来へ。




「Dance to the light」

初めてLAのクラブへ行き、恋に落ちてしまった一夜の話

実はこのミニアルバムのタイトル【ガチ上がるハイテンションまで夢じゃない現実】ってこの曲の歌詞に出てくるんです。それも、サビじゃなくてBメロに。



今回はしゅかしゅん史上最高に激しいアルバムなので、今までで一番BPMが速い曲もあれば曲名からは想像もできない激しい曲もあるんですが、その曲たちに比べるとこの曲って少し落ち着いて聴こえると思うんです。

だけど歌詞を含めると、それはもうめちゃくちゃ激しくて。予想外のメロディーラインと展開。これが、これからしゅかしゅんの新しいスパイスになってくる、そう感じています。


外で朝を迎えたことがあると言えば...あの日のパーティーの事ですかね。なんて話せる気の利いたエピソードがあればいいんですが。ダンススタジオで深夜から朝まで新曲の振りうつしを行う、オール練しか見当たらなくてまだまだ狭い世界で生きてるなぁと感じています。

だけどこの曲を聴いてると、オシャレやドレスアップをして様々な充実感を満たす人たちが集まる場へ連れていってくれる感覚になるんです。面白いですよね、匂いを嗅いた事もない場所にいる自分を想像するって。

ただみなさんには感覚だけじゃなくて、ライブで実際に体感してほしいと思っています。ミニアルバムに入っているそれぞれの曲の世界へ、深く入り込める場所を再現したいんです。特にこの曲ではダンスを含め世界観作りにこだわり、今までにないダンスミュージックを楽しんでもらいたいですね。

ダンスミュージックと言っても本当に広い世界の話で、幼い頃からダンスに馴染みのある私たちですらまだまだ狭い場所にとどまってしまっています。今までにないものを創造するのって、ただ作るだけでなく今までの歴史なんかを知らないと成立しないものなんですかね。

知識関係なく楽しんでもらえる曲になるのが理想で、知識的に知り尽くす人にだけ伝わるものもあれば、それはそれで面白いと思っています。

あの、駅の改札の外で男女が向き合ってるあれ、どう思います?まあ、最近では気にすることも、ついつい横目で見てしまうことも無くなるくらいには日常茶飯事なんですけど。私の場合スーパーから出てきたおばちゃんが、卵を落としたのを間近で見てしまった時の方がどうすればいいのかわかりませんでした。そんな事どうでもいいんですが。そうなんです、初めて私たちの音楽を聞くときに関してはそれくらい適当でいいと思っています。


人を好きになることも何かに挑戦することもゲームみたいな感覚として、楽しむ気持ちって意外と大切なんじゃないですかね。大切なものがあるからこそ、閉ざした心を飾る服もアクセサリーを全部脱ぎ捨てても、見えてくる世界があるはずで。

私自身この曲で、細かいジャンルやシーンにとらわれない音楽の遊び方ってものに出会えたので、それを共感してくれる人に出会えるとこれはまた嬉しい事です。


「その手」



ギュッ。


ギターの音に心を締め付けられる。そんな感覚から曲が始まり、会場いっぱいに手が上がる。

夢を見させてくれる希望の光で埋め尽くされた景色は本当に最高だ、、、目の前の人たちの幸せ・悔しさ・努力・優しさが、手のひらから伝わってくる。不思議だなぁ。初対面の人はもちろん、よく来てくれる人の生活も何も知らないのに。

この曲は音楽プロデューサーでもあり、FULLSCRATCH、the HIATUS、RADIOTSのギタリストで、LUNA SEAのJのサポートもしているmasasucksさんが書いてくださった歌詞に私たちも手を加えさせていただき完成しました。メンバー全員で作詞なんて初めての挑戦だったのだけれど、6人のこの曲への想いが似ていたせいか、割と早い時間で書き終わったんです。



ただ、それで完成させるのではなくLIVEでオーディエンスのみんなと一緒に曲を作りたいという想いがあって、3月21日に「その手(demo音源)」とゆう未完成の音源で音楽配信を開始しました。

しかしながら曲を作っていきたいと言いつつも、LIVEのオケが生バンドならまだしも、カラオケ音源での大阪☆春夏秋冬のLIVEスタイルの中で歌詞やメロディー、コールアンドレスポンスまでをLIVEごとに変えていくなんて、意外とハイリスクだなぁという印象で。

変化に気づいてくれるのか、タイミングに困ってしまわないかなんて色んな事を考えてたんですけど、全くそんな心配いらなかったみたいです。LIVEという一秒一秒を作り出す瞬間に、躊躇いなんかいらなくて。私たちのLIVEは殴り合いのようなものでもあると思ってます。

初対面だろうがぶつかっていけばぶつかってきてくれるみんながいて、叫べば叫んでくれるみんながいる、その関係って簡単なものじゃないけど音楽にはそういう力があります。LIVEを重ね4ヶ月かけてみんなと作り上げた「その手」。今ついに完成しました。



歌詞では過去の自分たちの失敗や挫折、成長を感じる今、そしてこれからの意思を表現しています。成功ばかりの生き様だけが、かっこいいのか? まぁ、かっこいいの価値観なんて人それぞれだし、値は決めるものでもないと思ってるんですけど。

どんな過去だろうと気にすることなく、かけ離れた理想と現実を近づけるために、好きなことをやり続けたいですよね。結果が出るのに時間がかかろうと続けることで、いつか夢を掴む事ができ、現実が理想になると信じています。

後、この歌には私たちがLIVEに対する思いも詰め込みました。これからもLIVEをし続けたい理由、諦めずてっぺんまで突き進みたい理由があります。今までいろんな意見を受けたり、うまくいかない事も沢山ありましたが、自分たち【らしさ】に自信を持ちながら今年で結成7周年を迎えました。【らしさ】って、簡単なようで難しいですよね。

個性を上手く発揮できたりそれが認められた時には、自分に自信が持てるようになると思うんですけど、逆に自分の成長を認められていないように聞こえたり、個性の出し方がわからず悩む時もあると思います。

今まで自信を持ってきたと言いましたが、今となって昔のしゅかしゅん【らしさ】がなくなったね、と思う人もいるかもしれません。だけどそれでいいんです。一人一人にしか満たすことのできない個性や魅力を今その瞬間の新たなものにして、それをLIVEで表現していきたい、そう思っています。


サビの歌詞にもある【君との約束】。夢を掴むという遠い約束だけでなく、共に乗り越え明日を迎えようという近い約束を結びたい。誰かの日常に手を差し出せる曲、みんなにとって手を握りかえせるそんな曲であれますように。


是非「その手(demo音源)」の歌詞と見比べながら、完成版の「その手」を聴いてみて下さい。そして完成版のみに入っている最後のサビから終わりにかけてのシンガロング。これを読んでくれているあなたの声をLIVEで聞かせにきてください。

▼demo音源の歌詞はコチラ


▼アルバム版を購入する




次回 U rock!もお楽しみに

いかがでしたでしょうか?

好きなものについて話すと、ついつい人と観点がずれてしまったり一人で突っ走ってしまう事が多いのですが、ここではゆっくり楽しんで行きたいと思っています。

このコラムを読んで、私たちの曲を気になった方は是非ミニアルバムを聴いてみてくだい!

そして是非一度ライブへ遊びに来てください!お会いできるのを楽しみにしています。

次回はミニアルバムの残りの3曲についてお話しさせていただきますので、どうぞよろしくお願いします。

You rock!!



TEXT YUNA

この記事を書いた人


YUNA(ユウナ)
1999年5月26日生まれ(双子座 /A型/一人っ子)

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5人組ガールズ ダンス&ヴォーカルユニット! 圧巻の歌唱力と、4人の個性溢れるコーラス&ダンスワークで、ROCK・ファンク・POPS・バラードと幅広い音楽を、歌とダンスで表現する驚きのパフォーマンス。音源だけでは満足できない、本物の LIVEアーティスト。 ▷大阪☆春夏秋冬オフィシャルHP ▷大阪☆···

この特集へのレビュー

男性

まーくん

2019/08/06 07:37

U rock!連載開始おめでとう!
1曲ごとに由奈ちゃんが感じたこと、歌詞に込められた意味、その歌詞に背中を押されたってエピソードとか、いろんなことご知れて凄く良かった。
特に、「初めて聴く時はそれくらい適当でいい」って表現がいいね!
音楽はもっとフラットなものでいいし、各々が自由に楽しめばいいんだよ!って言われてるような気がして。

次回も楽しみにしてる!

女性

大阪さんファン

2019/08/06 00:38

TIFでの反響を見て改めて読んでます。次が待ちきれないよ。

女性

初心者

2019/08/04 15:13

イナズマロックを目指すSHOWROOM見ました。それでこのコラムにたどりつき大阪☆春夏秋冬のビギナーに私としてはみなさんの思いを知るいいコラムでした。同世代なのに凄く大人な感じがして憧れです。

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